東京女子医大・元理事長を逮捕 「敵と認定すると排除」関係者が語る“独裁”の実態(日テレNEWS NNN) – Yahoo!ニュース
東京女子医科大学の元理事長の女が13日に背任の疑いで逮捕されました。関係者が元理事長の“独裁”体制の実態を語りました。 ◇ かつて、大学の理事長と“同窓会のトップ”(東京女子医大「至誠会」元代表理事)を兼任し、東京女子医科大学の事実上のトップに君臨していた岩本絹子容疑者。当時の様子を知る人は、こう語ります。 東京女子医大の元医師 「いわゆる独裁。(周りに)イエスマンだけ並べて。一旦怒り出すと止まらない。自分が敵だと認定すると、とにかく排除する」 日テレNEWS NNN 現在78歳。13日、目をつむり手で顔を隠しながら、警視庁へ入りました。 事件が起きたのは2018年から2020年。岩本容疑者が副理事長から理事長へ変わった頃のことです。警視庁によると、岩本容疑者は当時、新校舎の建設を理事会に提案し、その後、承認させたといいます。 そして、約1億2000万円もの大学のカネを建築士に、建築アドバイザー報酬として振り込ませたといいますが、実際にはアドバイスが行われた実態はなかったとみられ、大学に損害を与えた疑いが持たれているのです。そのカネの一部は、自身にも渡っていたとみられています。 日テレNEWS NNN 事件発覚のきっかけは、2023年の卒業生らによる刑事告発でした。しかし、その頃、本人はこう語っています。 岩本絹子容疑者(2023年) 「私は自分なりに精いっぱい、この30年間やってまいりました。私は決して至誠会や女子医大を裏切るようなことは一切しておりませんので、それだけは申し上げておきます。何か損害を与えるというようなことは100%、200%ありえません」 疑惑をきっぱりと否定。ただ、今回の事件に加え、岩本容疑者を巡っては、代表理事を務めていた同窓会組織「至誠会」でも不正なカネを巡る疑惑があり、警視庁が捜査を続けていました。 日テレNEWS NNN 大学側は半年ほど前、“岩本理事長”を解任。一連の疑惑について、調査を進めてきました。 東京女子医大 清水治理事長(13日) 「第三者委員会の言葉を借りて言うと(岩本容疑者の)金銭に対する非常に執着が感じられるという指摘。いろいろな権限が集中した上、自分のための利益を図ったり、あるいは学校全体としてみれば損害になるような行為が行われた(可能性)」 その時代は「岩本一強」体制だったと指摘。 東京女子医大 清水治理事長(13日) 「本学の基本理念である『至誠と愛』に1度立ち返って、組織の改善とか方策を全力で取り組んでいきたい」 警視庁は、カネの流れなどを詳しく調べる方針です。
Read more「ガバナンスを発動できず」 東京女子医大の現理事長、会見で陳謝|au Webポータル
元理事長の岩本絹子容疑者の逮捕を受けて記者会見で頭を下げる(右から)東京女子医科大の清水治理事長、山中寿学長=東京都新宿区で2025年1月13日午後3時1分、北山夏帆撮影 東京女子医科大は岩本絹子容疑者逮捕を受け、東京都新宿区の同大で記者会見を開いた。清水治理事長は「関係者の皆様には多大なるご迷惑とご心配をおかけし、深くおわび申し上げる」と頭を下げて謝罪し、改善計画に基づきガバナンス(組織統治)の見直しと経営の立て直しに向けて取り組むとした。 大学では、問題が発覚した当時の理事が責任を取って全員辞任している。2024年12月に理事長に就任した清水氏は、記者会見で「元理事長の専横的な意思決定があり、ガバナンスを発動できなかった」と問題の背景を指摘。「本学の基本理念『至誠と愛』に立ち返り、組織の改革と信頼回復に全力で取り組む」と述べた。 一方、清水氏は不正行為に加担していた事務職員らの責任を追及していく方針も示し、「事実関係を調査して厳正に対処する」と強調した。【小林遥】
Read more五郎丸さん以来の全勝V逃すも 早稲田が見せた誇り 大学ラグビー
