【ローマ 24日=豊福晋】日本代表MF久保建英が所属するRソシエダードは欧州リーグ・リーグフェーズ第7節でラツィオと対戦し1―3で敗れた。先発出場の久保は前半で交代した。 試合の趨勢(すうせい)を決めたのは前半30分のDFアイエンの退場処分だった。10人となったRソシエダードは終始攻め込まれる展開に。久保は「退場してからはもう僕のプレーどうこうじゃなくなった」と振り返ったが、悔しさもある。前半9分にはCKの流れから久保がダイレクトで右足シュートもゴール手前で味方に当たり枠には届かず。同22分には細かいタッチで相手を引きつけ、MFスチッチのシュートを演出もボールがポストを叩くなど退場までは前線で好機に絡んでいた。 「感覚もいい感じだったのでもっとプレーしたかった。もしまたチャンスがあれば11対11でやってみたい」 アルグアシル監督はハーフタイムで久保、FWオヤルサバル、MFスビメンディらの主力を下げる判断をした。3日後のリーグ戦と翌週に控えるEL最終節を見据えた采配だ。指揮官も久保も、視線はすでに1週間後のEL最終節に向いている。 PAOKとの最終節について久保は「次で勝てばいける。勝ってもまたプレーオフが2試合という厳しいスケジュールになるけど、次は勝つと思うので。どこと当たるかというのも含め、面白いフォーマットだと思う。まずは生き残れるように頑張りたいと思います」と前を向いた。
報知新聞社
*******
****************************************************************************
*******
****************************************************************************