【高校サッカー】流通経大柏のJ2富山内定MF亀田歩夢が先制点!前橋育英も柴野弾で前半1-1(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュース

流通経大柏対前橋育英 前半、ゴールを決め歓喜する流通経大柏・亀田(撮影・横山健太) <全国高校サッカー選手権:前橋育英-流通経大柏>◇13日◇決勝◇国立 流通経大柏(千葉)のJ2カターレ富山内定MF亀田歩夢(3年)が、先制点を挙げた。 前半12分、味方がミドルサードでボールを奪うと、引き取った亀田がドリブルでペナルティーエリアに進入。2人をかわして右足でゴール左に決めた。圧倒的な個の力を示し、今大会4点目をマークした。 追う前橋育英も前半31分に追いつく。MF黒沢佑晟(3年)のクロスを中で待っていた2年生MF柴野快仁(はやと)が、ヘディングでゴールネットを揺らした。 17年度の決勝(前橋育英1-0流通経大柏)再現カードは、両チーム譲らず1-1で前半を折り返した。 日刊スポーツ ******* **************************************************************************** ******* ****************************************************************************

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【ラグビー】帝京大4連覇「人生で一番うれしい」青木恵斗トライなどで早大退け歴代2位13度目(日刊スポーツ)|dメニューニュース

早大対帝京大 後半、相手の反則で喜ぶ帝京大の選手たち(撮影・江口和貴) <ラグビー全国大学選手権:帝京大33−15早大>◇13日◇決勝◇東京・秩父宮ラグビー場 帝京大(関東対抗戦2位)が4連覇を果たした。5大会ぶり頂点を狙った早稲田大(早大、同1位)を下し、明大に並ぶ歴代2位の13度目の優勝を飾った。 負けを知らない世代は、最後も負けなかった。4年生が入学した21年から対抗戦、選手権ともに3連覇。4年連続で決勝に先発したフランカー青木恵斗主将(4年=桐蔭学園)がチームをけん引。大学ラストマッチも勝利で完結させた。 青木「11月3日、対抗戦で早稲田大学に負けて、自分たちの弱さが明確に出た。個人としても悔しかったけど修正して、大学選手権の決勝で勝ててうれしかったです。主将をやるのは初めて。うまくいかない、悩む時期も多かったけど、みんなが支えてくれて今がある。人生で一番うれしいです。負けたくなかったし、高校の同期である佐藤健次もいた。今季も優勝することができて、これからも帝京大学にはずっと優勝してほしい」 前半5分、青木が右サイドでボールを受ける。タックルに来た相手SO服部を吹き飛ばし、突進。片手で後方へパスし、プロップ森山飛翔(2年=京都成章)のトライへつなげた。7分後には自ら加点。左サイドのリスタートから中央でボールを受け、力強くトライエリアへ飛び込んだ。序盤で14点リードを奪い、白星を呼び寄せた。 昨年11月、初黒星がチームを強くした。対抗戦で早大に17−48で大敗。20年以来の敗戦で、対抗戦と選手権で継続させていた連勝が34でストップした。青木は「負けたときはしんどかった。48点取られてボコボコにされて。勝たせられなくて、自分の力不足だとすごく考えてしまった」と振り返る。 就任3年目の相馬朋和監督(47)にとっても初の黒星。オフ明けの練習冒頭に選手へ語りかけた。「負けを知らないチームだった。早く負ける経験ができたのは大きいぞ」。選手たちは気持ちを切り替えた。指揮官は「全員が本気で、もう1回チームと自分と向き合おうという気持ちがすごく強く出ていた」と変化を感じ取った。 対抗戦4連覇は逃したが、今大会は成長した姿を見せた。準々決勝で慶大に73−24と快勝、準決勝は明大に34−26と接戦をものにした。09年度から9連覇を達成して以来のV4。相馬監督は「過去と未来がつながっていくことは本当に重要。伝統や、皆さんがやってきたことに追いつこうと進んでこられたのは、素晴らしいこと」と喜んだ。来季へ連覇のバトンをつないだ。【飯岡大暉】

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決勝(1/13@国立競技場)のチケット販売について 第103回全国高等学校サッカー選手権大会

