水原被告、嘘だらけの“生活困窮” 大谷からボーナス…預金3000万円も、暴かれたお財布事情

水原被告は「著しく低賃金」「ストレス」と訴えも…

全てを一蹴する判決が下された。ドジャース・大谷翔平投手の元通訳で、銀行詐欺罪などに問われている水原一平被告の量刑言い渡しが6日(日本時間7日)に行われ、検察の求刑通り禁錮4年9か月が言い渡された。検察側は水原被告の主張した「著しく低賃金」について、真っ向から否定する内容を明かした。

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1月23日(同24日)に公開された申告書の中で、水原被告は大谷の通訳業が「著しく低賃金だと感じていた」「生活に順応できるよう、最初の数年はショウヘイの近くに住む必要があった」などと主張。大谷の隣で公私をともにする状況により、生活が困窮したことを訴えた。

しかしこの日、連邦検事補のジェフ・ミッチェル氏は水原被告の訴えを否定した。オンラインギャンブル業界に焦点を当てた雑誌「iGaming Business」によると、大谷は水原被告に雑用を依頼した際はチップ(謝礼金)を渡しており、さらに「オオタニやその他の野球選手は彼(水原被告)に対して、5桁(最低1万ドル=約151万円)の年末ボーナスを複数回渡していた」という。

また、同誌によると「オオタニのスポンサー企業からの提供品も受け取っていた。さらに、2023年末には、オオタニがミズハラにポルシェのSUVをプレゼントしている」ことを明かした。

水原被告は2021年9月に最初の不正送金となる4万ドル(約610万円)を大谷の口座から盗んだ。この時、銀行口座には3万4000ドル(約523万円)以上の残高があり、盗用せずにブックメーカーへ支払うことが可能だったが、送金せず。さらに2024年3月には19万5000ドル(約3000万円)以上はあったという。

(Full-Count編集部)

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