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京都に本社がある大手電子部品メーカーの京セラが、鹿児島県薩摩川内市で整備を進めている半導体部品の新工場について、製品の需要が低迷していることから、稼働の時期が未定となっていることが分かりました。 京セラでは近年の半導体不足に対応するため、2022年5月から「鹿児島川内工場」の敷地内で新工場の建設を進めています。 新工場は、鉄骨造りの6階建て、延べ床面積約6万5500平方メートルで、京セラの国内工場として最大規模のもので、当初は2023年10月の稼働を予定していましたが、建設工事の遅れにより完成時期は2025年の夏となっています。 京セラによりますと、この工場ではデータセンター向けの半導体部品の生産を予定していましたが、需要が当初の予測を下回り、現在、計画の見直しを行っていて、完成後の稼働の見通しは立っていません。

京セラでは新工場稼働を見越して新規採用を実施していましたが、現在は工場内の別の部署で勤務しているということです。

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