TikTok、アメリカ国内でのサービス再開…アプリ上で「トランプ氏の尽力のおかげ」と説明
【ニューヨーク=小林泰裕】中国発の動画共有アプリ「TikTok(ティックトック)」が19日、米国でサービスを再開した。トランプ次期米大統領が19日、米国内での同アプリの禁止につながる新法の施行を延期すると表明したことを受け、わずか1日足らずで再開に踏み切った。 「TikTok」のロゴ=ロイター ティックトックは18日夜に米国内でサービスを停止した。運営会社の中国バイトダンスが19日までに米国事業を売却しなければ、米国内でのサービスを禁じる新法が19日に施行されたことに合わせた措置だった。米国内のティックトックの利用者は約1億7000万人に上るため、影響が懸念された。 そうした中、トランプ氏は19日、自身のSNSに「20日に大統領令を出し、新法の施行期限を延長する」と投稿した。施行期限を90日間延長するとみられる。トランプ氏はティックトックで約1500万人のフォロワーを抱え、20日の大統領就任式の様子をティックトックで発信する狙いもあるとみられる。 サービス再開について説明する画面(19日) トランプ氏の投稿を受け、ティックトックは19日、アプリ上で「トランプ氏の尽力のおかげで米国内でのサービスが復旧した」と表明した。 また、トランプ氏は19日の投稿で「米国がティックトックの50%の所有権を持つことを望む」とも投稿した。現在、ティックトックは中国バイトダンスの傘下にあるが、米国の企業や投資家との合弁事業とすることで、米国でサービスを存続させる方針だ。 具体的な合弁先として、トランプ氏の側近であるイーロン・マスク氏がオーナーを務めるX(旧ツイッター)が浮上している。マスク氏は19日、Xで「ティックトックは米国でサービスが許可されているのに、Xは中国で運営が許可されていない。現状は不均衡であり、何かを変える必要がある」と不満を表明した。
Read more米トランプ氏「国を正常な方向に」 就任初日に大統領令、バイデン政策の転換誓う
19日、支持者との集会で演説するトランプ次期米大統領=ワシントン(AP=共同) 【ワシントン=塩原永久】米共和党のトランプ次期米大統領(78)は19日、首都ワシントンの屋内競技場で支持者らを集めたイベントを開いた。20日の就任式を控えるトランプ氏は、演説で「皆さんをとても喜ばせる大統領令をごらんに入れる」と述べた。不法移民対策の強化をはじめとする公約について、大統領令を出して実現を急ぐと表明した。 トランプ氏は「国を正常な方向に導かなければならない」と述べ、寛容な移民対策などのバイデン民主党政権がとったリベラルな政策を転換すると強調した。「国境への侵略は止まり、不法侵入者は自国に戻ることになる」と指摘。不法移民については「米国史上、最大の強制送還を始める」と述べた。 昨年11月の大統領選で接戦州を制して大勝を収め、「米国を再び偉大にする」と恒例のフレーズを連呼し、支持者らへの謝意を述べた。 就任前から早くも「成果を出している」とし、パレスチナ自治区ガザの停戦発効や人質解放を実現したと誇示した。ロシアによるウクライナ侵略を巡っては「戦争を終わらせる」と述べた。 会場では実業家のイーロン・マスク氏のほか多数の閣僚候補が同席。トランプ氏は、規制緩和を進め、景気を後押しする経済政策に取り組み、庶民の暮らしの改善に注力する考えも強調した。 トランプ氏は19日、イベントに先立ち、宿泊先のホワイトハウス近くの大統領賓客施設「ブレアハウス」からワシントン近郊のアーリントン国立墓地に赴き、副大統領になるJ・D・バンス元上院議員(40)らとともに無名戦士の墓に献花した。
Read more元モー娘。田中れいな、デビュー“22周年”で懐かしの写真紹介「ずっと応援してます!!!」「6期最強!!!」|ORICON NEWS|Web東奥
