Nintendo Switch 2の価格について複数のアナリストに聞いてみた

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Nintendo Switch 2の価格はまだ判明していないが、さまざまな考察がなされている。IGN USは幾人かの業界アナリストに価格について聞いたそうだ。さまざまな回答が返ってきたが、「400ドル」という数字が繰り返し出てきたという。これは初代Switchの有機ELモデルから約50ドル(現在のレートで約7770円)上昇した価格になっている。

初代Switchは為替レートなどの影響をあまり受けていないが、参考までに有機ELモデルの日本での価格は3万7980円(税込)である。

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とあるアナリストは400ドルが「成功するために必要な価格」と分析(初代Switchの通常版は約300ドル)。トレーラー分析からは、450ドルという価格を正当化することはあまり見られないとしている。アナリストたちは価格があまりにも高くないかぎり、セールスに大きな影響はないだろうと考えているようだ。ただし、500ドルになる可能性を挙げているアナリストもいるという。

「アーリーアダプターは喜んでお金を払う説」を挙げているアナリストもいるが、やはり多くの人が400ドルという価格を挙げているようだ。また、本体が供給不足になる可能性について言及している人もいて、ローンチ時に供給不足になる可能性があるのであれば、あらかじめ強気の価格設定をする可能性があるとの分析も。SIEやマイクロソフトと違って任天堂はゲーム事業に依存しているため、ゲーム機自体に利益がないといけないという説も挙がっている。400ドルが「重要な心理的しきい値」とも分析されている。

参考までに、PS5とXbox Series Xは米国ではどちらも約500ドルだ。Switch 2は初代Switchよりは高いが、PS5/Xbox Series Xよりは安くなると分析しているアナリストが多いことになる。IGN USは過去に「Nintendo Switchの後継機種にいくら払えるか」を問うアンケートを実施していた。このアンケート結果でも、「400ドルまでなら払える」という回答が1位となっていた。

400ドルを今のレートで考えると、約6万2000円になる。しかしながら、初代Switchが為替レートなどの影響をあまり受けていなかったので、日本円での分析はむずかしいところだ。任天堂は2022年の時点で初代Switchの値上げをする予定はないとしていたが、「今後も状況を注視しながら、慎重に検討していきたい」とも話していた。業界全体における現在のハードウェアの値上げ傾向を考えると、Switch 2が日本円では思ったより高くなる可能性も考えられるだろう。

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