俳優の松坂桃李(36)が主演するTBSドラマ日曜劇場「御上先生(みかみせんせい)」第1話が19日、放送された。生徒役の奥平大兼(21)との対峙(たいじ)が中心に描かれた。 ◆「御上先生」脚本家の詩森ろばさん【写真】 御上(松坂)は、文科省のエリート官僚だが、ある事情から私立高校の担任教師として教育現場に立つことになった。出向先で出会った高校3年生の神崎(奥平)が気になる御上は、彼にある言葉を掛ける。 同局にとって「ドラゴン桜」以来となる学園ドラマで、完全オリジナルストーリーとなる今回の脚本を担当するのは、詩森ろばさん。松坂がシム・ウンギョンとダブル主演した映画「新聞記者」(藤井道人監督)の脚本家の1人に名を連ねており、日本アカデミー賞優秀脚本賞も受賞。松坂とのタッグは2回目だ。 詩森さんは、仙台市生まれ、盛岡市出身。1993年、劇団「風琴工房」を旗揚げし、同劇団のすべての脚本と演出を担当してきた。2018年からは、演劇ユニット「serial number」で活動している。 緻密な取材による骨太な物語を編み上げるのが得意。2008年には、水俣病を取り扱った舞台「hg」が話題に。2010年には、1985年に発生した「日航ジャンボ機墜落事故」を題材にした舞台「葬送の教室」を手がけるなど、社会派の作品も多数手がけてきた。 近年では映画「新聞記者」(藤井監督、高石明彦と共作)のほか、NHKドラマ10「群青領域」(長田育恵と共作、シム・ウンギョン主演、2021年放送)、NHKBSプレミアム「この花咲くや」(2022年放送)など、映像面に活躍の幅を広げている。
中日スポーツ
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