ニュース 決勝(1/13@国立競技場)のチケット販売について 第103回全国高等学校サッカー選手権大会 2025年01月12日 1月13日(月・祝)に東京・国立競技場で開催する第103回全国高等学校サッカー選手権大会 決勝 マッチナンバー【47】 前橋育英高校(群馬県代表) 対 流通経済大柏高校(千葉県代表)のチケットは、予定枚数の販売が終了致しました。当日券の販売はありません。 なお、今後インターネット販売による予約キャンセルが発生した場合は、各プレイガイドにおいて再販売する可能性がございます。 ※日本サッカー後援会会員の無料招待券の配布(枚数限定)は予定通り実施します。 当日はご入場および会場周辺は大変混雑することが予想されますので、お時間に余裕をもってご来場ください。 試合日時:2025年1月13日(月・祝) 12:00開門(予定)/14:05キックオフ(予定) 会場:国立競技場 ご来場にあたっての注意事項(必ずご一読ください) ・チケット購入前に、JFA.jp内「観戦ルール/マナー」を必ずお読みの上、遵守をお願いします。・入場をお断りさせていただいた際のチケットの払い戻し、それにかかる手数料、並びに会場までの交通費等の返金は行いません。・再入場はできません。・専用駐車場はございません。公共交通機関をご利用ください。・チケットの紛失・破損、お忘れのお客様が多発しています。購入後(発券後)のチケットは大切に保管し当日、会場へ必ずお持ちください。 ・チケットをお持ちでない方はいかなる理由があってもご入場いただけませんので、予めご了承ください。 決勝戦の中継番組について また、民間放送43社で放送される決勝戦の中継番組に、2028年ロサンゼルスオリンピックを目指すU-23男子日本代表の大岩剛監督がゲスト出演することが決まりました。ハーフタイムや後半戦を中心にゲストコメンタリーとして生出演します。 「第103回全国高校サッカー選手権大会」民間放送43社フルネット放送ゲスト:大岩剛(U-23男子日本代表監督)解説:城彰二 実況:山本紘之 お問い合わせ先 高校サッカーインフォメーションセンターTEL:03-6257-1061(自動音声/平日10:00~18:00)チャットサービス:JFA公式Webサイト「JFA.jp」内より外部サイトへ移動します https://www.highschool-soccer.com/contact.html 高校サッカーホームページ(日本テレビ) https://www.ntv.co.jp/soc/ 関連ニュース 最新ニュース

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【シンザン記念速報】リラエンブレムが優勝!(netkeiba) – Yahoo!ニュース

レースが行われた中京競馬場(c)netkeiba 13日、中京競馬場で行われた第59回シンザン記念(3歳・GIII・芝1600m)は、浜中俊騎手騎乗の3番人気リラエンブレム(牡3、栗東・武幸四郎厩舎)が1位入線を果たした。 【写真】リラエンブレムこれまでの軌跡 以下、1番人気アルテヴェローチェ(牡3、栗東・須貝尚介厩舎)、14番人気ウォーターガーベラ(牝3、栗東・河内洋厩舎)の順でゴール板を通過している。 【1位入線馬プロフィール】 ◆リラエンブレム(牡3) 騎手:浜中俊 厩舎:栗東・武幸四郎 父:キズナ 母:デルフィニア2 母父:Galileo 馬主:Gリビエール・レーシング 生産者:ノーザンファーム ※詳細は後ほど更新いたします。 ※レース結果は主催者発表のものと照合してください。 netkeiba ******* **************************************************************************** ******* ****************************************************************************

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相手欺くまさかの”切り返し”「予測できなかった」 国立の観客もざわついた…高校生の「巧みなターン」(FOOTBALL ZONE) – Yahoo!ニュース

前橋育英の同点ゴールを挙げた柴野快仁【写真:徳原隆元】 第103回全国高校選手権サッカーの決勝が1月13日に国立競技場で行われ、前橋育英(群馬)と流通経済大学柏(千葉)が対戦した。先制を許したものの、華麗なターンからMF黒沢佑晟の華麗なターンから前橋育英の同点ゴールが前半の内に生まれている。 【実際の映像】「予測できなかった」「お見事」 相手欺くまさかの“切り返し”で同点弾を演出した絶妙ターン 前橋育英と流経大柏の顔合わせは、くしくも第96回大会の決勝と同じカード。当時は前橋育英が競り勝って初優勝したなか、リベンジを誓う流経大柏が前半12分に先制。1点ビハインドとなった前橋育英の反撃は同31分だった。 大きな展開から右の深い位置で黒沢がボールを拾う。ゴールを背に向けた状態から、相手のプレッシャーを巧みにかわすエンドライン付近での足裏ターンが決まり突破。黒沢が上げたクロスを2年生MF柴野快仁が頭で合わせて試合を振り出しに戻した。SNS上でも「視線で騙した」「お見事」「レベル高い」「予測できなかった」「巧みなターン」といった賞賛の声が届いていた。 FOOTBALL ZONE編集部 FOOTBALL ZONE ******* **************************************************************************** ******* ****************************************************************************

