鮮やか個人技、決勝ゴール 久保「活躍の一年に」―スペイン・サッカー:時事ドットコム
時事通信 運動部2025年01月14日10時10分配信 ビリャレアル戦で競り合うレアル・ソシエダードの久保(左)=13日、スペイン・サンセバスチャン(EPA時事) レアル・ソシエダードの本拠地に詰め掛けた2万人を超えるサポーターを、背番号14が沸かせた。2025年最初のリーグ戦で先発した久保が右サイドで何度も攻撃のリズムをつくり、決勝点をマーク。終盤に退くまで守備でも汗をかき、勝利の立役者になった。 ハイライトは後半6分。中盤で味方が大きく前へ蹴り出したボールに反応し、長い距離を走って相手に競り勝つ。頭で触れたボールの置き所も絶妙で、スムーズに前進。追ってきたDFを鮮やかにかわして左足シュート。ボールは左ポストに当たってゴールネットを揺らした。大声援には派手なガッツポーズで応えた。 シュートの直前、相手が距離を詰めてきたことを察知。とっさに動きがひらめき「狙い通りだった」と振り返った。現地メディアからは、22年夏から所属するレアル・ソシエダードでは一番のゴールではないかと問われ、「そうかもしれない」と答えた。 25年を良い形でスタートさせた年男は「試合の結果を見たときに、また久保が点を取っている、活躍しているなという一年にしたい」と誓った。(サンセバスチャン時事) 最終更新:2025年01月14日10時10分
Read moreサッカー:久保建英が今季4点目、チーム勝利 スペイン1部 – 日本経済新聞
記事を印刷する メールで送る リンクをコピーする note X(旧Twitter) Facebook はてなブックマーク LinkedIn Bluesky 【サンセバスチャン(スペイン)=共同】サッカーのスペイン1部リーグで13日、レアル・ソシエダードの久保建英はホームのビリャレアル戦に先発し、後半6分に今季リーグ戦4点目となる先制点を決めた。後半38分までプレーし、チームはそのまま1-0で勝った。 記事を印刷する メールで送る リンクをコピーする note X(旧Twitter) Facebook はてなブックマーク LinkedIn Bluesky こちらもおすすめ(自動検索) あなたに合った電子版の使い方をご紹介 フォローする 有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。 初割で無料体験するログイン 記事を保存する 有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。 初割で無料体験するログイン Think! の投稿を読む 記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。…
Read more相続した土地100坪もいらないのに手放せない 「ただでいいから使ってほしい…」63歳苦悩 要件厳しい…国が引き取る制度の実態(信濃毎日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース
長野地方法務局(長野市)によると、県内では制度が始まった23年4月から24年11月までに61件の申請があったが、うち国有化されたのは17件(27・9%)。内訳は宅地が4件、農用地が2件、森林が3件、その他(雑種地や原野など)が8件だった。法務省によると、全国でも同期間の申請3008件に対し、国有化されたのは1089件(36・2%)にとどまる。 国有化が進まない背景には審査要件の厳しさがある。同制度では、土地を国が引き取る要件として「建物がある土地ではない」「債務の担保になっていたり、他人が使用する権利が設定されたりしている土地ではない」など18項目を設定。法務局職員の実地調査もあり、審査には8カ月ほどかかる。承認されると10年分の管理費用として原則20万円の負担金を国に納める。 長野地方法務局国庫帰属審査室は要件のうち「一つでも該当しない項目があると承認できない」と説明。通路や水道用地として利用されていたり、周りの土地との境界が明らかでなかったりすると「却下」や「不承認」となる。崖があって管理に多額の費用や労力がかかる、管理を阻害する工作物や樹木がある―といった土地も承認されない。 相続手続きや同制度の申請について相談を受ける県司法書士会の小林雅希会長(50)=長野市=は、自身が受けた相談の中では同制度への申請までこぎ着けた例はなく、要件の厳しさから「大体は説明を聞いて諦めていく。