▽去年秋の東北大会で優勝した福島の聖光学院▽青森の青森山田
▽岩手の花巻東が選ばれました。
北海道からは去年秋の北海道大会で優勝した東海大札幌が選ばれました。
困難な状況を克服したチームなどが対象となる「21世紀枠」で長崎の壱岐と、神奈川の横浜清陵が選ばれました。
ことしで97回目を迎えるセンバツ高校野球。選考委員会は24日午前から大阪市で始まり、はじめに21世紀枠の候補校9校について、各地区の高校野球連盟の関係者が推薦した理由をそれぞれ3分半で説明します。各校の取り組みや地元の期待などをアピールできる最後の機会で、例年、この内容が選考の決め手の1つになっています。このあと、21世紀枠と一般選考に分かれて非公開で議論が行われ、午後3時半からの総会で、はじめに21世紀枠の2校が発表されます。続いて一般選考の30校と選考経過が発表されます。3年前までは、大会への出場が決まった学校への電話連絡が行われていましたが、おととしからは、大会の主催者がインターネットで中継する選考委員会の様子を学校関係者や選手たちがみずから確認する形式に変更されています。
大会は3月7日に組み合わせ抽せんが行われ18日に開幕し、休養日を含めて13日間の日程で行われます。
21世紀枠は困難な状況を克服して都道府県の秋の大会などで上位の成績を残し、地域の模範となっている学校などが対象。地域を限定せずに2校が選ばれます。
▽北海道:北海道釧路江南▽東北:久慈(岩手)▽関東・東京:横浜清陵(神奈川)▽東海:名古屋たちばな(愛知)▽北信越:小松工(石川)▽近畿:山城(京都)▽中国:大田(島根)▽四国:高松東(香川)
▽九州:壱岐(長崎)
去年秋の地区大会の成績などを参考に選ばれる「一般選考」は30校です。
▽北海道:1校
▽東北:3校
▽東京を含む関東:7校
(神奈川の横浜が去年の明治神宮大会で優勝し、神宮大会の出場枠を確保したため例年より1増)
▽北信越:2校
▽東海:3校
▽近畿:6校
▽中国:2校
▽四国:2校
▽九州:4校
▽決勝:聖光学院 3-2 青森山田▽準決勝:青森山田 4-1 花巻東
▽準決勝:聖光学院 7-1 山形中央
<関東大会>
▽決勝:横浜 4-3 健大高崎▽準決勝:横浜 3-2 浦和実▽準決勝:健大高崎 6-0 千葉黎明▽準々決勝:千葉黎明 5-2 山梨学院▽準々決勝:健大高崎 10-3 佐野日大▽準々決勝:横浜 2-0 東農大二▽準々決勝:浦和実 2-0 つくば秀英
<東京大会>
▽決勝:二松学舎大付 6-5 早稲田実
▽決勝:敦賀気比 6-5 日本航空石川▽準決勝:日本航空石川 7-0 高岡第一
▽準決勝:敦賀気比 9-4 小松工
▽決勝:大垣日大 7-4 常葉大菊川▽準決勝:常葉大菊川 5-4 至学館
▽準決勝:大垣日大 7-6 岐阜第一
▽決勝:東洋大姫路 5-1 智弁和歌山▽準決勝:東洋大姫路 11-3 天理▽準決勝:智弁和歌山 6-1 市和歌山▽準々決勝:東洋大姫路 4-0 大阪学院大▽準々決勝:市和歌山 10-0 立命館宇治▽準々決勝:智弁和歌山 7-2 滋賀学園
▽準々決勝:天理 4-1 滋賀短大付
▽決勝:広島商 6-3 米子松陰▽準決勝:米子松陰 2-0 矢上
▽準決勝:広島商 6-3 岡山学芸館
▽決勝:明徳義塾 5-3 高松商▽準決勝:高松商 5-3 新田
▽準決勝:明徳義塾 6-3 鳴門渦潮
▽決勝:沖縄尚学 6-2 エナジックスポーツ▽準決勝:エナジックスポーツ 4-2 柳ヶ浦▽準決勝:沖縄尚学 11-1 西日本短大付▽準々決勝:沖縄尚学 5-0 鹿児島実▽準々決勝:西日本短大付 4-0 有明▽準々決勝:柳ヶ浦 3-0 育徳館
▽準々決勝:エナジックスポーツ 9-2 壱岐
ことしの大会の開会式の入場行進曲は、去年、民放のドラマの主題歌としてヒットした3人組のバンド、Omoinotakeの「幾億光年」です。「幾億光年」は去年の大みそかのNHK紅白歌合戦でも披露されました。日本高校野球連盟などは、選曲の理由について「長い距離や時間によって隔たれてもあせることのない思いをさわやかなメロディーに乗せて歌っていて、ストリーミングの累積再生回数が3億回を超えるなど幅広く親しまれたことから行進曲に選定した」と説明しています。
Omoinotakeは「歴史ある大会に入場行進曲という形で関わらせて頂けることがとても光栄です。熱戦を控える選手たちの心に、少しでもこの楽曲が寄り添えたらうれしく思います」とコメントしています。