田中れいな (写真はインスタグラム @tanakareina.lovendor より) 元モーニング娘。のメンバーでタレントの田中れいな(35)が19日、自身のXを更新。デビュー当時の写真を公開し、デビュー22周年を迎えたことを報告した。 【写真】“22周年”でデビュー当時の写真を公開した田中れいな 田中は「今日は記念日 デビューして22年が経ちました」とつづり、2枚の写真を並べた画像をアップ。この投稿にリプライする形で「家の中整理しよったらたまたま見つけた写真 懐かしい…」と紹介し、投稿では「22年でいろんな事を見て いろんな事を経験していろんな事が変わりました。ここからも楽しみながら頑張ります」と意気込んだ。 この投稿にファンからは、「22周年おめでとう」「懐かしいねぇ〜」「どっちの衣装のれーなもめちゃめちゃカワイイ」「ずっとずっとだいすきーー」「これからもずっとずっと応援してます!!!」「6期最強!!!」とさまざまな声が寄せられている。 Google News Showcaseからアクセスされた方へ会員情報変更のお願い パスワード設定、会員情報のご登録をこちらから完了して下さい。
Read more三笘薫がプレミア日本人最多得点記録を更新!…1G1Aの大活躍でマンU撃破の立役者に | サッカーキング
1ゴール1アシストの三笘薫がマンU撃破に貢献! [写真]=Getty Images プレミアリーグ第22節が19日に行われ、マンチェスター・ユナイテッドとブライトンが対戦した。 今シーズン開幕直後から不安定な戦いが続いたマンチェスター・ユナイテッドは、昨年11月に指揮官交代に踏み切り、ルベン・アモリム監督を招へい。ここまで公式戦6勝2分6敗と試行錯誤が続いているが、リーグ戦直近2試合で首位リアプールと引き分け、サウサンプトンに劇的逆転勝利を飾るなど粘り強い戦いが続いている。 対するブライトンはここまで21試合を消化し、7勝10分4敗の暫定10位に位置。第13節からは8試合未勝利と苦しい戦いが続いていたが、前節は日本代表FW三笘薫もネットを揺らし、久々の白星を手にした。今節は敵地『オールド・トラッフォード』で4度目の連勝を目指す。三笘は左サイドの攻撃的ポジションでスタメンに名を連ねた。 開始早々の5分に試合の均衡が破れる。下がった位置でボールを受けたカルロス・バレバが相手DFラインの背後へロングフィードを供給し、絶妙のタイミングで抜け出した三笘がボックス内へ侵入。最後は横へのラストパスを並走していたヤンクバ・ミンテが押し込み、ブライトンが先制に成功した。一方、先制されたマンチェスター・ユナイテッドは徐々に圧力を強め、20分には前線でのボール奪取を起点にジョシュア・ザークツィーがPKを獲得。これをブルーノ・フェルナンデスが冷静に沈め、試合を振り出しに戻した。 その後、ボール保持率はほぼ五分五分となり拮抗した展開が続くが、互いになかなか大きなチャンスを作り出すことができない。43分、ブライトンは前線でのボール奪取を起点にミンテからダニー・ウェルベックへと繋ぎ相手ゴールに迫ったが、懸命に戻ったディオゴ・ダロトのカバーリングに阻まれ、シュートを打つことはできなかった。前半はこのまま1-1で終了する。 後半立ち上がりの53分、FKを獲得したブライトンはヤシン・アヤリが低いクロスを送ると、こぼれ球を拾ったジョアン・ペドロが混戦からネットを揺らす。しかし、オンフィールドレビューの結果、直前にヤン・ポール・ファン・ヘッケのファウルがあったとして得点は認められなかった。それでも60分、ミンテがボックス右角付近から柔らかいクロスを送ると、これに反応したのは三笘。体ごと押し込み、プレミアリーグでの日本人最多得点記録を更新した。 76分、ソリー・マーチのワンタッチパスで右サイドのスペースへ抜け出したアヤリがグラウンダーのクロスを送ると、これをGKアンドレ・オナナが痛恨のファンブル。ゴール前に詰めていたジョルジニオ・リュテールが難なく流し込み、ブライトンがリードを2点に広げる。