クリフス社CEO「日本は邪悪 1945年から何も学んでいない」USS買収を模索か
鉄鋼大手『クリーブランド・クリフス』のゴンカルベスCEOは、日本製鉄によるUSスチールの買収をめぐり、日本を激しく批判しました。 【画像】クリフス社CEO「日本は邪悪 1945年から何も学んでいない」USS買収を模索か クリーブランド・クリフス ゴンカルベスCEO 「中国は悪だ。邪悪で恐ろしい。しかし、日本のほうがひどい、断然ひどい。日本は邪悪だ。日本が製鉄を含め、中国にたくさんのことを教えた。(中国の鉄鋼メーカー)宝鋼集団は、日本製鉄によってつくられた」 クリフス社は、かつてUSスチールの買収を計画しましたが、日本製鉄に競り負けた経緯があります。再び、アメリカ最大手と組んでUSスチールの買収に乗り出すのではと報じられています。 クリーブランド・クリフス ゴンカルベスCEO 「アメリカ合衆国だ。日本よ、気をつけろ。あんたたちは自分が何者か理解していない。1945年から何も学んでいない。我々がいかに優れていて、いかに慈悲深く、いかに寛大で寛容か学んでいない」 クリフス社とは、オハイオ州に拠点を置くメーカーで、粗鋼の生産量は世界22位と、世界4位を誇る日鉄に比べて小さな企業です。 経営トップを務めるゴンカルベス氏は、27年前、ブラジルからアメリカに移り住み、複数の企業で経営を手がけました。 積極的な買収戦略で知られ、アメリカの鉄鋼協会の会長を務めています。一部では“鉄鋼業界のイーロンマスク”と呼ぶ声もあります。 クリーブランド・クリフス ゴンカルベスCEO 「(Q.もし(日本製鉄による)買収がうまくいかなかったら、USスチールは独立した企業のままだと思うか?)私は買収したい。私には計画がある。我々は、アメリカ一丸となる解決策を持っている」 日鉄とUSスチールは、クリフス社などが買収計画を阻止するために、組織的な違法活動を行ったと主張。ゴンカルベス氏らを相手取り、違法活動を防止するための命令や、損害賠償の支払いを求める訴訟を起こしています。
*******
****************************************************************************
*******
****************************************************************************