元フジテレビアナの長野智子、古巣が置かれた状況に私見「怒りを感じています」 – 芸能 : 日刊スポーツ

フリーアナウンサー長野智子(2017年撮影)

元フジテレビアナウンサー長野智子(62)が16日、文化放送「長野智子アップデート」(月~金曜午後3時30分)に出演。フジテレビ港浩一社長(72)が16日に記者会見するニュースを伝え、現状のフジテレビに対して「憤っている」と私見を述べた。

タレント中居正広(52)の女性トラブルを巡り、フジテレビ港社長が出席する定例会見を17日午後に開くニュースを伝えた。合わせて長野は15日、「東京株価市場でフジメディアホールディグスの株価が一時およそ4%下落しました」と伝えた。

このニュースを読んだ直後、長野は「このフジテレビの問題なんですけれども、私がフジテレビに在籍していたのは30年以上前のことですので、現在の社内の状況については知らないですし、社員が外部の人間である私に何かを話すということはありませんので、伝えられている雑誌の記事や中居正広さんの謝罪文など公表されていることしか知らない状況です」と話した。

さらに、「それを踏まえて、被害者からは守秘義務もあって、発信もなくて、全貌はわからない」と説明し、「知らない者が安易に取り上げること自体、被害者への二次被害になると考えます」と話した。

そして「私自身が知っている範囲で、私の在籍していたのは80年代。今のように上場もしていませんでしたし、コンプライアンスと言う言葉もなかった時代です。セクハラに当たることは多く経験してきました。ですが、今回のような事案は聞いた事も経験したこともなかったので、本当に記事を読んで、到底信じられずにショックを受けました」と語った。

続けて「現実的にこれだけ株価が下がっているということですし、なぜ、海外株主の外圧ではなく、なぜ内部の動きとしてメディアとして一企業としての責任として果たす動きが起きなかったのかということ関して怒りを感じています」と強い言葉で話した。

フジテレビ株主の1社であるダルトン・インベストメンツの声明について「英語の声明を読んだんですけれども、非常に強い言葉を使っていました。アウトレイジ(outrage)という言葉を使っている。『憤慨』という言葉を使っているところもありましたが、『ブチ切れている』に近いニュアンスですね」と、フジテレビの置かれた厳しい状況について語った。

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