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片岡安祐美、元プロ野球投手の小林公太氏と離婚を報告「昨年離婚し、 新たな生活をスタート」…報告全文(スポーツ報知)|dメニューニュース

社会人野球クラブチーム「茨城ゴールデンゴールズ」監督でタレントの片岡安祐美が、プロ野球・DeNAの元投手でラーメン店を営む小林公太氏と離婚していたことを13日、自身のインスタグラムで発表した。 「私片岡安祐美は昨年離婚し、新たな生活をスタートさせていることをご報告させてください」と伝えた片岡。離婚した小林氏については「カタチは変わりましたが、息子というかけがえのない宝物と出会わせてくれたこと、一緒に過ごした日々には感謝の気持ちしかありません」と感謝をつづり、今後については「この先も父として母として、息子を最優先に考え、たっぷりの愛情をもって、守っていきたいと思っております」と記した。 片岡は2017年に小林氏と結婚。23年1月に第1子妊娠を発表し、6月1日に出産した。 【片岡の投稿全文】(原文ママ) 一部報道にありましたとおり、私片岡安祐美は昨年離婚し、 新たな生活をスタートさせていることをご報告させてください。 いつも応援してくださる皆様、支えてくれている皆様、 友人、家族たちには申し訳ない気持ちでいっぱいです。 ですが、お互い時間をかけて、何度も話し合いをした結果です。 カタチは変わりましたが、息子というかけがえのない宝物と出会わせてくれたこと、一緒に過ごした日々には感謝の気持ちしかありません。 この先も父として母として、息子を最優先に考え、 たっぷりの愛情をもって、守っていきたいと思っております。 これまで以上に、一つ一つに真っ直ぐ向き合って、 ありがとうの心を忘れず、日々笑顔で頑張っていきます。 温かく見守っていただけたら嬉しいです。 今後とも宜しくお願いします。 片岡安祐美 ◆片岡 安祐美(かたおか・あゆみ)。1986年11月14日、熊本県生まれ。34歳。小学校3年で野球を始め、熊本市立出水南中では2番・二塁。熊本商では2番・二塁も規定で公式戦には出場できず。2002年から4年連続で女子日本代表に選出される。05年、社会人野球クラブチームの茨城ゴールデンゴールズ入りし、11年度から選手兼監督に就任。身長153センチ。右投右打。

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大河「べらぼう」元人気子役初登場「成長ぶりがすごい」「全然気づかなかった」とネット沸かす|au Webポータル

【モデルプレス=2025/01/13】俳優の横浜流星が主演を務めるNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(総合テレビ、毎週日曜午後8時~/BS・BSP4K、毎週日曜午後6時~/BSP4K、毎週日曜午後0時15分~)の第2話「吉原細見『嗚呼御江戸』」が、12日に放送された。元子役の登場に注目が集まっている。<※ネタバレあり> (写真 : 横浜流星「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」第2話(C)NHK) ◆横浜流星主演大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」本作は“江戸のメディア王”として時代の寵児になった快男児・蔦屋重三郎(横浜)が主人公。森下佳子氏の脚本で、笑いと涙と謎に満ちた“痛快”エンターテインメントドラマを描く。 ◆「べらぼう」元子役の登場が話題 吉原の案内本「吉原細見」で、吉原に再び人を呼び寄せる案を思いついた蔦重は、細見の序文を江戸の有名人・平賀源内(安田顕)に執筆してもらうため、案内した松葉屋で自ら説得を試みる。一方、江戸城内では一橋治済(生田斗真)の嫡男・豊千代の誕生を祝う宴が行われ、御三卿や田沼意次(渡辺謙)らが集まっていた。治済自ら人形遣いに扮し芸を見せると「いっそ傀儡師にでもなるか」と冗談めいた発言で場を盛り上げる中、田安賢丸(寺田心)は「恥を知れ!」と一喝。「我らにはなすべきことがあると思われぬのか?」と咎めるも「子ならなしたぞ」と笑う治済に、怒りを滲ませ何も言わずその場を立ち去った。同話で今作初登場となった寺田。大河ドラマへの出演は2017年に放送された「おんな城主 直虎」以来8年ぶりとなり、当時は8歳頃だった。そんな寺田の成長ぶりに、ネット上では「今のって心くんだよね?」「言われるまで全然気づかなかった」「大きくなったな~」「成長ぶりがすごい」「可愛い子役時代から一気に大人びてかっこよくなってる」と続々と反響が寄せられ、SNS上をざわつかせた。(modelpress編集部)情報:NHK 【Not Sponsored 記事】

