「DeepSeekショック」で痛感させられた中国の超競争社会を勝ち抜いたエリートの逞しさと日本の立ち遅れ(JBpress) – Yahoo!ニュース

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藤井聡太七冠が3年連続1位 2024年「獲得賞金・対局料ベスト10」発表

2分前

(写真:Firdous Nazir/NurPhoto/共同通信イメージズ)

中国の新興企業DeepSeek(ディープシーク)が開発した生成AI(人工知能)が、世界を激震させている。高性能な上に低コストだからだ。開発成功の背景、そして今後の世界への影響を考える。 【写真】「DeepSeek」創業者の梁文鋒氏 ■ DeepSeekの凄さと創業者の横顔 DeepSeekの創業者は梁文鋒(Liang wen feng:リャンウェンフォン)で、1985年に広東省の湛江市で生まれた。幼少時より成績優秀で、高考(ガオカオ、大学統一入試)ではトップで、浙江大学に入学した。大学では電子情報工程に進み、大学院修士課程は情報・通信工程に進学した。 修士号取得後、2015年に、「幻方量化(High-Flyer)」というヘッジファンドを設立し、AIを活用して株取引で大きな利益を上げた。その後、2023年7月に浙江省の杭州市に「杭州深度求策人工知能基礎技術研究(深度求策)」、DeepSeekを設立した。 この新興企業の研究者の大半が中国一流大学の卒業生で、社員は140人である。アメリカ留学組を排除する方針で、技術の国産化を図っている。 DeepSeekは、1月20日にAIモデル「R1」を公開したが、その性能は、アメリカのオープンAIが開発した「ChatGPT」にも使う基盤モデル「o1(オーワン)」に匹敵するという。 DeepSeekのモバイルアプリが、1月25日までに世界で160万回ダウンロードされ、アメリカのアップルの米国や中国のアプリストアで第一位になった。有料モデルの利用料金は、チャットGPTの10分の1以下である。 驚くべきなのは、DeepSeekのV3が開発にわずか2カ月、約560万ドル(約8億7000万円)しかかかっていないことである。開発費については、アメリカのオープンAIのGPT-4は約7800万ドル(約120億円)、グーグルのGemini Ultraは約1億9100万ドル(約300億円)である。まさに10分の1以下の開発費である。

JBpress

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