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2025/1/17 12:05(最終更新 1/17 13:02) 2005文字
『ハリー・ポッターと謎のプリンス』日本テレビ系「金曜ロードショー」で1月17日放送(C)2009 WBEI Publishing Rights(C)J.K.R. TM WBEI
日本テレビ系「金曜ロードショー」では、映画『ハリー・ポッター』シリーズの完結に向かうクライマックスの3作品を3週連続で放送。今夜(17日)は、シリーズ第6作にあたる『ハリー・ポッターと謎のプリンス』(後9:00~11:24)。これにあわせて、東京・としまえん跡地に誕生した、映画『ハリー・ポッター』シリーズの制作の裏側を体験できる施設「ワーナーブラザーススタジオツアー東京 ーメイキング・オブ・ハリー・ポッター」内にある同映画に登場するセットや小道具を紹介する。
【画像】記事内で紹介しているシーンや展示されているセット・小道具の写真
『ハリー・ポッターと謎のプリンス』は、ホグワーツ魔法魔術学校で6年目を迎えたハリー、ロン、ハーマイオニーが描かれる。最強の闇の魔法使い・ヴォルデモート卿の影響はマグル(非魔法族)の世界にも現れ始め、ハリーたちとヴォルデモート卿の対決が目前に。ハリーとダンブルドアの信頼関係に焦点が当てられ、ハリーにとって絶対的な存在だった偉大な魔法使いダンブルドアの過去や弱さも垣間見える。“半純血のプリンス”の正体とは。ラストには衝撃的な事件が起きる。これまでに増してミステリー要素が強くなったシリーズ最終章の幕開けとなる作品。 ■ダンブルドア校長室:部屋の装飾に注目! 映画シリーズ1作目から何度も登場している「ダンブルドア校長室」。登場シーンをよく見てみると、机上や戸棚にはものがぎっしり。これらはダンブルドアが関心を寄せている天文関係の道具の数々だ。また、『謎のプリンス』では、闇の帝王「ヴォルデモート」と戦うためにハリーがある「記憶」を集める。 記憶を再現する憂いの篩(ふるい)は、ダンブルドア校長室の戸棚に隠されているのだが、スタジオツアー東京では、戸棚から出現する篩の中を実際に覗くことができる。校長室では、記憶を保存しておく小瓶が並んだ記憶の戸棚の中も実際に見ることができる。小瓶には、ひとつひとつ映画制作の職人によって手書きされたラベルが貼ってあり、よく見ると知っている魔法使いの名前の小瓶が! ■魔法薬学の教室:スラグホーン先生の衣装や薬箱も 魔法薬学の教授は、本作でスネイプ先生からスラグホーン先生に変わる。実はスタジオツアー東京にある魔法薬学の教室はスラグホーン先生が使っていた時のもの。スネイプ先生の授業シーンはイギリスの修道院で撮影されていたのたが、映画が進行するとともに理想的なシーンを作るため、セットを組むことになり、試行錯誤して作り上げたものだ。 ドーム状の天井の教室は、ホグワーツ城の地下にあり全体的に薄暗くなっている。所狭しとならんだ魔法薬の材料の瓶には、映画制作者が集めた枯葉やハーブ、精肉店から調達した骨が詰まっている。 魔法薬学ののセットでは、実際に中に入って近くでこれらを見ることができるが、展示に触れてるのはご法度。持ち主不明の古い教科書を探して、棚をさわったりしないようにしよう。魔法薬学の教室の近くには、スラグホーン先生の実際の衣装や薬箱も展示されている。いつも先生が持ち歩いている小瓶の数々を見ると、”純粋に学問のため”研究を行う熱心な姿を想像できるのではないだろうか。 ■ウィーズリー・ウィザード・ウィーズ:あふれるグッズはすべてオリジナル 劇中に登場するウィーズリー家の双子、フレッドとジョージの店「ウィーズリー・ウィザード・ウィーズ」。いたずら用品専門の店の中は、何千点というグッ ズであふれているが、それらのデザインもすべて映画オリジナル。200点ほどのオリジナルデザインが制作された。映画では店内の様子も見ることができる。スタジオツアー東京では店の外から中を見ることができる。 ■バタービール:泡のひげをつけるのがお決まり ホグズミード村のパブ、三本の箒でハリーたちが飲んでいるドリンク。ハーマイオニーのように、泡のひげをつけるのがお決まりの飲み方。スタジオツアー東京では、ツアーの中ほどにあるバタービールバーで提供しているほか、お土産用のバタービールの瓶もある。 ■今後の放送予定 1月24日『ハリー・ポッターと死の秘宝PART1』(後9:00~後11:24) 1月31日『ハリー・ポッターと死の秘宝PART2』(後9:00~後11:24) Harry Potter characters, names and related indicia are trademarks of and (C) Warner Bros. Entertainment Inc.
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