第3回では、蔦重(横浜さん)は吉原細見の改を行った後も、女郎たちから資金を集め、新たな本作りに駆け回る。
駿河屋(高橋克実さん)は、そんな蔦重が許せず激怒し、家から追い出してしまう。それでも本作りをあきらめない蔦重は、絵師・北尾重政(橋本淳さん)を訪ねる。その頃、江戸城内では、田沼意次(渡辺謙さん)が一度白紙となった白河松平家への養子に、再び田安賢丸(寺田心さん)を送り込もうと、将軍・家治(眞島秀和さん)に相談を持ちかける……と展開した。
小野田さんは蔦重が「一目千本」を届けた湯屋の主人を演じた。
米米CLUBでは奇抜な衣装やメイク、被り物の姿で知られる小野田さんの登場に、SNSでは「ジェームス!」「ジェームス小野田氏キターー!」「すっぴん(?)のジェームス小野田!」などと視聴者は反応。「これジェームス小野田さん?」「大河ドラマで小野ちゃんをみれるなんて胸熱」「小野田さんいい芝居!」とファンは沸いた。
「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は64作目の大河ドラマで、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築いたとされる蔦屋重三郎(略して“蔦重”)の生涯を描く。脚本は一昨年、NHKで放送され、大きな話題となった「ドラマ10『大奥』」などで知られる森下佳子さんが手掛けている。