中居正広の女性トラブルは、フジテレビの社長会見にまで広がり……
１月17日、フジテレビは東京・台場の同局で定例社長会見を行った。 港浩一社長は女性とトラブルを起こしたタレント・中居正広の問題についても言及。‘23年6月からトラブルを把握していたが 【写真あり】「大勢いるべよ」中居正広が恋人とのハワイ旅行で”ブチギレ”た「裏の顔」 「女性の意向や人権を最優先に進めた」 として、公にはしなかったという。 しかし被害女性のX子さんは、中居はもちろん、フジテレビやプロデューサーA氏に対しても恨みの感情を抱いている報道もあり、フジテレビの見解とは相違があるようだ。 しかも「第三者委員会」とは言わず、“第三者の弁護士を入れた調査委員会”を立ち上げると発表。これが、どれほど透明性があるも疑問だ。調査委員会メンバーの選出に関して石原常務取締役は 「基本的には我々が選出……」 と話したが 「お手盛りにはならない」 と弁明した。 日刊スポーツは、この騒動でフジテレビのスポンサーの３割程度離れたと報じているが、意外にもネット上では 《残り7割のスポンサーってどこ？》 と、まだまだ許せないという声も。 元大王製紙の井川意高氏も17日にXで 《今後フジテレビに広告出稿するスポンサー企業は性上納を許すということだからね 不買運動しようね ジャニーズは許せなくて フジテレビはOKなんてことはないよね？》 と投稿した。 ◆フジテレビでCMが流れると悪目立ち 日本金融通信社が運営するウェブサイト『ニッキンオンライン』は18日、日本生命保険が、スポンサーとなっている『千鳥の鬼レンチャン』と『Mr.サンデー』の2番組について、19日から自社のCMから公益社団法人ACジャパン（旧公共広告機構）のCMに差し替えると報じた。フジテレビと中居問題を受けての総合的な判断だという。 また、トヨタ自動車もフジテレビで放送しているCMをACジャパンに差し替えたことを18日に明かにしている。 動きがあるのは国内だけではない。 米ブルームバーグや、SMAP時代に爆発的な人気を誇った台湾のメディア中央通信社、その他シンガポール、フランス、ドイツなどのメディアもフジテレビと中居の騒動を取り上げており、“テレビ局が女性社員などをタレントに献上している”という疑惑は世界中に広まってしまった。 今年の元日にフジテレビの正月特番『新春！爆笑ヒットパレード2025』で、お笑いコンビ『爆笑問題』は漫才の中で 「フジテレビ潰れます」 というブラックジョークで笑いを取ったが、あながち冗談ではなくなる可能性がある。 「ネット上ではフジテレビに対し、非常に厳しい声があがっています。こういった声が強くなると、当然スポンサーは離れていく。ナショナルスポンサーは特に女性の人権問題に厳しく、フジテレビでCMが流れると悪目立ちし、逆プロモーションにしかならない。 あのフジテレビに金を払う“不届きな企業”というレッテルが貼られると非常に痛い。テレビ局はコンテンツビジネスや不動産事業などもあるが、大前提としてテレビＣＭのスポンサーがいなければ立ち行かない。今回の騒動を調査することも大切ですが、最優先すべきは港社長を含む現経営陣が退陣すること。ジャニーズのときのように、全く外部から社長を引っ張ってくるしか生き残る道はないでしょう」（別のテレビ局関係者） “物言う株主”である『ダルトン・インベストメンツ』はこの騒動に関して書簡にて第三者委員会の調査を求めたが、その書簡の中には 《we are outraged！》（我々は憤慨している！） と強く書かれている。外資に株主訴訟などを起こされる可能性も十分考えられる。 世間の怒りを鎮めるため中居と編成幹部Ａ氏を“トカゲのシッポ切り”したところで、フジテレビの企業風土が改善されることはあるのだろうか……。
FRIDAYデジタル
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