「魂が吸い取られていく。布団をかぶるのが精一杯」中学2年時に被災 三重ホンダヒートコーチ伊藤鐘史さん(三重テレビ放送) – Yahoo!ニュース

日本代表としてラグビーW杯にも出場した伊藤鐘史さん(三重テレビ放送)

30年前の1月17日、兵庫県で阪神淡路大震災を経験した元日本代表のラガーマンに話を聞きました。 三重県を拠点に活動するラグビーチーム、三重ホンダヒートでコーチを務める伊藤鐘史さんは「揺れが始まって、魂が吸い取られていくような感じだった。人はこうやって死ぬのかと、中学生ながらに感じた」と当時を振り返ります。 兵庫県神戸市出身で、現役時代には日本代表としてラグビーワールドカップにも出場した伊藤さん。 伊藤さんは中学2年生の時に当時の自宅で被災しました。「長田区に住んでいた。激震地。地鳴りから始まり、ゴーっという音だった。縦揺れで飛び起き、その後も激しい横揺れが続いた。中学生としては布団をかぶるのが精一杯で、立ち上がるなど一切できなかった」と話します。 助かった伊藤さんも地震から約1カ月は自宅の外での生活が続き、日々を生きるのが精一杯でした。 その生活の経験が、伊藤さんのモットー「今できることに全力で取り組む」につながっています。 三重県も甚大な被害が予想される南海トラフ巨大地震の発生が危惧されていることから、震災を経験した伊藤さんに私たちは何をすべきかを聞きました。 「地震が起きると全てが一旦なくなる。とにかく命があれば何とかなる。家族などと大きな地震が起きた時の行動を話し合うだけでも良い準備にはなる」と呼び掛けます。

三重テレビ放送

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