その後、マンチェスター・ユナイテッドは攻勢を強めるが、ブライトンの粘り強い守備に阻まれ、追撃の1点を奪うまでには至らず。試合はこのまま1-3で終了した。 次節、マンチェスター・ユナイテッドは26日にアウェイでフルアムと、ブライトンは25日にホームでエヴァートンと対戦する。 【スコア】 マンチェスター・ユナイテッド 1-3 ブライトン 【得点者】 0-1 5分 ヤンクバ・ミンテ(ブライトン) 1-1 23分 ブルーノ・フェルナンデス(PK/マンチェスター・ユナイテッド) 1-2 60分 三笘薫(ブライトン) 1-3 76分 ジョルジニオ・リュテール(ブライトン) 【PR】「U-NEXTサッカーパック」でプレミアリーグ全試合&FAカップ独占配信 「U-NEXTサッカーパック」は、U-NEXTが提供するサッカーコンテンツに特化したプラン(月額2,600円・税込)。 「プレミアリーグ」を全試合独占で配信するほか、「ラ・リーガ」「FAカップ」なども視聴可能だ。 「サッカーパック」単体契約も可能だが、通常の「月額プラン(月額2,189円税込)」の無料トライアル登録&「サッカーパック」契約がとってもおトク。 専用ページから無料トライアルに登録すると、サッカーパックの支払いに利用できる1,200ポイント(1,200円相当)が付与されるため、初月はなんと1,400円(税込)で「サッカーパック」と「月額プラン」をダブルで楽しめる! 月額プランに加入すれば映画・アニメ・ドラマ等が見放題。サッカーもエンタメも楽しみたい方にオススメだ。 ① 「U-NEXTサッカーパック」はプレミアリーグ、ラ・リーガ1部を全試合配信! ② FAカップ、コパ・デル・レイなども独占配信決定! ③ 無料トライアル登録&サッカーパック契約で、初月は1,400円!…
Read moreトランプ氏が「救え」と投稿 動画投稿アプリ「TikTok」が“サービス再開”(テレビ朝日系(ANN)) – Yahoo!ニュース
All Nippon NewsNetwork(ANN) アメリカでサービスを停止していた動画投稿アプリ「TikTok」は、トランプ次期大統領の方針発表を受けてサービスを再開しました。 中国系の動画投稿アプリ「TikTok」を巡っては、アメリカでの利用を禁止する法律が19日に発効し、サービスが停止されました。 しかし、トランプ氏が19日、自身のSNSに「TikTokを救え」と投稿し、禁止する法律の施行を猶予する大統領令に署名する考えを表明しました。 これを受けてTikTokの運営会社は「サービスの再開に取り組んでいる」という声明を発表しました。 アプリで「トランプ大統領の尽力でTikTokがアメリカに戻ってきた!」というメッセージを表示しています。 ユーザー 「今日になって復旧というニュースが流れて混乱している」 「TikTokに対する行動で若者はトランプ氏への見方を変えると思う」 テレビ朝日 テレビ朝日系(ANN) ******* **************************************************************************** ******* ****************************************************************************
Read moreブライトンの三笘、鮮やかに記録更新 岡崎を上回る通算15得点―欧州サッカー:時事ドットコム
