大阪・関西万博の開幕直前に試験的に行うテストランに、大阪府民4万人を一般募集し、無料招待することが分かりました。大阪・関西万博では、開幕直前の4月4日~6日にリハーサルとして来場者を試験的に招く「テストラン」を行うことにしています。府によりますと、テストランは本番を想定し、来場者は万博会場のシンボルである大屋根リングに登ることができるほか、パビリオンを見学・体験したり、飲食店を利用したりできるということです。府民に一足早く万博を体験してもらうことで機運を高め、円滑な運営を行ううえでの課題を把握し、本番の成功につなげる狙いがあります。吉村知事は、「課題の洗い出しの最終確認と修正が一番の狙い」とし、「アテンダントがぎこちないかもしれないが、無料でパビリオンや営業施設を楽しんでほしい」と話しました。3日間のテストランでは関係者を含む、あわせて9万人を無料招待しますが、このうち一般募集の対象は大阪府内に住む4万人だということです。
一般募集は1月31日から2月28日までで、専用のホームページから行われ、抽選結果は3月上旬ごろを予定しているということです。