【早大-帝京大】後半、突進する早大の佐藤健次(中央)=秩父宮ラグビー場で2025年1月13日、新宮巳美撮影 ラグビーの第61回全国大学選手権は13日、東京・秩父宮ラグビー場で決勝があり、早稲田大(関東対抗戦1位)は帝京大(同2位)に15―33で敗れ、5大会ぶり17度目の頂点はならなかった。 体をぶつけ合う鈍い音が、何度も響く。今季の早大の真骨頂は2点を追う前半残り5分に凝縮された。ゴール前で帝京大の連続攻撃を受けるも、鋭いタックルで押し戻し窮地を脱した。 Advertisement 2点リードされて風上の後半へ。大学屈指のキッカーを擁する早大にとっては、逆転勝利に向けた道筋は整ったはずだった。しかし、中盤以降も衰えない帝京大の守りの重圧に苦しみ、昨年11月の対抗戦では優位に立ったはずのスクラムでも後手に回った。 後半は早大がノートライ、帝京大には3トライを許す理想と正反対の展開に。大田尾竜彦監督は「持てるものを全て出した。ただただ、帝京さんが素晴らしかった」と完敗を認めた。 【早大-帝京大】決勝戦を観戦しようと集まった大勢の観客たち=秩父宮ラグビー場で2025年1月13日、玉城達郎撮影 「2年前はボコボコに負けたので。今回はボコボコに仕返したいなって。スローガンの『Beat Up(たたきのめす)』を体現するラグビーを見せたい」 決勝を前に早大のフッカー佐藤健次主将(4年)は決意を語っていた。 2年前の全国大学選手権決勝で、同じ帝京大に20―73で惨敗した。決勝での最多失点、最大得点差記録を更新される屈辱だった。 完敗の一因がスクラムだった。当時2年生でフッカー転向1年目だった佐藤主将は「何もできず、コテンパンにやられた」と回想する。前回大会も準々決勝で京産大に28―65と大敗した。 チーム作りの見直しが加速した。スクラムなどセットプレーは複数年をかけた強化で引き出しを増やした。攻撃はここ数年の蓄積で土台ができていることから、今季は守りに注力して積極的に重圧をかけにいくスタイルを再構築した。 大田尾監督は「イメージでいうと例年は攻撃7割、守備3割だったのが、今年は守備8割、攻撃2割。いかにハイプレッシャーの守りができるかをチームフィロソフィーにして、ゼロから着手した」。 強豪と比べて小さな選手が集まる早大にとって、多くの時間を相手陣で過ごすことが勝利への近道だ。総合力の高い2年生FB矢崎由高やロングキックが持ち味の1年生SO服部亮太ら戦術にマッチする下級生の成長も快進撃を後押しし、対抗戦は7戦全勝。佐藤主将は「楽しんでいつも通りプレーができれば、必然的にチームがいい流れに乗れるところまで来た」と自信を深めた。 決勝は相手の重圧を前にリズムをつかめず、五郎丸歩さんが4年生だった2007年度以来、17季ぶりの全勝での大学日本一には届かなかった。 それでも屈辱的な敗戦から着実に前進した姿を示した。佐藤主将は「最後の一年は本当に素晴らしい一年だった」。「アカクロ」のジャージーをまとう勇者たちが、伝統の部歌「荒ぶる」を響かせる日も近い。【角田直哉】
Read more池添謙一騎手がJRA通算1400勝達成(netkeiba)|dメニューニュース
12日、中京競馬場で行われた新春ステークス(4歳上・3勝クラス・芝1600m)で、10番人気ヒルノローザンヌ(牝6、栗東・西村真幸厩舎)が第1着となり、池添謙一騎手(栗東・フリー)はJRA通算1400勝を達成した。 池添謙一騎手は1979年生まれで、父は池添兼雄元調教師、弟は池添学調教師。11年の三冠馬オルフェーヴルをはじめとする名馬とのコンビでJRA・GIを27勝、重賞104勝(中央97勝、地方7勝)を挙げている。【池添謙一騎手のコメント】「去年の内に達成したかったのですが、ちょっと情けないことにできなくて、今日達成することができて、まずは今年の初勝利でもありますし、ホッとしています。