
朗希伝説、新章幕開け ゆかりの人々「贈る言葉」
米大リーグ・ドジャースとマイナー契約を結ぶと発表した陸前高田市出身の佐々木朗希投手(23)は、東日本大震災や数々の試練を経て、メジャーという夢舞台への階段を駆け上がってきた。地元の友人らが読売新聞の取材に応じ、佐々木投手への「贈る言葉」を寄せた。(広瀬航太郎) 佐々木投手から高校時代にもらったグラブを「今も大切にしている」と語る菊地さん(仙台市青葉区で) 「環境変わっても きっと大丈夫」 保育園と小中学校の幼なじみ 菊地広翔さん(23) 朗希とは保育園から中学校まで一緒。陸前高田市のスポーツ少年団で野球を始めたのも、同じ小学3年の時だった。金属バットとゴムボールを持って、よく近所の公園で遊んだな。 3年生の終わりに震災が起きて、朗希も俺も自宅が津波で流された。転校先の大船渡市の小学校で一緒になった時はびっくりしたよ。転校生はクラスで俺たち2人だけ。友達を作るのは大変だったけれど、隣の席にいた朗希の存在が心強かった。 高校は別々だったけれど、オフシーズンは毎年一緒に自主練習した。グラブ越しにもボールを受ける手が痛くなるくらい、球速が上がっていた。3年生の春にピッチャー・朗希と公式戦で対戦した時も、結果は3球三振。スライダーには手も足も出なかった。 プロ野球・ロッテへの入団が決まった後のオフシーズン、練習中に(シンガー・ソングライターの)あいみょんさんの曲を流したら、朗希は「これを登場曲にする」と気に入っていたね。4年前、千葉・ZOZOマリンスタジアムでの初登板に招待してもらい、あの曲が本当に流れた時は鳥肌が立ったよ。米国の球場でも聴ける日が来るのかな。 たまに中学時代のグループで電話する時、仲間の「恋バナ」は聞きたがるくせに、自分の恋愛事情を話さないのはずるい。実際のところ、野球以外の時間はほとんどないんじゃないかな。細身な印象を持たれがちだけど、会うたびに体が大きくなっていて、相当練習しているんだと思ったよ。 環境は大きく変わるけど、朗希ならきっと大丈夫。メジャーを代表する投手になると信じている。 佐々木投手のサイン入りユニホームを店内に飾っている長田さん(陸前高田市で) 「亡き父親 びっくりすっぺな」 陸前高田市の中華料理店店主 長田正広さん(59) 震災前、佐々木家とは同じ町内で近所同士だった。幼い朗希が自宅の庭で父親の功太とキャッチボールする姿はよく見ていた。功太は才能に気付いていたんだろうな。「朗希は必ずプロになる」と口癖のように言っていて、その度に「また始まったよ」って飲み仲間と冷やかしたもんだ。 息子の成長を一番に見届けたかったはずの功太が津波で命を落とすなんて、今でも悔しいよ。うちの店も流され、朗希とはしばらく疎遠になっていた。 久々に話したのは、2019年に店を再建した時。大船渡高校3年で、既に「逸材」と話題になっていた朗希が店に来てくれた。好物の担々鍋を「おいしい」って食べてくれたね。 新しい店に設けた個室は、朗希の部屋みたいなもの。プロ入りしてからも何度か寄ってくれて、うれしかった。関東からもファンが来て、俺まで一緒に写真を求められるようになったよ。 大リーグへの挑戦をニュースで知って、功太の顔が思い浮かんだ。今の朗希の姿を見たら、びっくりすっぺな。俺にできる最大の応援は、おなかいっぱい食べさせること。米国に行ってからも時々、陸前高田に帰って、親戚の家のような感覚で遊びに来てほしい。一生応援するよ。
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阪神・村上頌樹、米球界挑戦正式決定の青柳晃洋から「僕もなれなかった」と虎のエース託される
師弟関係にあった阪神・村上頌樹(手前)と青柳晃洋。青柳の意志を継ぎ、村上は絶対的エースとなる 阪神・村上頌樹投手(26)が18日、静岡・沼津市でともに自主トレを行ってきた青柳晃洋投手(31)の米球界挑戦を祝福した。 「ヤギさん(青柳)が選んだ道。寂しいというか、頑張ってほしい」 青柳主宰の自主トレに初参加した2023年にセ・リーグMVP&新人王を受賞するなど才能が開花。教えを授けてくれた存在が夢の扉を開いたことは、自分のことのようにうれしかった。 ただ、昨季の村上は7勝11敗と苦心。師匠は復活を期待してくれている。エース格と認められながらも、昨季は才木がフル回転した事実を踏まえ「1年で(エースを)代わるヤツはエースじゃない、と思っている。僕もなれなかった。頌樹にはしっかりとエースになってほしい」。門下生として、藤川虎の躍進を託された。 「藤浪さんが投げていて、みんなが刺激をもらっていた。ヤギさんが投げれば、もっと刺激になると思う」 村上が期待するのは、練習前に視線を移す大リーグ中継で投げる青柳の姿。太平洋を挟んでも、切磋琢磨する関係は続いていく。
