カズ、将来の日本代表監督就任を完全否定「できるわけない」森保監督には「ハートが強い」と称賛 – 日本代表 : 日刊スポーツ

三浦知良(2025年1月11日撮影)

JFLアトレチコ鈴鹿クラブのFWカズ(三浦知良=57)が20日放送の日本テレビ系「しゃべくり007」(月曜午後9時)に出演し、将来的な日本代表監督就任を完全否定した。

サプライズ出演した日本代表の森保一監督(56)から「カズさんにやってほしいです。その時は全力でサポートします」と推されると、隣席の森保監督の太ももをたたきながら「無理ですよ、できるわけないじゃん僕が」と笑い飛ばし「興味ないですね。全く考えていない」と断言した。

2月26日に58歳の誕生日を迎え、今季はプロ40年目を迎えるキング。「もう60歳ですからねえ」と笑ったが、MCの上田晋也から「ぜひ70歳まで」と振られたように、世界中から注目されるレジェンドは、まだまだ現役を続けていく。日本代表としてW杯に出る夢も永遠に諦めない。

反対に、現代表監督で「ドーハの悲劇」をともに味わった「後輩森保」にエールを送った。

「強いですよね、ハートが。冷静ですし。監督という職業は、いろいろなことを言われる。ネガティブなことを言われることも多いと思いますけど、言われたとしても、自分の信念は絶対に曲げない。すごい穏やかだけど、一本の信念が通っていてブレないんです、どんな状況でも。話していても、采配を見ていても分かります。僕は監督をやったことがないんで、細かいことは分かりませんけど、選手の交代にしてもそうですし、自分の信じたことを貫き通してますよね。選手選考もそうだと思います」

森保監督は、感謝のエピソードを返した。22年W杯カタール大会アジア最終予選で負けが先行し“解任危機”に会った時にカズと、ラモス瑠偉、武田修宏の両氏と会食した時を振り返り「『自信を持っていけ』『やりたいようにやれ』と言ってくださって。その後、アウェーでベトナム、オマーンとの2連戦だったんですが、名前としては(相手が格下)と思われた中でも、カズさんは『きついな』と大変さを想像してくださったんです。勇気をもらいました」と頭を下げた。

現在の森保ジャパンは26年W杯北中米大会の出場権獲得に王手をかけている。最後にカズは「予選の1試合、本当に大変ですけど、ぜひ出場権を取ってもらって。自分もW杯、一緒になって戦っているつもりで」と激励していた。

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