毎年のことですが、まずは1つ勝たないとちょっとソワソワするというか、今日このレースで勝てて良かったと思います。 自分1人の力では達成できない数字ですし、依頼いただける関係者の方、一緒に頑張ってくれるパートナーがいて成り立ちますし、今日競馬場に来ていただいているファンの方にも応援していただいているので、本当にありがたい気持ちで一杯です。 (今年の意気込みについて)1つ1つ大事にしっかり乗っていきたいと思いますし、もっともっと上手くなりたいと思います。 寒い中お集まりいただいてありがとうございます。隣に豊さんに来ていただいて恐縮ですけど、本当に尊敬する先輩がバリバリ頑張っていますし、その背中を追い続けたいと思います。本当に上手だなと思う後輩もたくさんいますし、それに負けないように、若さはないですけど、自分にはたくさん乗せていただいた馬との経験があるので、それを生かして今後も頑張っていきたいと思います。1つ1つ頑張っていって、またたくさんの皆さんに応援していただけるように頑張っていきたいと思います。ありがとうございました」 (JRAのホームページより)
Read more【今夜放送】月9ドラマ「119エマージェンシーコール」第1話に梶裕貴がゲスト出演 火事現場から通報する男性役 : 映画ニュース – 映画.com
2025年1月13日 11:30 梶裕貴を映した第1話の場面カット 1月13日からスタートするフジテレビの月9ドラマ「119エマージェンシーコール」の第1話に、梶裕貴がゲスト出演することが分かった。梶は、第1話で発生する火事現場から通報する男性役として出演する。 続きを読む ゴールドフィンガー 巨大金融詐欺事件 NEW トニー・レオンとアンディ・ラウが「インファナル・アフェア」シリーズ以来、およそ20年ぶりに共演した作品で、1980年代の香港バブル経済時代を舞台に巨額の金融詐欺事件を描いた。 イギリスによる植民地支配の終焉が近づいた1980年代の香港。海外でビジネスに失敗し、身ひとつで香港にやってきた野心家のチン・ヤッインは、悪質な違法取引を通じて香港に足場を築く。チンは80年代株式市場ブームの波に乗り、無一文から資産100億ドルの嘉文世紀グループを立ち上げ、一躍時代の寵児となる。そんなチンの陰謀に狙いを定めた汚職対策独立委員会(ICAC)のエリート捜査官ラウ・カイユンは、15年間の時間をかけ、粘り強くチンの捜査を進めていた。 凄腕詐欺師チン・ヤッイン役をトニー・レオンが、執念の捜査官ラウ・カイユン役をアンディ・ラウがそれぞれ演じる。監督、脚本を「インファナル・アフェア」3部作の脚本を手がけたフェリックス・チョンが務めた。香港で興行ランキング5週連続1位となるなど大ヒットを記録し、香港のアカデミー賞と言われる第42回香港電影金像奨で12部門にノミネートされ、トニー・レオンの主演男優賞など6部門を受賞した。 HOW TO HAVE SEX NEW ギリシャ・クレタ島のリゾート地を舞台に、10代の少女たちの友情や恋愛やセックスが絡み合う夏休みをいきいきと描いた青春ドラマ。 タラ、スカイ、エムの親友3人組は卒業旅行の締めくくりとして、パーティが盛んなクレタ島のリゾート地マリアへやって来る。3人の中で自分だけがバージンのタラはこの地で初体験を果たすべく焦りを募らせるが、スカイとエムはお節介な混乱を招いてばかり。バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、酒に酔ってひとりさまようタラ。やがて彼女はホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くが……。 主人公タラ役に、ドラマ「ヴァンパイア・アカデミー」のミア・マッケンナ=ブルース。