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佐々木朗希 安定した気候のパドレスに資金力のブルージェイズ残るも 夢の「世界一」イメージできるドジャースへ(スポーツ報知)|dメニューニュース
ロッテからポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指していた佐々木朗希投手(23)が18日、自身のインスタグラムでドジャースとマイナー契約を結んだことを発表した。大谷翔平投手(30)、山本由伸投手(26)と共闘して黄金時代を築き上げることになった。 23歳の佐々木はド軍入りを「難しい決断」と表現した。20球団以上が獲得に興味を示すという異例の争奪戦。「25歳ルール」で資金力に劣る球団にもチャンスが出たことが頭を悩ませることになり、最終的にはパドレス、ブルージェイズと3球団が残った。 サンディエゴが本拠のパ軍は、安定した気候で、ダルビッシュと松井という心強い存在もあった。だが、1月になり、前オーナー・サイドラー氏の死後に経営から排除されたと訴える同氏の妻らが、球団経営権を求めて前オーナーの兄弟を提訴するというお家騒動が勃発。安定した強さを維持できるか、不透明な部分も出てきた。 30球団屈指の資金力を持つブ軍は、昨オフの大谷争奪戦に続き最終候補に残った。ある球団のフロントによると、ブ軍の日本人スカウトが朗希側と良好な関係を構築しており、通信業の親会社ロジャーズ・コミュニケーションズがカナダの大きな市場で活躍する点も、マネジメント側の魅力になったと推察。一方で、チームが再建期に入りつつあることがマイナス材料になった可能性がある。 対照的に、短期的にも中期的にも「世界一」をイメージできるのがド軍だ。12年連続のポストシーズンに進出(うち11度地区優勝)し、昨季は世界一。大谷とスミスは33年、山本は35年、ベッツは32年、スネルは29年まで契約を残すなど、多くのスターが長期契約を結ぶ。ロッテでは優勝、日本一は未経験。今後も充実した戦力が保証されているド軍は、ロッテ入団当初からメジャーを夢見てきた佐々木にとって、最も理想に近い球団だったのだろう。 ◆25歳ルール 佐々木朗希のポスティングでは「25歳ルール」という縛りがあった。25歳未満かプロ6年目未満の海外選手との契約では、契約金、年俸込みで最大700万ドル程度に制限され、マイナー契約からスタート。資金も各球団に割り当てられた枠「国際ボーナスプール」内で契約する必要がある。1年ごとに更新される枠は持ち越すことはできず、年俸総額が少ない球団ほど額は大きい。25年度分は1月15日にリセットされるため、朗希の契約もこの日を越えることとなった。 ド軍の今年度の枠は514万6200ドル(約8億円)で、米報道による契約金650万ドル(約10億円)に足りないが、ボーナス枠はトレードの代償として取引でき、最大、枠の60%まで増額は可能。ド軍もこの日までに若手2選手を放出して枠を獲得し、契約金に充てたとみられる。
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フィリーズ・青柳、“滑り込み”夢切符 交渉期限ギリギリで契約「知ったのは1時間前」(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース
フィリーズとマイナー契約を結び、笑顔で取材対応する青柳晃洋(撮影・山手 あかり) 阪神からポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指していた青柳晃洋投手(31)が18日、フィリーズとマイナー契約で合意した。日米の両球団が発表した。この日午前7時(米東部時間17日午後5時)に設定されていた交渉期限の約2時間前に滑り込み、夢への挑戦切符をつかんだ。フ軍は大谷翔平投手(30)が所属するドジャースと同じナ・リーグで、ワールドシリーズを2度制覇した古豪。新天地での新境地開拓を期す右腕は招待選手としてメジャーキャンプに参加し、まずはメジャー昇格を目指すことになる。 待望の吉報はリミットぎりぎりに届いた。昨年12月4日にポスティングシステムの申請が受理され、翌日から交渉期間に入って45日目。青柳本人がフィリーズとのマイナー契約決定を知ったのは交渉期限1時間前の午前6時頃。そしてフ軍からの発表は、期限を過ぎていた。この日も静岡県沼津市内で自主トレに励んだ31歳右腕が夢への大きな一歩を踏み出した。 