韓国省庁・警察、ディープシークへの接続遮断|au Webポータル

【ソウルAFP=時事】韓国政府の各省庁と警察は6日、中国の新興企業「DeepSeek(ディープシーク〈深度求索〉)」が開発した高性能の生成人工知能(AI)「R1」について、業務用コンピューターとの接続を遮断したと発表した。利用者情報の管理方法について、データ監視機関からの問い合わせに同社が応じなかったためとしている。≪写真は、中国の新興企業ディープシーク〈深度求索〉のロゴ≫ 韓国はフランスやイタリアなどと共に、データ取り扱いについての情報の開示をディープシークに書面で求めていたが、ディープシーク側はこの要請に返答しなかった。 こうした状況を受けて複数の省庁は同日、生成AIサービスを通じて機密情報が漏えいするのを防ぐため、接続を制限する措置を講じていることを確認した。 国防省当局者はAFPに対し、「ディープシークに対する遮断措置は、特にインターネットに接続された軍関連のパソコンを対象に実施している」と語った。

韓国警察もAFPに、ディープシークへのアクセスを遮断したと明らかにした。産業通商資源省は、すべてのパソコンについてアクセスが一時的に制限されたとしている。【翻訳編集AFPBBNews】

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