「SCRAPPER スクラッパー」などの作品で撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカーが長編初監督・脚本を手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ世界各地の映画祭で高く評価された。 セルビアンフィルム 4Kリマスター完全版 NEW 内容のあまりの過激さに世界各国で上映の際に多くのシーンがカット、ないしは上映そのものが禁止されるなど物議をかもしたセルビア製ゴアスリラー。元ポルノ男優のミロシュは、怪しげな大作ポルノ映画への出演を依頼され、高額なギャラにひかれて話を引き受ける。ある豪邸につれていかれ、そこに現れたビクミルと名乗る謎の男から「大金持ちのクライアントの嗜好を満たす芸術的なポルノ映画が撮りたい」と諭されたミロシュは、具体的な内容の説明も聞かぬうちに契約書にサインしてしまうが……。日本では2012年にノーカット版で劇場公開。2022年には4Kデジタルリマスター化&無修正の「4Kリマスター完全版」で公開。※本作品はHD画質での配信となります。予め、ご了承くださいませ。 痴人の愛 リバース NEW 奔放な美少女に翻弄される男の姿をつづった谷崎潤一郎の長編小説「痴人の愛」を、現代に舞台を置き換えて主人公ふたりの性別を逆転させるなど大胆なアレンジを加えて映画化。 教師のなおみは、捨て猫のように道端に座り込んでいた青年ゆずるを放っておくことができず、広い家に引っ越して一緒に暮らし始める。ゆずるとの間に体の関係はなく、なおみは彼の成長を見守るだけのはずだった。しかし、ゆずるの自由奔放な行動に振り回されるうちに、その蠱惑的な魅力の虜になっていき……。 2022年の映画「鍵」でも谷崎作品のヒロインを務めた桝田幸希が主人公なおみ、「ロストサマー」「ブルーイマジン」の林裕太がゆずるを演じ、「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」の碧木愛莉、「きのう生まれたわけじゃない」の守屋文雄が共演。「家政夫のミタゾノ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭が監督・脚本を担当。 卍 リバース NEW…
Read more「ネプリーグSP」EXIT、ヒコロヒー、藤井隆ら集結「芸人俳優チーム」
本日1月13日(月・祝)放送の「ネプリーグSP」(フジテレビ系)は「Z世代俳優チーム」VS「ベテラン俳優チーム」VS「芸人俳優チーム」の三つ巴対決。芸人俳優チームにネプリューン原田、EXIT、我が家・坪倉、ヒコロヒー、藤井隆といった、ドラマや舞台でも活躍する芸人たちが集結する。 彼らが挑戦するのは、1stステージ「スワイプリーグ」、2ndステージ「ハイパーファイブリーグ」、3rdステージ「ハイパーツアーズジェット」、4thステージ「ハイパーボンバー」の全4ステージ。その途中でEXIT兼近とZ世代俳優チームの山下美月がバチバチのやり合いを見せる。またネプチューン堀内が「ネプリーグ始まって以来、初めて見たよ」と衝撃を受ける展開も。果たしてボーナスステージまで進み、トロッコに乗ることができるのはどのチームなのか。 ネプリーグSP フジテレビ系 2025年1月13日(月・祝)19:00~21:00<出演者> Z世代俳優チーム:ネプチューン堀内 / 永瀬廉(King & Prince) / 山下美月 / 西畑大吾(なにわ男子) / 小関裕太 ベテラン俳優チーム:ネプチューン名倉 / 伊藤かずえ / 陣内孝則 / 藤田朋子 / 的場浩司 / 林修芸人俳優チーム:ネプチューン原田 / EXIT /…
Read more【ロピア新商品】644円「ろぴ焼 塩バター」は人気和菓子店が製造! 【シャトレーゼ】より高価も納得の味