時事通信 運動部2025年01月20日09時45分配信 イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド戦でゴールを決めるブライトンの三笘(中央奥)=19日、英国・マンチェスター(ロイター時事) 名門クラブを相手に躍動した。ブライトンの三笘が敵地でのマンチェスター・ユナイテッド戦で1得点1アシスト。「チームの勝利が一番。そこには貢献できた」と表情を緩めた。 【写真特集】サッカーW杯 歴代日本代表全選手~ゴン・井原から三笘薫まで~ まずは前半5分。後方からの難しいパスを絶妙なトラップでコントロールすると、逆サイドへ走り込んだFWミンテに落ち着いてパス。先制点をお膳立てした。 そして1―1で迎えた後半15分、ミンテのクロスに反応した三笘がファーサイドへ飛び込み、右足を伸ばして鮮やかに勝ち越しゴール。「クロスが9割。僕自身は押し込むだけだった」と謙虚に振り返った。 2戦連続ゴールでプレミアリーグの通算得点を15に伸ばし、レスター時代の岡崎慎司と並んでいた日本選手最多記録を更新した。それでも本人は「いずれ超えなければいけない(数字)」と、あくまで通過点と強調。「もっとチームの勝利に貢献するプレーをしないと試合に出られない」。改めて気持ちを引き締めていた。(マンチェスター時事) 最終更新:2025年01月20日09時45分
Read more立花孝志氏の竹内元県議巡る投稿は虚偽だった?警察が完全否定、今後の捜査は #専門家のまとめ(前田恒彦) – エキスパート – Yahoo!ニュース
前田恒彦元特捜部主任検事 (写真:Motoo Naka/アフロ) 立花孝志氏の竹内英明・元兵庫県議を巡るネット上での動画投稿が話題となっています。「何らかの犯罪で任意の取調べを受けていたことは間違いない」「1月20日に逮捕すると県警は考えていたそうだが、それを苦に命を絶ったという情報が入っている」というものです。しかし、兵庫県警はこれらの事実を完全に否定しており、立花氏もすでに投稿を削除しています。現状や今後の捜査について、理解の参考となる記事をまとめました。 ココがポイント 「竹内氏は(中略)選挙翌日に県議を辞職」「誹謗中傷はその後もやまず、19日に訃報が伝えられた後もなお続いている」 出典:集英社オンライン 2025/1/19(日) 「『警察から任意の取り調べを受けていた』『近く逮捕』といった内容も」「県警幹部は(中略)『そんな事実はない』と否定」 出典:朝日新聞デジタル 2025/1/19(日) 「兵庫県警の捜査関係者は(中略)『竹内氏に対して任意の事情聴取もしていないし、逮捕の予定もなかった』と否定」 出典:産経新聞 2025/1/19(日) (担当記者)「警察幹部の間での立花氏に対する認識は“社会秩序を乱す者、法の網をくぐり抜ける者”とかなり厳しいものでした」 出典:デイリー新潮 2025/1/7(火) エキスパートの補足・見解 被疑者として警察の取調べを受けていたとか、逮捕される予定だったといった事実は、社会的評価を著しく低下させ、名誉を毀損するものにほかなりません。それでも真実であれば罪に問われません。通常、名誉毀損罪は投稿内容の真偽を問わず成立しますが、死者に対する場合には例外的に虚偽でなければ罰せられない決まりだからです。しかし、兵庫県警によれば、立花氏の投稿は虚偽だったということになります。そうであれば、投稿を削除したか否かを問わず、立花氏は竹内氏に対する名誉毀損罪に問われることになります。ただし、具体的な資料や根拠に基づいて真実だと信じていた場合、虚偽性に対する故意がなかったとされます。立花氏が真実に間違いないと断言できるだけの十分な調査を尽くし、信憑性の高い根拠を得ていたのかが捜査の焦点となるでしょう。 なお、死者に対する名誉毀損罪も親告罪ですが、遺族の告訴があれば足ります。別件ですが、県警はすでに奥谷謙一・兵庫県議の告訴や被害届を受理し、奥谷氏に対する名誉毀損や脅迫などの容疑で立花氏の捜査を進めています。今回の件で竹内氏の遺族から告訴があれば、県警は併せて捜査を行い、送検することになります。(了) 前田恒彦 元特捜部主任検事 1996年の検事任官後、約15年間の現職中、大阪・東京地検特捜部に合計約9年間在籍。