台湾出身の人気女性タレントが、春節中に日本で死亡していたことが分かり、現地で大きく報じられています。
亡くなったのは台湾出身の人気タレント、バービィー・スーさん(48)です。
現地メディアによると、バービィーさんは春節休暇を利用し家族と日本を旅行中、インフルエンザと肺炎を併発し、息を引き取ったということです。
バービィーさんは2001年、人気漫画「花より男子」の台湾版ドラマでヒロインを演じたことで、台湾だけでなく中国でも一躍人気者に。
その後は、役者以外にも活動の場を広げていました。
そんな彼女の早すぎる訃報は瞬く間に広がり、SNSの検索ランキングをほぼ独占。
さらに、中国国営テレビでも報じられました。
東京・浅草に来ていた台湾からの旅行者は「びっくりです、彼女が亡くなったなんて!」「48歳の若さで…残念です」と話しました。
また、中国からの旅行者からは「彼女は日本に来てインフルエンザで亡くなった。私たちも日本にいるので子供たちの体調を心配しています」といった声も聞かれました。
一部のネットユーザーからも、日本の医療体制やインフルエンザの猛威を警戒する書き込みが。
これは、バービィーさんが肺炎を発症したことを知らず、「インフルエンザ」という言葉が先行した結果とみられます。
台湾メディアによると、バービィーさんは日本で荼毘(だび)に付されたあと、家族とともに台湾に帰るということです。