レアル・ソシエダード久保建英(2024年7月撮影)
<スペインリーグ:バレンシア1-0Rソシエダード>◇19日◇第20節◇エスタディオ・デ・メスタージャ
レアル・ソシエダードの地元紙がバレンシア戦の日本代表MF久保建英(23)を「ラストプレーで同点にするチャンスがあったが、シュートが悪くGKにキャッチされた」と寸評した。
Rソシエダードは19日にアウェーで行われたスペインリーグ第20節でバレンシアと対戦した。久保は公式戦3試合ぶりにベンチスタートとなり、1点を追う後半17分に投入された。定位置の右ウイングでプレーするも相手の厳しいマークに遭う中、終了間際にペナルティーエリア内から左足で放ったシュートはGKの正面を突き、0-1で敗れた。
クラブの地元紙ノティシアス・デ・ギプスコアはこの日の久保について、「トライするも、今回はプレーに入るたびに多くの相手が目の前にいた。ラストプレーで同点にするチャンスがあったが、シュートが悪くGKにキャッチされた」と寸評し、採点をつけなかった。
同紙はベッカーをチームMVPに挙げて6点(最高10点)をつけた。その他、レミーロとオラサガスティがベッカーと同じ6点、エルストンド、アゲルド、スビメンディ、セルヒオ・ゴメスが5点、スベルディア、パチェコ、ブライス・メンデスが4点、ハビ・ロペス、オスカルソンがチームワーストの3点。バレネチェア、スチッチ、オヤルサバルは久保同様に採点なしとした。
Rソシエダードはここまでスペインリーグ20試合を戦い、8勝4分け8敗の勝ち点28で7位につける。久保の成績は20試合(先発14試合)、1305分出場、4得点0アシストとなっている。
Rソシエダードはこの後、中3日の23日にアウェーで行われる欧州リーグ・1次リーグ第7節でラツィオ(イタリア)と対戦する。(高橋智行通信員)