白石康次郎 世界一周ヨットレース「バンデ・グローブ」24位フィニッシュ「空は曇っているけど気持ちは晴れています」 アジア人初の2大会連続完走(中日スポーツ) – Yahoo!ニュース

白石康次郎のインスタグラムより

海洋冒険家の白石康次郎(57)=DMG MORI SAILING TEAM=が9日、フランス西部を発着点とし、単独無寄港無補給で世界一周する過酷なヨットレース「バンデ・グローブ」を24位(90日21時間34分41秒)でフィニッシュした。アジア人初完走を果たした前回大会(2020~21年)に続き、快挙を達成した。 フランス紙「レキップ」の電子版も「完走した最初のアジア人スキッパー」と紹介。今大会はアジア勢では中国選手も参戦している。約3カ月の航海を終えた白石は「とてもさわやかな気持ち。空は曇っているけど気持ちは晴れています。ケープホーンからここ(フランス)までは特に難しかったです」とレースを振り返った。 初完走を果たした4年前は涙を流したが、今大会は笑顔でフィニッシュした。「(レースは)何かを見つけるんじゃなくて、自分自身を確かめにいく。本当に出てよかった」と白い歯を見せた。ゴールシーンのユーチューブライブは約4万人が視聴した。 白石は10日までにインスタグラムを更新、ゴール写真などを投稿した。世界中のフォロワーから「素晴らしいパフォーマンスをありがとう」「信じられない」「いつも笑顔の康次郎! 大好き! 」など祝福の声が届いた。 ▼白石康次郎(しらいし・こうじろう) 1967年5月8日生まれ、神奈川県鎌倉市出身の57歳。94年にヨットによる単独無寄港無補給での世界一周を当時の史上最年少記録だった26歳で達成。2002~03年に単独世界一周レース「アラウンド・アローン」クラスⅡで4位。06年には同「ファイブ・オーシャンズ」クラスⅠで2位。16年に「バンデ・グローブ」初出場もリタイア。20~21年大会はアジア勢初となる完走で16位。趣味はドライバーの最高飛距離383ヤードを誇るゴルフ。 ▼バンデ・グローブ フランスの「レ・サーブル・ドロンヌ」を発着点に、単独無寄港無補給で世界一周(約4万5000キロ)のタイムを競うレース。4年に一度、開催される。1989年から2020年まで計9回大会で延べ200人が出場し、完走者は延べ114人。宇宙を経験した人数よりも少ないといい、世界一過酷なレースとして知られる。今大会は40人が参加、57歳の白石は2番目の年長者。優勝タイムは64日19時間22分49秒。

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