ハンナン事件や福島県知事事件、朝鮮総聯ビル詐欺事件、防衛汚職事件、陸山会事件などで主要な被疑者の取調べを担当したほか、西村眞悟弁護士法違反事件、NOVA積立金横領事件、小室哲哉詐欺事件、厚労省虚偽証明書事件などで主任検事を務める。刑事司法に関する解説や主張を独自の視点で発信中。 元特捜部主任検事の被疑者ノート 税込1,100円/月初月無料投稿頻度:月3回程度(不定期) 15年間の現職中、特捜部に所属すること9年。重要供述を引き出す「割り屋」として数々の著名事件で関係者の取調べを担当し、捜査を取りまとめる主任検事を務めた。のみならず、逆に自ら取調べを受け、訴追され、服役し、証人として証言するといった特異な経験もした。証拠改ざん事件による電撃逮捕から5年。当時連日記載していた日誌に基づき、捜査や刑事裁判、拘置所や刑務所の裏の裏を独自の視点でリアルに示す。
Read more元兵庫県議が死亡 斎藤知事の百条委員会巡りネット上の誹謗中傷を同僚議員に相談
兵庫県知事の疑惑を調べる百条委員会の委員を務めていた元県議の男性が死亡しました。自殺とみられています。男性は百条委員会での活動を巡り、誹謗中傷を受けていました。 ■元兵庫県議が死亡 百条委巡り中傷も 兵庫県の竹内英明元県議は、18日夜、自宅から病院に搬送され、死亡が確認されました。遺書などは見つかっていませんが、自殺とみられます。 竹内さんは、斎藤元彦知事のパワハラ疑惑などで告発された問題を調査する兵庫県議会の百条委員会で委員を務めていました。 (亡くなった竹内英明元県議(50))「最初に会見された3月27日、この時にですね『事実無根、嘘八百』そして極めつきは『公務員失格』と。この言葉が元県民局長には相当思うところがあったと聞いております。それが私は究極のパワハラだと思っていますので…知事が『反省している』という言葉がありましたけれども、私はパワハラに該当すると思いましたので、ご自身で反省されているのであれば、パワハラをしたとお認めになりませんかとまで申し上げました。」 しかし、去年11月の兵庫県知事選の翌日、竹内さんは県議を辞職しました。理由は「一身上の都合」とされていましたが、同じ会派の議員によると「百条委員会での活動を巡って、選挙期間中、ネット上での誹謗中傷や自宅への無言電話が相次ぎ、家族から政治の道から退いて欲しいと訴えがあった」と相談を受けていました。 1月19日『有働Times』より 厚生労働省は、悩みを抱えている人には、1人で悩みなどを抱えずに「こころの健康相談統一ダイヤル」や「いのちの電話」などの相談窓口を利用するよう、呼び掛けています。 ▼「こころの健康相談統一ダイヤル」0570−064−556 ▼「#いのちSOS」0120−061−338 ▼「よりそいホットライン」0120−279−338 ▼「いのちの電話」0570−783−556 ▶「まもろうよ こころ」HP こちらも読まれています
Read moreトランプ氏「新たな時代」約束、初日に移民制限 就任前日に演説 | ロイター
[ワシントン 19日 ロイター] – トランプ次期米大統領は就任式を翌日に控えた19日、首都ワシントンで大規模な集会を開いた。会場を埋め尽くした支持者らを前に演説し、就任初日に厳しい移民制限を導入すると表明。主要な選挙公約を速やかに果たす姿勢を示した。 トランプ氏は「あすの日が沈むころには、わが国への侵略は止まっているだろう」と語った。 トランプ氏は、数百万人の移民流出につながる米史上最大の強制送還を実施するという公約を繰り返した。ただ、この規模の計画の実施にはおそらく何年も要し、莫大な費用がかかるとみられる。 この日の演説は2016年の選挙戦以来トランプ氏の定番となっている自由奔放なものに似て、トランプ氏は自慢話や虚偽の主張、大々的な公約を織り交ぜて聴衆を喜ばせた。 「これは米国史上最大の政治運動であり、われわれは75日前、この国がこれまでに見たことのない壮大な政治的勝利を達成した。