NHK朝ドラ「おむすび」 結(橋本環奈)、拍手とともにNSTメンバーに ギャルの明るさ発揮、コミュニケーション能力認められる

「おむすび」第88回場面写真(C)NHK

女優、橋本環奈がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「おむすび」(月~土曜前8・0=土曜は振り返り)。橋本演じる福岡県の糸島で育ったギャルの米田結が、栄養士となり、現代人が抱える問題を食の知識とコミュ力で解決していくオリジナル作品だ。公式X(旧ツイッター)が5日更新され、病院で管理栄養士として働く結が、NST(栄養サポートチーム)への参加が決まるシーンの画像が投稿された。

★以下ネタバレあり

投稿文では「NSTに参加することになった結。NSTは医師や看護師、薬剤師、管理栄養士などが参加し、各専門職の知識や技術を生かして、対象の患者さんへの栄養管理を支援するチームです」とつづられている。

放送では、平成30(2018)年、結は大阪の新淀川記念病院で管理栄養士として働き始めて4年目。消化器内科と外科の入院患者を担当している。ある日、小児科の病棟に入院している「ネフローゼ症候群」を患う少年、本郷晴斗(高田幸季)に偶然出会い、晴斗が全然ご飯を食べないということを気にかけていた。そんな結に、上司である栄養科長、塚本文香(濱田マリ)は、病棟の垣根を越えて、より厳重な栄養管理を必要とする患者をみることができるNSTに入らないかと誘う。

NSTのメンバーは医師、看護師、言語聴覚士、薬剤師、管理栄養士からなる5人。塚本は自分の代わりに、結に管理栄養士のメンバーに入ってもらいたいと考えている。

翌日には早速、結はNSTの仕事ぶりを見学することに。回診では、メンバーは潰瘍性大腸炎で腹痛や血便に苦しむ、気難しい元建設会社のワンマン社長の病室へ。「とにかくこの病院のメシはまずすぎてかなわん」「誰があんなもん作っとんねや」などと怒鳴られても、結は笑顔で「は~い」と手を挙げる。また、「よう、あんなまずいもん考えられるな。ガキが!」と悪態をつかれても、「そんなに若く見えます~? チョーうれしいんだけど」と笑顔で応対。その後も明るく〝ギャル語〟を連発し、相手を根負けさせてしまう。

また、晴斗は2度目となった今回の入院では、以前と違って全く口をきかずに心を閉ざしてしまっていた。食事をほとんどとらない理由は「前は頑張って食べたのに、また病気になって(大好きな)サッカーでけへんようになったやん。病院に来たらみんな噓つき。だからもう食べへん」と、結は本音を聞き出すことに成功する。

NSTのこの日の仕事が終わる前に、塚本はメンバーに向けて「みなさん、米田さんにNSTに入ってもらって構いませんか? 彼女のコミュニケーション能力は必ずNSTの役に立つと思うんです」と話すと、メンバーは大歓迎すると表明。篠宮だけは「おまかせします」とのみ答える。結は「私でお役に立てるかどうか分かりませんが、みなさんよろしくお願いします」とあいさつ。NSTメンバーに拍手で迎えられる、といったシーンが描かれた。

フォロワーからは「おむすび戦隊!NST参加の米田さん、頑張ってください」「NSTのチーム入りになったのは、やはり、人に寄り添った結のやり方が人の心に感動を与え前向きになってくれた証です。それを皆が認めてくれていることは間違いないと思います」「みんなが拍手して結を迎えているのに、篠宮さんだけメガネを拭いているんですが」といった感想が寄せられている。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *