今田美桜がとにかくかわいい! 『東京リベンジャーズ』シリーズでみせた最高のヒロイン像(リアルサウンド) – Yahoo!ニュース

『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』©和久井健/講談社 ©2023映画「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-」製作委員会

北村匠海が主演を務めた映画『東京リベンジャーズ』に続く『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編』2部作の前編『-運命-』が1月18日、後編『-決戦-』が1月25日にフジテレビにて2週連続で地上波初放送される。ヒロイン・ヒナタ役を演じた今田美桜は、メインキャストを務める劇場版『トリリオンゲーム』が2月に公開を控えるほか、2025年度前期NHK連続テレビ小説『あんぱん』の主演に抜擢されるなど、ますます注目度が高まっている。そんな今田の俳優としての魅力がたっぷりと詰まった『東リベ』でのかわいくて強い最高のヒロインの活躍を振り返りながら、現在の活躍などを紐解いてみたい。 【写真】かわいくて強い最高のヒロイン像を示す1コマ アニメ化でも人気を集める和久井健の漫画『東京卍リベンジャーズ』を実写化した2021年公開の映画『東京リベンジャーズ』は、さえない生活をしている27歳の元不良・タケミチ(北村匠海)がタイムリープの能力に目覚め、犯罪集団の抗争に巻き込まれて死んでしまった学生時代の恋人・ヒナタ(今田美桜)の悲劇を回避するため、学生時代に戻り、その元凶ともいえる暴走族チーム・東京卍會に入って運命を変えるべく奮闘する様子を描いている。いわゆるタイムリープものと暴走族の抗争が合わさった物語である。 今作で今田は、誰もが守りたくなるヒロインを演じている。とは言っても、決してひ弱な女性ではない。タケミチに何があっても笑顔で迎え入れるやさしさが、最高のヒロインと言われる由縁。そしてタケミチもヤンキーではあるが、人柄が良く、未熟で弱くヘタレ、でも譲れないもののために倒れても倒れても立ち向かう「退かない心」が 東京卍會総長のマイキー(吉沢亮)や副総長のドラケン(山田裕貴)たちを惹きつけ、不思議と誰もから気に入れられるキャラだ。 そんなタケミチに一途なヒナタは天真爛漫で明るく、常に純情ではあるが、相手がヘタレなだけに「タケミチくんは私が守る」という姿勢。タケミチが連れ去られると勘違いした時は、誰もが怖れるマイキーにビンタを食らわすシーンも。もはや母性すら感じさせる一方で、勘違いだと気づいてあたふたしてまう一連の流れは、今田の可憐な魅力を見事に引き出していた。 女優・今田美桜の魅力といえば、端正な顔立ちと目力の強さから伝わる凛とした佇まいだけでなく、真っ直ぐな演技の中にある芯の強さだろう。特に気高い姿勢の、しかし虚勢を張っている人物の内に秘めたものが溢れ出てきてしまった時の感情表現が実にうまいだけに、気が強い、もしくは芯が強い人物の役を演じることが多い。最近では、2024年版のドラマ『花咲舞が黙ってない』の主人公である、相手が誰であろうと自らが正しいと信じることは強く主張する主人公の花咲舞役や、『トリリオンゲーム』のメインキャラクターの一人である、欲しい物は何でも手に入れようとするクールで強欲な才色兼備のIT企業のCEO・桐姫役などを演じ、若手女優の中でも強い女性の代名詞的な役者となっている。 ただヒナタ役はそれらのツンツンとしたキャラと一線を画している。同じ強さでも、得意としている虚勢張った演技を抑え、全力で主人公を支え、包み込むような空気を作りだす、原作キャラへの期待に応えた演技だ。これまでの今田のキャラは、同世代が集まるとどこか大人っぽくクールな役回りが定番だったが、今作では完全なるヒロインとして、登場するだけでホッとできるような癒しの存在感を見せている。また、厳つい暴走族の世界でツンデレのカリスマキャラが多いだけに、今田が得意とする、時折見せる全力の気の強さがかえってかわいらしく実にいたいけに映るのだ。

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