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高校サッカー史上初の偉業達成なるか 前橋育英FWオノノジュ慶吏「やってきたことを全部ぶつけたい」 – スポーツ報知

◆第103回全国高校サッカー選手権 ▽決勝 前橋育英(群馬)―流通経大柏(千葉)(13日・国立競技場) 7大会ぶり2度目の優勝を目指す前橋育英(群馬)と17大会ぶり2度目の優勝を狙う流通経大柏(千葉)は12日、都内と千葉県内でそれぞれ最終調整を行った。今季のプレミアリーグEASTでは1勝1敗(両試合とも2―0)と全くの互角。2017年度決勝と同カードの一戦で決着をつける。高校選抜で共闘した前橋育英のFWオノノジュ慶吏(けりー、3年)と流通経大柏のMF柚木創(3年)が、それぞれ決戦へ意気込んだ。 前橋育英は運命の一戦に備えた。都内で1時間ほど軽めの練習で最終調整。今大会得点ランク2位(4点)のオノノジュは7大会ぶりの栄冠へ「前橋育英が日本一と証明したい。自分ができることはゴールにかかわるところ。そこを意識したい」と言葉に力を込めた。 プレミアリーグでも得点王(10点)を獲得しており、史上初の選手権とのW得点王も射程に入る。本人は「別にプロでもなんでもないし、まだ全然」と謙遜する。とはいえ「決勝の舞台に立てているのは(高校入学前に)思い描いた通り」と自信ものぞかせた。 決勝のチケット完売が日本協会から発表され、5万人超えの観衆が聖地に集う。今季1勝1敗と、互角の戦いを繰り広げている強敵との決戦に「最後の試合なんで、悔いのないように。今までやってきたことを全部ぶつけたい」とオノノジュ。謙虚さの奥に情熱を燃やすストライカーが、チームを頂点に導く。(浅岡 諒祐) ◆流通経大柏10番・柚木創「勝って決着つけたい」 男の約束を果たし、いよいよ勝負を決する時が来た。準決勝で勝利に導くPKを決めた流通経大柏の背番号10を背負うMF柚木創(3年)は、高校選抜で仲を深めた前橋育英のエースFW・オノノジュ慶吏(けりー)と開会式で「決勝で会おう」と誓い合った。ついにこの時を迎え「絶対負けられない。(プレミアでは)1勝1敗。決勝で勝って決着をつけたい」と大一番を心待ちにした。 得点ランクでは現在、オノノジュ慶吏が柚木を2得点上回り、2位タイにつけているが、「ケリーが点取ると刺激になるし、悔しい思いもある。まだ追い越せる」。最後の一戦でライバル越えのゴール量産を狙う。 決勝は7大会前と同じカード。当時は0―1で敗れた。そして6大会前も決勝で涙した。13日は当時の悔しさを知る先輩たちも応援に来る予定。「絶対に敵を討ちたい」と頂点だけを見据えた。(小林 玲花)

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片岡安祐美、離婚報道認める「新たな生活をスタートさせている」