「正式に決まったのが本当に期限の1~2時間前。向こう(代理人)はもう少し早かったと思いますけど、僕が知ったのは(期限の)1時間前だった。自分が挑戦したいところに行けるチャンスをいただいた。感謝だったり、もちろん不安もあったので、そういうところに安どの気持ちがあったのかな」 うれしさとともに押し寄せた高揚感。15年にドラフト5位で指名され、プロの世界に足を踏み入れた時の胸の高鳴りが、ふとよみがえった。マイナー契約で厳しい環境であることはもちろん承知の上。それでも「本当にドラフトのルーキーの気持ち。違う野球に触れてみたいという好奇心だったり、夢だったりというところになってくる。第一歩に入ったと思ったら、凄い楽しみが大きい」と屈託のない笑顔で語った。 新天地はナ・リーグ東地区のフィリーズ。ワールドシリーズを2度制した古豪で、昨年は地区優勝を飾った。阪神が日本一に輝いたのも2度。そして、老舗球団、熱狂的なファンが多い…など古巣と似た雰囲気を感じる。そのイメージについては「凄い強いチームだと思いますし、メジャーでも有名な選手が多い」と目を輝かせた。 21年から2年連続で13勝を挙げ、最多勝など数々のタイトルを手にした右腕。プロ10年目の節目を迎えるにあたり、「お金より大切なものがある」と収入減を覚悟の上で、単身渡米で夢を追いかけることを選んだ。来月から海の向こうで始まる新生活。「言葉も分からないし、アメリカ本土にも行ったことがない。日々戦いだと思いますけど、自分の中で挑戦しながら成長できたら」と新境地の開拓を思い描く。 今後は22日まで国内での自主トレを継続する予定で、現時点で渡米の日程は未定。来月中旬からスプリング・トレーニングに招待選手として参加し、まずはメジャー40人枠入りを狙う。「メジャーリーグのマウンドに立つことが一番の目標。まずはそこのマウンドを目指して頑張るしかない」――。目指すは、大谷翔平と同じ舞台。この瞬間、人生を懸けた挑戦が幕を開けた。(山手 あかり) ≪21年から2年連続最多勝と勝率第1位≫ ◇青柳 晃洋(あおやぎ・こうよう)1993年(平5)12月11日生まれ、神奈川県出身の31歳。川崎工科から帝京大を経て15年ドラフト5位で阪神入団。19年から先発に定着し、21年から2年連続で最多勝と勝率第1位のタイトル。22年は最優秀防御率を含む3冠。23、24年の2年連続で開幕投手を務めた。21年開催の東京五輪日本代表。1メートル83、83キロ。右投げ右打ち。 ≪過去に井口、田口が在籍≫ ▽フィラデルフィア・フィリーズ 1883年にフィラデルフィア・クエーカーズとしてナショナル・リーグ参入。1890年からフィリーズ。「フィリー」はフィラデルフィアの略称。22年までリーグ優勝8度。80、08年の2度ワールドシリーズ優勝。過去に井口資仁、田口壮が所属していた。本拠地球場はペンシルベニア州フィラデルフィアのシチズンズ・バンク・パーク。 スポニチアネックス ******* **************************************************************************** ******* ****************************************************************************
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俳優・吉谷彩子「アナザースカイ」で自分を変えてくれた地ケニアへ
俳優の吉谷彩子がゲスト出演した「ANOTHER SKY(アナザースカイ)」が、明日1月18日に日本テレビ系で放送される。 2016年より転職サイト「ビズリーチ」のCMに出演し、注目を集めた吉谷。近年はドラマ「どうか私より不幸でいて下さい」、全国ロードショー中の映画「グランメゾン・パリ」などに参加した。 同番組で、吉谷は小学生の頃にドラマ撮影で滞在したケニアを訪れる。幼少期に人見知りが激しかった彼女が「言葉が通じなくても仲良くなれるんだ」という気付きを得た地で、「大人になって絶対に来よう」との思いを抱いていたそう。吉谷はケニアでともに過ごした監督がくれた、思い出深い言葉を紹介する。 Google Pixel presents ANOTHER SKY 日本テレビ系 2025年1月18日(土)23:00~23:30MC:今田耕司 / 山本舞香ゲスト:吉谷彩子 ※TVer、Huluで見逃し配信 この記事の画像(全1件) Page 2 望まぬ妊娠をした女性が選ぶ道とは、金馬奨2冠の「石門」予告解禁 映画「石門(せきもん)」の予告編と場面写真が到着した。