あすから、私は歴史的なスピードで行動し、わが国が直面するあらゆる危機を解決する」と語った。 「あすの正午、4年間という長期にわたる米国の衰退の幕が閉じられ、米国の強さ、繁栄、尊厳、誇りに満ちた新たな時代が始まる」と述べた。 トランプ氏がワシントンでの大規模集会で演説するのは、支持者らによる議会襲撃事件につながった21年1月6日以降初めて。 この日の集会と20日のトランプ氏就任演説は、同氏が2期目に取るスタンスを予告するものとなる可能性がある。トランプ氏はデンマーク自治領グリーンランドの取得やパナマ運河の返還を求め、カナダを米国の州にすると発言している。 トランプ氏は演説で、政府文書の「過剰機密化」を撤回すると表明した。これは1期目の退任後に機密文書を保持していたとして起訴された事件への言及とみられる。 トランプ氏はまた、政府と民間部門全体における多様性、公平性、包摂性に関する要件を撤廃すると述べた。 バイデン政権の大統領令を全て撤回する方針を示した。 私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」 , opens new tab
Read moreTikTok、米国で利用できなくなる。アプリストアからも姿を消す
インターネット史上初めて、米国政府が主要なグローバル・ソーシャルメディア・プラットフォームを公式に禁止した。ロシアや中国のような権威主義体制の“仲間入り”をした格好だ。18日(米国時間)、TikTokは正式にサービスを停止。米国からアプリにアクセスしようとすると、「TikTokは現在利用できません」というメッセージが表示される。 メッセージは、「幸いにも、トランプ次期大統領は就任後、TikTokを復活させるための解決策についてわたしたちと協議する意向を示してくださいました」と続く。「どうぞご期待ください!」 アップル、グーグル、オラクルへの影響 これは、TikTokの中国の親会社バイトダンス(字節跳動)に対し、アプリの米国事業を売却するか全国的な禁止措置を受けるかの選択を迫った、昨年議会で可決された法案の帰結である。しかし、定期的にインターネット検閲を実施している国々とは異なり、米国には国民が特定のアプリやウェブサイトにアクセスできないようにする集中的なインフラは存在しない。 その代わり、この法律はアップルとグーグルに対し、アプリストアからTikTokを削除するか、数百万ドルの罰金を支払うかの選択を迫った。両社は18日の時点で、TikTokとその親会社バイトダンス(字節跳動)が所有するほかのアプリを削除したとみられる。グーグルとアップルはコメント要請に対し即座の回答を控えた。 同法はまた、企業がTikTokにデータホスティングサービスを提供することも禁じている。『The Information』の報道によると、TikTokを最大級のクラウドコンピューティング顧客に持つオラクルは、土曜日に米国TikTokのデータをホストするサーバーのシャットダウンを従業員に指示し始めたという。オラクルはコメント要請に対し、即座の回答を控えた。 トランプに委ねられた法の執行 昨年5月、TikTokと米国のクリエイターグループは、この法律が合衆国憲法修正第1条に違反するとして、施行の差し止めを求めて提訴した。最高裁は1月17日、全会一致でこれらの主張を退け、この条項は「十分な根拠のある安全保障上の懸念」に基づくものだと結論づけた。 「これは明らかに憲法修正第1条違反です」と、オンライン言論問題を専門とするスタンフォード大学ロースクール教授のイヴリン・ドゥエクは指摘する。「残念ながら最高裁判事9人全員がわたしと異なる見解を示しており、重要な立場にある人々は彼らの意見に従うでしょう。しかし、ここ数日、歴代・次期大統領や議員たちが即時サービス停止の必要性について後退する姿勢を見せている状況では、国家安全保障という正当化の根拠を真剣に受け止めるのは難しいですね」 期限まで数日を残して、バイデン大統領は法律の執行を次期トランプ政権に委ねる姿勢を示唆した。