[東京 14日 ロイター] – 日本製鉄(5401.T)
, opens new tabは14日、米鉄鋼大手クリーブランド・クリフス(CLF.N)
, opens new tabのローレンソ・ゴンカルベスCEO(最高経営責任者)がUSスチール(X.N)
, opens new tab買収に関して行った発言に対し「同氏の提案は、本買収における日本製鉄の計画の範囲と規模に匹敵し得ない」とのコメントを発表した。
ゴンカルベスCEOは会見で、2023年に拒否されたUSスチール買収の提案を再び行う考えを示した。関係筋によると、クリフス社は同業のニューコア(NUE.N)
, opens new tabと連携し、USスチールの買収を目指す準備を進めている もっと見る 。
日鉄は「ゴンカルベス氏は、偏った固定観念に固執し続けている」と指摘。USスチールが事業を展開している地域のために戦い続けるとし、買収完了のために「引き続きあらゆる手段を講じていく」とした。
また、日鉄は、USスチールを守り、高炉の稼働を継続させ、雇用を維持し、グローバルな競争力をもたらす技術と投資を提供できる唯一のパートナーだと強調。「日鉄の計画はステークホルダーから圧倒的な支持を得ている」とした。
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