ロピアの外観(C)サイゾーウーマン 首都圏を中心に約100店舗を展開するスーパーマーケットチェーン「食生活♥♥ロピア」(読み:しょくせいかつラブラブロピア)。新商品の“和スイーツ”が話題だというので早速、購入&実食します! 目次 ・全国に拡大中の【ロピア】、オリジナルスイーツが豊富 ・【ロピア】新商品「ろぴ焼 塩バター」(644.76円)とは? ・【ロピア】新商品「ろぴ焼 塩バター」(644.76円)を実食 ※価格はすべて税込み。 ※店舗によって取り扱い商品や価格が異なります。 ※2025年1月6日の情報です。 全国に拡大中の【ロピア】、オリジナルスイーツが豊富! 「ロープライスのユートピアを作ること」を目標にスタートし、国内と台湾で新店舗が続々とオープンしているロピア。運営するOICグループの売上高は24年2月期で4,126億円に達し、「今、もっとも上場に近いスーパー」との呼び声も聞こえてきます。 売り場にオリジナル商品が多く、『めざましテレビ』(フジテレビ系)をはじめテレビ番組で紹介されることも多いロピア。ここでしか買えないスイーツも豊富で、サイゾーウーマンでもこれまで「カッサータ」(626円)や「とろ~りマンゴー杏仁」(719円)など数多くのスイーツを紹介してきました。 【ロピア新商品】「ろぴ焼 塩バター」(3個入、644.76円)をチェック 今回は、24年末頃から登場した新商品「ろぴ焼 塩バター」(3個入、644.76円)の実食レビューをお届けします。 3個1セットの「ろぴ焼 塩バター」(写真:サイゾーウーマン) 和風のデザイン(C)サイゾーウーマン パッケージには、ロピアのオリジナルキャラクター「ロピタ」のイラストも。なぜか侍姿でウインクをしています。 売り場のポップによると、「しっとりふんわり焼き上げた生地にじっくり炊き上げたつぶ餡、塩が隠し味のバタークリームをたっぷりと閉じ込めました。和洋折衷の新感覚どら焼きです」とのこと。バタークリームが入っていますが、チルドではなく常温の商品です。 3個入りで売られており、1個あたりの価格は215円ほど。バターとあんこが入ったどら焼きといえば、「シャトレーゼ」の「北海道産バターどらやき」(151円)が人気ですが、「ろぴ焼 塩バター」はこれよりも高めです。 賞味期限は購入日の約1か月後(写真:サイゾーウーマン) 販売者は、ロピアのオリジナル商品ではおなじみのOICグループの「ユーラス」。製造所は愛媛県の和菓子製造会社「ハタダ」です。 愛媛県では銘菓「ハタダ栗タルト」が有名だというハタダですが、「伯方の塩」を使った「どら一(いち)塩バター」(3個入、599円)も看板商品であるもよう。 「どら一塩バター」よりも「ろぴ焼 塩バター」のほうが若干高めですが、味の違いが気になるところ。…
Read more〈第100回全日本仮装大賞きょう〉欽ちゃん・萩本欽一「僕が教えたいのは『マヌケ学』。ダメなヤツほどダメじゃないんだ」 | AERA dot. (アエラドット)
萩本欽一(はぎもと・きんいち)/1941年、東京都生まれ。66年、7歳年上の坂上二郎と「コント55号」を結成。国民的な人気となる。その後、ソロ活動。「いい若いヤツがいたら『欽ちゃん』の名前をあげたい。でも、そこまでがんばろうってのがいなくてさ。時代が違うんだね」。(撮影/写真部・小原雄輝) この記事の写真をすべて見る「欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞」(日本テレビ系)が13日放送される。1979年にスタートし、今回は記念すべき第100回大会。国民に愛される番組の立役者といえば司会の萩本欽一さんだ。その萩本さんの半生を改めてふりかえる(この記事は2018年5月25日に配信した内容の再掲載です。年齢や肩書などは配信時のままです)。 ◇ あのとき、別の選択をしていたら──。人生に「if」はありませんが、誰しもやり残したことや忘れられない夢があるのではないでしょうか。著名人が「もう一つの自分史」を語ります。今回はコメディアンの萩本欽一さんです。 * * * 子どもは男が3人。