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「衝撃やった!」元日本代表MFが引退表明した柿谷曜一朗の“ヤバさ”を力説! セレッソ神ファイブの秘蔵写真を添えて「こんなうまい奴が…今まで見たなかで1番の天才」(SOCCER DIGEST Web) – Yahoo!ニュース
現役引退を表明した柿谷。かつての僚友・乾から熱いエールとメッセージが届いた。写真:福冨倖希 清水エスパルスの元日本代表MF乾貴士が公式インスタグラムを更新し、現役引退を表明した柿谷曜一朗への想いを綴った。 【画像】柿谷、乾、香川、清武、山口…17年前に撮影された“セレッソ神ファイブ”の秘蔵フォトをチェック! 36歳のファンタジスタは、「柿谷曜一朗との出会いは衝撃やった!」と書き出し、「こんなうまい年下の奴がいるんかと思ったのが俺が高1の時で曜一朗が中3の時!! その後、セレッソで一緒のチームでやって、ほんまに天才なやなって思った!! 俺が今まで見てきた中で1番の天才でした!!」と激賞した。 そして投稿に添えたのが蔵出しショットだ。セレッソ大阪時代に共闘した当時の写真で、乾、柿谷とともに香川真司(現セレッソ大阪)、清武弘嗣(現大分トリニータ)、山口蛍(現V・ファーレン長崎)の“神ファイブ”が仲良く居並ぶ貴重な一枚だ。 乾は「一緒にプレーしたのはちょっとやったけど、一緒にサッカーできたのは嬉しかったし、楽しかった!! 色々苦労もしてきたのも知ってるから、とにかくゆっくり休んで次のステージでも頑張れ」と労い、「ほんにお疲れさま!!そして、ありがとう!!」と感謝を込めた。 柿谷はセレッソのアカデミー育ちで、16歳にしてプロ契約。徳島ヴォルティス、バーゼル(スイス)、名古屋グランパスでもプレーし、23年からはふたたび徳島で活躍していた。J1通算238試合出場・52得点。年代別の日本代表で脚光を浴び、A代表としても18試合(5得点)に出場し、2014年ブラジル・ワールドカップのメンバーにも名を連ねた。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部 SOCCER DIGEST Web ******* **************************************************************************** ******* ****************************************************************************
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ドジャース入り朗希に追い風 大谷と「ニコイチ」ローテ 中5日で先発1枠2人で交代(スポニチアネックス)|dメニューニュース
キャッチボールする大谷翔平(手前)と佐々木朗希(2023年撮影) ◇佐々木朗希 ドジャース入り発表 佐々木と大谷。ともに最速165キロを誇る剛腕コンビは、今季お互いの足りない部分を補い合い、2人で1人の「ニコイチ」ローテーションでシーズンに臨む。日本で年間を通じてローテーションを守ったことがなく、メジャーで適応する時間も要する佐々木と、2度目の右肘じん帯再建術(通称トミー・ジョン手術)からの復帰を目指す大谷にとって、双方にメリットのある柔軟な起用法だ。 今季のドジャースは先発候補6人で、通常なら中5日でのローテーションとなる。大谷が先発した後は、中5日で今度は佐々木が先発マウンドへ。さらに次の中5日は大谷…。ローテーションの1枠を交代で担い、それぞれは中11日と十分な間隔を空けて登板することが可能になる。 佐々木はロッテ時代の昨季、先発登板の際に最も短い間隔が中6日で10試合。中7日以上が7試合あった。体力面で懸念を抱える上に、大リーグでは滑りやすいボールや硬いマウンド、乾燥した気候などさまざまな適応が求められる。時間をかけて新たな環境に慣れるためにも、大谷との「ニコイチ」ローテーションは最適といえる。 同時に右肘手術から5月にも投手として復帰するとみられる大谷にとっても、徐々にギアを上げていく過程で登板間隔を空けられるメリットは大きい。同じ岩手県出身でもある佐々木のド軍入り表明を受け、先輩右腕は自身のインスタグラムで佐々木、MLB公式などの投稿をストーリー機能で引用。23歳右腕の新加入を歓迎した。 佐々木は大船渡3年だった19年4月、U18ワールドカップ候補合宿の紅白戦で高校生史上最速の163キロを計測。大谷の花巻東時代の160キロを上回り、「令和の怪物」として日本はもちろん、世界中にその名をとどろかせた。100マイル(約161キロ)超を投げる2人の怪物がローテーションの1枠を2人で担い、補い合いながら2年連続世界一に向けたシーズンを戦い抜く。(鈴木 勝巳)
