日米首脳会談で対日貿易赤字を協議 対中同盟強化も確認 会談後に共同声明発表へ(産経新聞) – Yahoo!ニュース

トランプ大統領

【ワシントン=田中一世、坂本一之】石破茂首相は7日午前(日本時間8日未明)、米ワシントンのホワイトハウスでトランプ大統領と会談する。米政府高官は7日、両首脳が対日貿易赤字について議論する見通しだと記者団に明らかにした。会談後に発表する共同声明では、日米同盟の重要性や中国公船の領海侵入が相次ぐ尖閣諸島(沖縄県石垣市)を含む南西地域の防衛体制強化を明記。台湾有事を念頭に「台湾海峡の平和と安定の重要性」も盛り込む方向だ。 【写真】トランプ米大統領の就任記念キャップをかぶりポーズを決める石破茂首相 手にはトランプも 首相がトランプ氏と対面で会談するのは初めて。米政府高官は、トランプ氏が「経済的な公平さ」を重視していると強調した。会談では経済関係が議題となり、安全保障分野の連携強化も協議すると説明した。 首相は、中国が軍事的圧力を強める東アジアの安全保障に米国が関与を継続するよう念押ししたい考えだ。自衛隊と米軍の指揮統制の連携強化や、米国の核の傘を含む戦力で同盟国を守る拡大抑止の強化も確認。共同声明にはサイバー・宇宙分野での連携強化も盛り込む方向だ。 トランプ氏は北大西洋条約機構(NATO)加盟国に国防費増を要求しており、日本にも防衛費増額を求める可能性がある。首相は関連経費も含め2027年度に国内総生産(GDP)比2%に増やす方針を説明し、理解を求めるとみられる。 首相は北朝鮮による日本人拉致問題の解決に向けた協力をトランプ氏に要請する方針だ。米政府高官はトランプ氏が北朝鮮との対話に前向きだと指摘した。政権として朝鮮半島の非核化に「コミットしている」とし、日米韓3カ国協力を継続する意向を示した。 首相は会談でトランプ氏と個人的な信頼関係を築きたい考え。トランプ氏に早期来日を要請する意向で、今秋に韓国で開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせ立ち寄る形式が考えられる。

産経新聞

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