それなりにユニークに育ったかな。でも、たくましいところがないんだよね。あるとき、息子に「なあお前、一発勝負してやろうって気はないの?」って聞いたら、「普通がいいよ。普通というのは、たいへん素晴らしいことですよ」って諭されちゃった。 コメディアンとして、変わった家庭を作らなきゃっていう気持ちが少しあったからかな。僕ね、もう一回、人生をやるとしたら、普通に会社勤めをして〝マイホームパパ〟をやってみたいの。奥さんは夫を立ててくれて、子どもたちもお父さんを尊敬してる。家族サービスも思いっきりするし、家族旅行も行っちゃう。 実際の萩本家? もう、ぜんぜん。子育ては奥さんに任せっきりで、番組を作るのに忙しくて家にはあんまり帰らなかった。子どもが小さいとき、たまに家に帰って子どもと遊ぼうとしても、なんかしっくりこないんだよね。子どものほうが気を使ってるみたいでさ。奥さんにも「あなた、無理しなくていいから」なんて言われちゃった。 後悔してるわけじゃないんだよ。仕事が好きなら思いっきりやればいいわよっていうスタンスでいてくれたことには、とっても感謝してる。もっといいパパになってちょうだいと言われてたら、プレッシャーでどうにかなってたかもしれない。 僕は今でも、家族の旅行に連れていってもらえない。僕をのけ者にしているんじゃなくて、芸能人といっしょだと、見えを張っていいホテルに泊まったりするから、わずらわしくて嫌なんだって。 戦時色が色濃くなってきた1941年に、東京・台東区の下町で生まれた。戦時中は浦和に疎開。当時は父親のカメラ会社が好調で羽振りがよかった。だが、戦後次第に会社は傾き、下町の長屋に舞い戻る。 Page 2 浦和の家はそのころは珍しい洋館風で、広い庭があって、お手伝いさんもいて「欽一お坊ちゃま」なんて呼ばれてたんだよね。会社がうまくいっているころのおやじは、子どもたちに会社を継がせて事業を大きくしようと思っていて、長兄は次の社長、次兄は大学の工学部に進ませて工場長、僕には商学部を出て営業担当の重役になれって、しょっちゅう言ってたなあ。 でも、戦後しばらくして会社が傾き、小学校4年生のときに浦和の家を売っぱらって、また下町の長屋に戻ってきちゃった。それから、おやじの会社はますます傾いて、人手に渡っちゃった。もし、会社が好調に続いて、僕は大学に行って、おやじの会社に入っていたら、それこそマイホームパパになってただろうね。 東京の下町に生まれて、浮き沈みがあって、また下町で過ごしたっていうのは、最高にラッキーだったと思っている。僕はあそこで人生とはどういうものかを教わった。 中学時代、借金取りに土下座するおふくろの姿を見たとき、決意したんだ。「お金持ちになるぞ」と。それが、コメディアンを目指すきっかけ。 あの町じゃなくて、どこか静かなところに生まれていたら、芸能界の激しい動きについていけなかったかもしれない。そもそもコメディアンになっていないよね。 でも、おふくろは、僕がテレビで有名になっても、「あんなに人に笑われて恥ずかしい」ってずっと言ってた。お笑いとか、まったくわかんない人だったんだよね。98年に長野オリンピックの閉会式の司会をしたとき、初めてホメてくれたなあ。 80年代前半には『欽ドン! 良い子悪い子普通の子』『欽ちゃんのどこまでやるの!?』『欽ちゃんの週刊欽曜日』が軒並み超人気番組に。「視聴率100%男」と呼ばれる。 がむしゃらに突っ走っているころから、テレビっていうのは、45歳が限界かなって思ってたのね。 もうすぐ44歳になる85年に、休養宣言なんてしちゃった。まだそれなりに人気番組だったけど、ピークに比べたら視聴率も下がり始めたんだよね。でも、周りはピークの数字を要求してくる。 Page 3 いつまでも「欽ちゃん」でいられなくなってきたのも、自分としてはいやだなあって感じてたんだ。いつの間にか「大将」になっちゃった。自分らしくない、すごいニセモノが歩いている感じがした。 いろんなことに疲れちゃって、休養って言うとカッコいいけど、逃げたんだよ。僕のモットーは、勝つか逃げるか。あれ以上やっていたら、自分を嫌いになっていたかもね。 テレビには、声がかかればたまに出ることはあるけど、僕はテレビに出ることが好きなわけじゃない。番組を作るのが好きなの。 ●留年じゃない延長戦なんだ…