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フジテレビ CM撤退ラッシュ…18日は1割以上が「ACジャパン」に差し替え 根幹揺るがす一大事(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース
フジテレビの港浩一社長 タレント中居正広(52)の女性トラブルでフジテレビが緊急会見してから一夜明けた18日、スポンサー各社が同局へのCM出稿を取りやめ、次々と「公益社団法人ACジャパン」に差し替わる事態が起きた。 スポニチ本紙の調べでは、この日午後4時までに、番組CMなどを除いた全393枠のうち40本がACに変更。1割以上が差し替わった。中でも午前6時から放送された情報番組「めざましどようび」では、14本が替わった。特に番組内で午前6時44分から同局の会見について報じた後は全41枠のうち約3割に当たる12本が差し替わった。 トヨタ自動車は18日、フジで放映しているCMを当面差し止めると明らかにした。中居のトラブルを巡り、フジテレビ社員の関与が報道されていることなどを総合的に判断したと説明している。NTT東日本や明治安田生命保険、アフラック生命保険も同様の対応を表明した。 日本生命保険は19日の「千鳥の鬼レンチャン」と「Mr.サンデー」、20日以降の「めざましテレビ」のCMを差し止める。代理店関係者は「大手企業が撤退の動きを見せたことで他の企業も追随するようなことになれば、民放テレビ局にとって一大事」と話した。 なぜ一気にスポンサー離れが起きたのか。代理店関係者は「前日にあったフジの港浩一社長の会見がまずかった」と指摘。会見ではメディアを限った上に、トラブルに関わる質問には「回答を控える」と応じなかった。 加えて、会見前日の16日に浮上した女性アナウンサー上納接待疑惑も引き金となった。組織ぐるみでそのような会食が常習化しているのではないかという疑惑はフジの体質そのものが問われることとなったが、会見では「ないと信じたい」などと煮え切らない回答に終始。「今回の問題は中居さん個人のトラブルだけでなく、フジテレビ自体の問題があるのではないかと、いつでもCMを差し止められるよう構えていた。会見内容を受けて判断した」(代理店関係者)という。 放送業界はスポンサーからの広告収入が年々減っている。トヨタなどの巨大スポンサーが相次いでCM出稿を止めることになったことは「フジ開局以来の痛恨事になるかもしれない」(同局関係者)。港社長が改めてオープンな会見を開き、信用を取り戻す対応をすること以外、窮地を脱するのは難しいかもしれない。 ≪WOWOWが“凄いタイミング”で中居主演「私は貝になりたい」放送≫WOWOWはこの日、中居が主演した映画「私は貝になりたい」(08年)を放送した。戦時中に上官の命令で米兵を傷つけた男が、戦犯として裁かれる物語。フジテレビの会見などトラブルが連日大きく報じられている中での放送に、視聴者はSNSで「凄いタイミング」と驚き。「今“貝になりたい”と思ってるのは中居くん本人だろうな」などの声が相次いだ。 スポニチアネックス ******* **************************************************************************** ******* ****************************************************************************
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安住紳一郎アナ TV局〝当事者〟として…フジテレビ問題に持論「性接待を主に考えている人間は処分されるべき」 | 東スポWEB