[2025/01/13 13:35] 1 社会人野球クラブチーム「茨城ゴールデンゴールズ」の監督でタレントの片岡安祐美(38)が13日、インスタグラムを更新。一部で報じられた元プロ野球選手の小林公太さんとの離婚について、認めた。 片岡は、「一部報道にありましたとおり、私片岡安祐美は昨年離婚し、新たな生活をスタートさせていることをご報告させてください」と投稿。「いつも応援してくださる皆様、支えてくれている皆様、友人、家族たちには申し訳ない気持ちでいっぱいです。ですが、お互い時間をかけて、何度も話し合いをした結果です」とつづった。 二人は2017年12月に結婚し、22年6月には長男が誕生した。片岡は、「カタチは変わりましたが、息子というかけがえのない宝物と出会わせてくれたこと、一緒に過ごした日々には感謝の気持ちしかありません。この先も父として母として、息子を最優先に考え、たっぷりの愛情をもって、守っていきたいと思っております」と伝え、「これまで以上に、一つ一つに真っすぐ向き合って、ありがとうの心を忘れず、日々笑顔で頑張っていきます」と記している。 ※写真は資料 こちらも読まれています

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大河『べらぼう』江戸っ子注目の男に“大役”任せた蔦屋重三郎の商才「吉原細見」販売で成功 識者語る(よろず~ニュース) – Yahoo!ニュース

画像はイメージです(freehand/) NHK大河ドラマ「べらぼう」第2回は「吉原細見 嗚呼御江戸」。今回は、蔦屋重三郎(横浜流星)が平賀源内(安田顕)に「吉原細見」の序文を書いて貰おうと奔走する姿が描かれていました。重三郎は源内を吉原に案内し、接待する事で吉原の良い所を書いて貰おうと努めたのでした。 【写真】多彩な才能を持つ平賀源内を熱演する安田顕 さて、安永2年(1773)、蔦屋重三郎(1750~1797)は新吉原大門口五十間道に書店を構えることになります。その名は「書肆耕書堂」。重三郎の初期の仕事は「吉原細見」の小売です。「吉原細見」とは、遊女屋とそこに属する遊女、揚げ代金(遊女や芸者を呼んで遊ぶ時の代金)などが掲載された「吉原総合情報誌」のことです。 貞享年間(1684~1688)頃に刊行され、以降、「吉原細見」を刊行する版元は増えていきました。元文3年(1738)からは鱗形屋と山本という版元が春秋の2回ずつ刊行するようになっていましたが、宝暦9年(1759)からは鱗形屋が単独で刊行することになります。鱗形屋は「江戸の出版界でも代表的な老舗」であり、万治年間(1658~1661)に開業しました。鱗形屋は黄表紙(黄色い表紙の絵本)や評判記、「吉原細見」など様々な書物を出版したことから「江戸版元のサラブレッド」とも評されています。 重三郎はどのような事情や経緯があったかは不明だが、この老舗大手版元の鱗形屋(孫兵衛)と接点を持ち、「吉原細見」の小売店を開くに至るのです。蔦屋重三郎は「物事を成し遂げようとする意気込みや才知に優れており、細々したことは気にせず、人に接する時は信義を重んじる」(江戸時代中期の戯作者・石川雅望による墓碑銘)と評されているので、持ち前の上昇志向や才知・人格によってそこまで到達したと推測されます。 安永3年(1774)刊行の鱗形屋孫兵衛版の吉原細見『細見嗚呼御江戸』に「小売取次仕候(中略)蔦屋重三郎」と重三郎の名を見出すことができます。これが重三郎の名を確認できる最初の史料と言われます。『細見嗚呼御江戸』の序文を書いたのが「福内鬼外」とのペンネームを持つ平賀源内(1728~1779)でした。源内は本草学者・事業家・戯作者・俳人など様々な顔を持つ人物。「エレキテル」(静電気発生機)の修理・復元そして一般公開で話題を集めたように「江戸っ子」が注視する人物でした。 その平賀源内に序文を書かせたら話題を集め「吉原細見」が売れるのではないか。そのような考えから、源内が起用されたのでしょう。源内が起用されたのは、重三郎の発案と推測されていますが、そうだとすれば重三郎の「商才」を窺うことができるでしょう。 ◇主要参考・引用文献一覧 ・松木寛『蔦屋重三郎』(講談社、2002) ・鈴木俊幸『蔦屋重三郎』(平凡社、2024)・櫻庭由紀子『蔦屋重三郎と粋な男たち!』(内外出版社、2024) (歴史学者・濱田 浩一郎) よろず~ニュース よろず~ニュース ******* **************************************************************************** ******* ****************************************************************************

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