Read more【片岡安祐美】去年 離婚していたことを公表 「息子を最優先に たっぷりの愛情をもって守っていきたい」|au Webポータル
社会人硬式野球クラブチーム・茨城ゴールデンゴールズの監督をつとめる、片岡安祐美さんが去年、離婚していたことを自身のインスタグラムで報告しました。 片岡さんは、13日に自身のインスタグラムを更新。「私 片岡安祐美は昨年離婚し、 新たな生活をスタートさせていることをご報告させてください」と綴りました。 「いつも応援してくださる皆様、支えてくれている皆様、友人、家族たちには申し訳ない気持ちでいっぱいです。ですが、お互い時間をかけて、何度も話し合いをした結果です」と説明した上で「カタチは変わりましたが、息子というかけがえのない宝物と出会わせてくれたこと、一緒に過ごした日々には感謝の気持ちしかありません。この先も父として母として、息子を最優先に考え、たっぷりの愛情をもって、守っていきたいと思っております」と決意を表明しました。 最後に「これまで以上に、一つ一つに真っ直ぐ向き合って、ありがとうの心を忘れず、日々笑顔で頑張っていきます。温かく見守っていただけたら嬉しいです。今後とも宜しくお願いします 片岡安祐美」と、この日の投稿をまとめた片岡さん。 ファンからは「変わらず応援し続けます」「体に気をつけて元気にお過ごし下さい」「【ありがとうの心を忘れない】その言葉、自分も大切にしています。安祐美さんの真っ直ぐなところ大好きです。陰ながら応援しています」などのメッセージが寄せられています。 【担当:芸能情報ステーション】
Read more全国大学ラグビー 帝京4連覇 青木主将「人生で一番うれしい」 | NHK
ラグビー大学日本一を決める全国大学選手権は決勝が行われ、帝京大が早稲田大に33対15で勝って、4大会連続13回目の優勝を果たしました。 ラグビーの全国大学選手権は13日、東京の秩父宮ラグビー場で決勝が行われ、4連覇を目指す帝京大が5大会ぶりの優勝を目指す早稲田大と対戦しました。 前半 トライを決める森山選手 帝京大は、前半5分にキャプテンの青木恵斗選手の突破からプロップの森山飛翔選手がトライを決めて先制し、7分後には青木選手がトライを奪って14対0とリードしました。このあと早稲田大の反撃にあい、日本代表の矢崎由高選手のトライなどで前半のうちに2点差に追い上げられ、後半開始直後にはペナルティーゴールで14対15と逆転されました。それでも帝京大はここから地力を発揮し、ロックの本橋拓馬選手のトライで再び逆転すると、その後は両チームのキャプテンが試合の鍵となると話していたスクラムで優位に立ち、さらに2つのトライを奪って早稲田大を突き放しました。帝京大は33対15で勝ち、4大会連続13回目の優勝を果たしました。 早稲田大は一時リードする展開に持ち込みましたが、後半は帝京大の堅い守りに得意の展開ラグビーを封じられて、ペナルティーゴールの3点のみに抑えられ、5大会ぶりの優勝はなりませんでした。 帝京大のキャプテン、青木恵斗選手は「11月の試合で早稲田大に負けて、自分たちの弱さが明確に出た。チームとしても個人としてもすごく悔しかったが、そこから修正して大学選手権の決勝で早稲田大に勝利して優勝でき、本当にうれしい」と涙ながらに振り返りました。 そのうえで「僕自身、キャプテンは初めてでうまくいかないこともあり悩む時期も多かったが、みんなが支えてくれて今ここに立てているので、人生で一番うれしいです」と喜びを話していました。 ページの先頭へ戻る
Read more