この動きによってアプリの運命は宙に浮いた状態となった。TikTokはバイデン政権に対し、法律を執行しないという明確な保証を求めた。これに対しバイデン政権は、トランプ次期大統領に委ねる姿勢を貫いた。 90日間の猶予は可能なのか テック業界で働く人たちに人気の匿名メッセージングアプリ「Blind」へのTikTokの社員たちの投稿を見ると、来月以降の雇用について不安を示す人がいる一方、通常通り業務を続ける人もいた。「みなさんのマネージャーも、禁止措置には一切触れずに来週の新規プロジェクトのミーティングを予定していますか?」とあるユーザーが投稿すると、「来週、2025年の戦略会議がありますよ」と別のユーザーが返信。「言われた通りにやっているだけです。それが何となく、心の支えになっています」 トランプ次期大統領は第一期目にTikTokの禁止を試みたが、その後プラットフォーム上で多くのフォロワーを獲得したことで姿勢を転換した。18日トランプは、TikTokの禁止措置に90日間の猶予を与える大統領令を月曜日に発令する「可能性が高い」とした。NBCニュースのインタビューで「それは確実に、わたしたちが検討している選択肢のひとつです」と語った。 しかし、“TikTok禁止法”自体がトランプによる禁止措置の一時的な停止を技術的に制限している。この新法は、当事者間の「法的拘束力のある合意」など、売却に向けた「重要な進展」の証拠がある場合に限り、大統領による90日間の延長を認めている。 TikTokの買収には、不動産王で元ロサンゼルス・ドジャースオーナーのフランク・マコートを含む、テック業界やビジネス界の著名人が関心を示している。CNBCによると、AI検索スタートアップの「Perplexity」は18日、TikTokとの新会社設立を提案する入札をしたという。 『Bloomberg』の報道によると、中国政府関係者の間で議論された別案として、TikTokの米国事業をイーロン・マスクに売却し、彼の既存のソーシャルメディア・プラットフォームXと統合するというものがあった。TikTokは『Variety』の取材に対し、この報道を「完全なフィクション」と否定している。17日、トランプは中国の習近平国家主席とTikTokやそのほかの政策課題について「非常にいい」電話会談をしたと語っている。 TikTokユーザーの怒りと絶望 TikTokの排除は米国民の間で特に支持を得ているわけではない。ピュー・リサーチ・センターの調査によると、政府による同アプリ禁止を支持する米国成人は2024年に32%と、2023年の50%から減少している。39%は判断を保留している。 TikTokユーザーたちはこの1週間、差し迫る禁止措置への怒りと絶望を表現する動画を次々と投稿した。米国政府の見当違いな優先順位を皮肉る辛辣な歌詞の楽曲が、彼らの抗議の声となった。「わたしに言わせれば、最大の問題はTikTok。地球温暖化でも、医療アクセスでもない。福祉なんてつまらない! 上層部は腐敗し、市民は銃で撃たれている。こんなことが起きているいまこそ、TikTokを禁止するのにぴったりの時期だね」 数十万人の米国TikTokユーザーは、別の中国系プラットフォーム「小紅書」にも殺到した。これは議員たちが主張する国家安全保障上の懸念などどうでもいい、という意思表示だった。「中国がわたしのデータをもっていようが、そんなことどうでもいい。冗談でしょ?」とTikTokクリエイターのイマニ・バーバリンは、約100万の「いいね」を獲得した動画で語った。「わたしのデータは、誰もがもっているんだから」 (Originally published on wired.com, translated by Mamiko Nakano)…
Read more