13日は、ほぼフルムーンの他にもお楽しみがもう一つあります。18時過ぎ、国際宇宙ステーション(ISS)/「きぼう」を見るチャンスです。ほぼ全国的に見えやすい角度となり、関東など太平洋側を中心に見られそうです。 国際宇宙ステーション(ISS)は、地上から約400km上空に建設された実験施設で、「きぼう」とは、その中の日本実験棟の名前です。ISSはサッカー場くらいの大きさで、1周およそ90分というスピードで、地球の周りを回っていて、条件が揃えば地上から肉眼で見ることができます。 上の図は、今日1月13日(月:祝)の「きぼう」が見え始める時刻と最大仰角(最接近)時の方角です。18時15分頃から観察のチャンスがあり、九州~北海道にかけて各地で見やすい角度となります。見え始めから見え終わりまでは3分程度です。 明るい星のような光が、飛行機よりも速めのスピードで、流れて行くように見えます。望遠鏡などを使うと、視野が限定されてしまい、見逃す可能性がありますので、肉眼で探すと良いでしょう。スマートフォンなどで動画の撮影もオススメです。光がスーッと動いていく様子をとらえることもできます。 13日(月:祝)成人の日の夜は、各地でグッと冷え込みますので、暖かくしてお楽しみ下さい。
日本気象協会 本社 福冨 里香
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