5区・佐々木哲、20秒も縮める驚異的な区間新記録で首位を奪い返して永野、そのまま逃げ切る 都道府県対抗男子駅伝(中日スポーツ) – Yahoo!ニュース

長野4区の石川浩輝(中央)からたすきを受ける5区の佐々木 哲(右)

◇19日 第30回都道府県対抗男子駅伝(広島・平和記念公園前発着の7区間48キロ) 長野が大会新記録の2時間16分55秒で、中止となった2大会を挟み史上初の4連覇を達成した。昨年の大会で長野が記録した大会記録を5秒更新。1区の浜口大和が区間賞の好走で飛び出すと、一時は7位まで後退したものの5区の佐々木哲(ともに佐久長聖高)が従来の記録を20秒も上回る驚異的な区間新記録で首位を奪い返し、そのまま逃げ切った。 首位の福島から26秒差の4位でスタートした長野の佐々木が、軽快なピッチでぐんぐんと差を詰める。2キロ過ぎに福島の村越を捉えると、後続との差は開く一方。5区の8・5キロを走り終えた時、2位の佐賀とは1分4秒の大差がついていた。 高校の先輩で、今大会も3区を走った吉岡が2年前につくった区間記録を更新。「吉岡さんのタイムを視野に入れていた。初め(の1キロ)が2分39秒だったので少しタイムを落としながら、下りでペースを上げるなど切り替えながら走った。刻んだことのないラップを刻むことができて、チームも4連覇できてうれしい」と満足そうだった。 愛知県長久手市出身で、愛工大名電中3年だった2021年の全日本中学校選手権では3000メートルで2位。高校駅伝では23年が5区で区間新、24年は3区で区間賞と連覇に貢献した。 5区では、中学校選手権で敗れた千葉の鈴木(八千代松陰高)も吉岡の区間記録を更新した。今春から、鈴木とともに早大へ進む。「鈴木君と切磋琢磨(せっさたくま)して頑張ってこられたからこそ、お互いに今日のような結果が出たと思う」。今後は3000メートル障害と駅伝を軸に活動する。良きライバルとともに今夏の東京での世界陸上、来秋の名古屋でのアジア大会、そして28年のロサンゼルス五輪を目指す。

中日スポーツ

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