犯行の発覚避けるため貸金庫の故障装う事も…客の資産盗んだ疑いで元行員の女逮捕を受け三菱UFJ銀行が謝罪コメント「銀行ビジネスの根幹を揺るがすもの」(FNNプライムオンライン(フジテレビ系)) – Yahoo!ニュース

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三菱UFJ銀行は14日、顧客が利用する貸金庫から金塊あわせて約20kg、時価総額2億6000万円相当を盗んだ疑いで元行員の今村由香理容疑者(46)が逮捕された事を受け、謝罪のコメントともに、今村容疑者の職歴や事案の手法について明らかにした。 【画像】うつむきながら歩く今村由香理容疑者(46)…会見では半沢頭取が謝罪 三菱UFJ銀行によると、今村容疑者は1999 年に入行し、2020年4月から2022年6月まで江古田支店の営業課長、2022年6月から2024年9月までは練馬支店の営業課長と営業課支店長代理を、2024年10月からは玉川支店の営業課支店長代理を務めたが、2024年11月14日に懲戒解雇された。 犯行の手口については、支店が保管する予備鍵を不正に利用し、顧客の貸金庫を開けていたが、鍵が保管してある封をされた封筒については、使用後に鍵を封筒に戻し、再度糊付けしていたという。 また、被害にあった顧客が貸金庫を利用する際には、発覚を免れるために、他の顧客の資産を入れた他、急な来店の場合には、貸金庫システムの電源を切り、故障を装っていたという。 盗んだ顧客の資産の使い道については、主にFX投資に流用したとしている。 元行員が顧客の資産を盗んだ疑いで逮捕された事を受けて、三菱UFJ銀行は「お客さまをはじめとしたご関係者の皆さまにご迷惑とご心配をおかけしており、改めて心よりお詫び申し上げます。弊行は、これまでと同様警察の捜査に全面的に協力してまいります」と謝罪した。 その上で、「被害にあわれたお客さまへの対応と、全てのお客さまのご不安払しょくを最優先に 対応しており、被害にあわれたお客さまの補償について引き続き誠意を持って対応を進めており ます。また、事案の発生原因の分析と、予備鍵の本部一括保管を含む重層的な再発防止策の策定 を進めており、完了次第別途お知らせする予定です」と補償について説明した。 さらに、「本事案は信頼・信用という銀行ビジネスの根幹を揺るがすものであると重く受け止め、全行をあげて再発防止策の策定と実行に取り組み、お客さまや関係する皆さまからの信頼の回復に努めてまいります」としている。

プライムオンライン編集部

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