米ファンド、フジに2通目の書簡 「週内にTVカメラ入れて会見を」

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ニューヨーク=真海喬生

小林恭子さんのコメント

フジテレビ本社ビル=2023年9月、東京都港区、朝日新聞社ヘリから、竹花徹朗撮影

タレントの中居正広さんによる女性とのトラブルで、米投資ファンドのダルトン・インベストメンツが、フジテレビの親会社フジ・メディア・ホールディングス(HD)に、テレビカメラを入れた会見を週内に開くことなどを書簡で求めたことが21日、分かった。

日弁連のガイドラインに沿った第三者委員会の設置も求めた。

ダルトンと関連会社は今月14日に、フジ側に第三者委員会での調査などを求める書簡を送っており、一連の問題での書簡は2通目。

フジテレビの港浩一社長らは17日に記者会見を開いたが、参加できたのは一部の報道機関で、テレビ取材は認めず、港社長は多くの質問に答えることができなかった。

ダルトンはこうした点を問題視。「疑問が残った」と指摘し、「衝突事故に他ならなかった」と批判した。「信頼を回復するどころか、正反対の効果をもたらし、評判を傷つける結果になった」とした。その上で、週内にテレビカメラを入れ、すべてのメディアが参加できる会見を開くよう求めた。

17日の会見でフジテレビは…

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  • 小林恭子
  • (在英ジャーナリスト)
  • 2025年1月22日16時13分 投稿
  • 【視点】
  • やっぱり、という感じですよね。ソーシャルメディアでは、この会見を批判するコメントがたくさん出ていました。 先の会見は、「開かれた」会見ではなかったと報道されてきました。一般市民として思ったのは、「なぜ全メディアが出席をボイコットしなかったか?」でした。「こういう条件では参加できない」と主張しても良かったのでは? 社会的に大きく注目された会見でしたし、ボイコットする意思を示せば、フジテレビ側も折れたのではないでしょうか。 ダルトン・インベストメンツが「テレビカメラを入れた会見を週内に開く」よう求めたのは、まっとうな要求だと思いました。 ただ、この要求が満たされるかどうかはまだわかりません。 会見に出席できたメディアはこれを後押ししてもよいかもしれません。視聴者・読者・市民のために。
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  • #中居さん問題

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