節分の2日、栃木県内各地で節分行事が実施され、日光市山内の世界遺産・日光山輪王寺では雪が降る中「節分会追儺(ついな)式」が執り行われた。
雪が降る中、三仏堂で行われたがらまき=2日午後0時40分、日光市山内
輪王寺では約80人の年男と年女が参列。2025ミス・インターナショナル日本代表の能崎愛(のざきあい)さん(22)と準ミスの丸林恵梨香(まるばやしえりか)さん(23)も参加した。
本堂「三仏堂」で輪王寺一山の僧侶が総出で法要を行った後、参列者は豆まきをした。その後、外回廊で縁起物などをまく「がらまき」を行い、集まった人たちに福を分け与えた。
山伏を務めた役僧藤川森映(ふじかわしんえい)さん(25)は「福を招き入れ、鬼をはらうことで、今年が皆さまにとって良い年になるようにと願った」と話した。
二社一寺では日光東照宮と日光二荒山神社も節分行事を行ったが、東照宮は降雪のためがらまきなどを中止した。
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