TBSの情報番組「情報7DAYS ニュースキャスター」で18日、タレント・中居正広の女性トラブルを受けて17日に行われたフジテレビ・港浩一社長の記者会見を取り上げた。 キャスターを務めるTBSの安住紳一郎アナは「私もこの業界で仕事してますけども、当然、打ち上げ、飲み会、懇親会のようなものに、女性スタッフや女性アナウンサーが参加するっていうことは、ごくごく普通にあります」と指摘した。 さらに「そこで信頼を得て自分の仕事に将来つなげるということは、ビジネスとして決して間違ったことではないと思いますけども。それから会社側としても、やっぱり一番先にインタビューを取りたいんで、この取材者と仲良く、まあ信頼感を得たいんだ。で、あなたの名前がインタビュアーとして出てるから、ぜひ懇親会に参加してくれと言われると、やっぱりそれは意気に感じて会社の利益のためだと思って参加してくれる女性社員やスタッフもいます」。 しかし「ただやっぱり、性接待を主に考えているほかの社員やスタッフがいるとするならば、やっぱりその人間は当然、処分されるべきだというふうに思います」と持論を語った。 また、元フジテレビアナウンサーで弁護士の菊間千乃氏は「アナウンサーのOBとしては、誰かと食事に行ったことでレギュラーを取るとかね、そんな仕事じゃないですよ。アナウンサーって。やっぱりみなさん一生懸命努力して、アナウンス技術磨いて、取材先の信頼を勝ち得て、視聴者の方から支持を受けながら、すべてのアナウンサーは画面に出て活動してるわけだから」と補足。 その上で「そこをなんか変に今、誤解してる風潮がすごく嫌だなと思うのと、アナウンサーのみなさんは、そこはもう真摯に仕事にしっかり向き合っていただいて、自信を持って画面に出ていてほしいなと思います」と話した。
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《中居正広に新たな女性アナ告発報道の裏で》トラブル発覚前に「あの子いいべ…」関心寄せた元NHKアナ 過去に女性歌手らと熱愛も本命は“ちゃんとしている人”(NEWSポストセブン)|dメニューニュース
国民的スターで元SMAPの中居正広(52)が窮地に追い込まれている。女性トラブルに端を発した騒動は、『だれかtoなかい』(フジテレビ系)、『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)などのレギュラー番組に波及。出演番組の収録中止・放送見合わせが相次いで明らかになっている。 1月15日には、日本テレビが23年以上にわたってMCを務めた中居の『ザ!世界仰天ニュース』の降板を番組公式ホームページで発表。地上波から消えつつある中居に引退の危機が刻一刻と迫っている。そんな中居だが、騒動前には周囲に気になる有名女性アナウンサーの名前を口にしていたという──。 『笑っていいとも』で知り合って… 現在まで独身を貫いてきた中居は、SMAP在籍時から女性アナや人気歌手らと多くの浮名を流してきた。 「1999年、中居さんの自宅にテレビ朝日の下平さやかアナが通う“合鍵デート”が報じられました。出会いは『ミュージックステーション』がきっかけでしたが、報道から2カ月後に破局しています」(スポーツ紙記者) 2006年には当時フジテレビの“エースアナウンサー”だった中野美奈子アナとの“キス”プリクラ写真が流出。 「『笑っていいとも』で知り合ったという2人は、山形の蕎麦店デートや宮古島でのお忍びデートも報じられました。当時、ネット上で“すでに婚姻届を出している”などの噂が駆け巡り、当時の所属事務所が否定コメントを発表するほどの事態に発展しました」(同前) この破局翌年には当時、飛ぶ鳥を落とす勢いだった歌手・倖田來未との湯河原旅行がキャッチされた。 「報道によると、SMAPのコンサートに倖田さんが飛び入り参加したことがきっかけで交際に発展したそうです。交際は2年ほどでピリオドを打ち、2015年にはフジテレビの竹内友佳アナとの交際報道もありました」(テレビ局関係者) 今回の騒動が発覚する前、中居は周囲に女性アナ好きをうかがわせる発言をしていたという。 「倖田來未さんや民放の女性アナらと付き合ってきた中居さんですが、最近は『サンデーモーニング』(TBS系)のキャスターを務めている元NHKの膳場貴子アナ(49)に興味を示していたようで“あの子いいべ”と話していたそうです。 意外にも中居さんの本命のタイプは“キレイでちゃんとしている人”だそうで、膳場アナの清楚で知的な雰囲気に心を奪われたのかもしれません。これまでに2人が共演したことがあるかどうかはわかりませんが、過去には紅白歌合戦で同じ現場にいたことはあるようです」(同前) 一方、1月12日放送の『サンデーモーニング』で中居の女性トラブルが取り上げられ、膳場アナは番組で「私たちJNNはこの件について取材を続け、当事者の女性の人権、プライバシーや示談となっている点などにも十分に配慮した上で、報じるべき事実があればお伝えしてまいります」と、コメントした。 中居への静かなる“喝”だったのかもしれない。
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