藤山直美、高島礼子 初共演舞台「かたき同志」8月30日に大阪新歌舞伎座で開幕(スポニチアネックス)|dメニューニュース

名作舞台「かたき同志」で初共演が決まった藤山直美(右)と高島礼子

女優・藤山直美(66)、高島礼子(60)が初共演する名作舞台「かたき同志」が8月30日、大阪新歌舞伎座で開幕する(9月21日まで)。 同作は1985年の初演以来、再演を重ねる傑作で同劇場では2013年、藤山と三田佳子(83)の顔合わせで大ヒットした。 江戸の下町で居酒屋を切り盛りする、かめ(藤山)と、呉服問屋の女主人・お鶴(高島)。育った環境も気質もまったく違う2人の息子と娘が結婚することになり、大騒動が巻き起こる。故・橋田壽賀子さんと石井ふく子さん(98)の名コンビが作り上げた家族ドラマ。上演中に99歳を迎える石井さんの白寿記念として上演される。 演出の石井さんは「橋田先生の作品をずっと演出していますが、私は『かたき同志』が一番気に入ってます。この『かたき同志』は、女優さんを変え何度も再演しています。このお芝居は娘と息子を大事に思う母親同士の問題です。前回もご出演していただいた藤山直美さんと、今回新たに高島礼子さん。高島さんには“重労働ですよ。大変ですよ”と言いながらも、楽しく演じていただけたらと思っております」などとコメント。

藤山は「石井ふく子先生の白寿記念公演にこのたびは出演させて頂く運びとなり、心から感謝致しております。また、このたびは高島礼子さんとの初めての共演、楽しみにさせて頂いております。お客さまに喜んで頂ける様に出演者、スタッフ一同、心を一つにして勤めさせて頂きます」と気を引き締めた。同作を以前、客席から観劇したという高島は「三田佳子さんの体当たりのお芝居、気合の入った姿に嫉妬するくらい感動したのを覚えています。今回、その『お鶴』の役をやらせて頂ける幸運に身が引き締まる思いです。藤山直美さんとの共演も大変光栄であり同じ舞台に立てるなんて夢のようであり、楽しみです。観に来てくださる皆さんに共感して沢山笑って頂けるように、私の中に眠っていた何かをさく裂させたいです」と力を込めた。公演は8月30日〜9月21日。

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