バルセロナを率いるハンジ・フリック監督 [写真]=Getty Images
バルセロナを率いるハンジ・フリック監督がコパ・デル・レイ準々決勝を振り返った。6日、スペイン紙『アス』がコメントを伝えている。
コパ・デル・レイ準々決勝が6日に行われ、バルセロナはアウェイでバレンシアと対戦した。試合は開始早々の3分に古巣戦となったフェラン・トーレスが先制点をマーク。リードを奪ったバルセロナは17分にも同選手が追加点を挙げ、さらに1点を加えて迎えた30分にはフェランがハットトリックとなる3点目を獲得する。59分にはラミン・ヤマルが仕上げのゴールを決め、ゲームは5−0で終了。勝利したバルセロナが準決勝に駒を進めた。
試合を振り返ったフリック監督は、「私たちにとって非常に重要な勝利だ。チームのパフォーマンスに満足しているよ。序盤からチャンスを作ってゴールを決めることができた。それが試合を優位に進めるポイントになった」とコメント。今季ここまでの公式戦35試合で109ゴールを挙げている点に対しては、「チームの飽くなきハングリー精神を表している。選手たちはより多くのゴ ールを目指して集中していた。それはとても良いことだ」と高く評価している。
一方、記者から改善の余地の有無について問われると、「もちろんだ」とコメント。「前も言ったと思うが、相手がカウンターを狙っているときにもう少し長くボールを保持する必要がある」と修正点を口にした。