コスタリカのアラフエラ州サン・ラモンにあるスーパーマーケット「SÚPER MARIO」(スーパーマリオ)が公式Facebookにて、任天堂相手の訴訟に勝利して商標登録に成功した事を報告しました。 Costa Rican Supermarket Wins Trademark Battle Against Nintendo https://ticotimes.net/2025/01/30/david-vs-goliath-costa-rican-super-mario-defeats-nintendo-in-court ホセ・マリオ・アルファロ・ゴンザレス氏が、2013年に創業したスーパーマーケットの「スーパーマリオ」について店名を商標登録しようとしたところ、任天堂のアメリカ法人であるNintendo of Americaが「スーパーマリオ」という名前の独占権を主張したため、両社は法廷で争うこととなりました。 商標は商品の分類ごとに分けて管理されており、任天堂はゲームのほか服、コレクション品、おもちゃ、学用品などの分野において「スーパーマリオ」を登録済み。しかし、任天堂が登録していたスーパーマリオの商標はスーパーマーケットという食品小売業の分野をカバーしておらず、結果としてゴンザレス氏の商標登録が認められました。
ゴンザレス氏は任天堂が提出した文書の数を見て一時は諦めようかとも思ったとのこと。ゴンザレス氏は今回の決定を受けて、「有名な国際的なビデオゲームブランドを獲得したことはとても嬉しいです」とFacebookに投稿し、顧問弁護士やこれまで支援してくれたコスタリカ投資家会議所へ感謝を伝えました。
記事作成時点では、任天堂は今回の件についてコメントや声明を出していません。