申請の前段で相当ふるいにかかっている」と話す。特に山林は境界があいまいで、要件を満たしにくいとする。 Page 2 「ただでもいいから使ってほしい」。千曲市稲荷山の会社員市川正幸さん(63)はため息をつく。長野市篠ノ井塩崎に所有する約100坪(300平方メートル余)の土地は雑草が伸び放題で、夏場は毎週末、他の時季は2週に1度の頻度で草刈りをする必要がある。隣家の庭木に影響が出ないよう、除草剤は使わないようにしている。 土地は千曲川堤防に隣接した農地で、自宅からは車で10分ほど。両親が生前に耕作していたが、父親に続いて2017年に母親が亡くなり相続。会社勤めの傍らの野良仕事は自宅庭の家庭菜園で十分といい「100坪の農地なんかとてもいらない」。無償で貸していた近所の人も高齢で農作業ができなくなり、10年近く持て余している。 農地を農地として売却する場合、農地法の規定で相手は専業農家らに限られる。市街化調整区域に当たり、河川法上の河川保全区域でもあるため宅地化も難しい。使い道が限られ、買い手が付かない。 24年夏、市川さんは相続土地国庫帰属制度の存在を知り、長野地方法務局に相談した。だが、地下にガス管が通っていることや一部が堤防への通路になっていることから、「他人の使用が予定されている土地ではない」「通常の管理・処分を妨げる物が地下に埋まっている土地ではない」といった要件を満たさず、断念した。 各行政機関に問い合わせたが「八方ふさがり」。3人の子どもたちには「草刈りや農作業をやれ」とは言えず、「少子高齢化の今、ますますこの傾向は増していくだろう」。同様の悩みを抱える人は多く、周囲にも草だらけの空き地が増えている。市川さんは使い道がない相続土地の問題について、「今の状態だと個人任せになりすぎている。農業委員会が仲介するなど、行政も関与して少しでもいい方向に進んでほしい」と訴えている。
Read more長野市の農地100坪いらないのに…要件厳しくて手放せない 国が相続土地引き取る制度の実態|信濃毎日新聞デジタル 信州・長野県のニュースサイト
■制度開始1年半 長野県内の申請承認は3割弱 相続したものの使い道に困る土地を国に引き取ってもらう「相続土地国庫帰属制度」が2023年4月に創設されてからの1年半余で、県内で国有化された土地は申請の3割弱にとどまることが8日、分かった。法務局の審査を通れば一定の負担金を納めることで国に引き渡せるが、更地でなければならないなど多岐にわたる要件を満たせず、申請そのものを断念する例も多いのが実態だ。 長野地方法務局(長野市)によると、県内では制度が始まった23年4月から24年11月までに61件の申請があったが、うち国有化されたのは17件(27・9%)。内訳は宅地が4件、農用地が2件、森林が3件、その他(雑種地や原野など)が8件だった。法務省によると、全国でも同期間の申請3008件に対し、国有化されたのは1089件(36・2%)にとどまる。 ◆ ■【用語解説】要件厳しい・・・相続土地国庫帰属制度って何? https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2025010900184 ◆ 国有化が進まない背景には審査要件の厳しさがある。同制度では、土地を国が引き取る要件として「建物がある土地ではない」「債務の担保になっていたり、他人が使用する権利が設定されたりしている土地ではない」など18項目を設定。法務局職員の実地調査もあり、審査には8カ月ほどかかる。承認されると10年分の管理費用として原則20万円の負担金を国に納める。 長野地方法務局国庫帰属審査室は要件のうち「一つでも該当しない項目があると承認できない」と説明。通路や水道用地として利用されていたり、周りの土地との境界が明らかでなかったりすると「却下」や「不承認」となる。崖があって管理に多額の費用や労力がかかる、管理を阻害する工作物や樹木がある―といった土地も承認されない。 相続手続きや同制度の申請について相談を受ける県司法書士会の小林雅希会長(50)=長野市=は、自身が受けた相談の中では同制度への申請までこぎ着けた例はなく、要件の厳しさから「大体は説明を聞いて諦めていく。申請の前段で相当ふるいにかかっている」と話す。特に山林は境界があいまいで、要件を満たしにくいとする。 国は土地を引き取ってから10年が経過した後の管理を負担する必要もあり、無条件で土地を受け入れることはできない。さらに、小林会長は「所有者がいらないという土地は、国にとっても利用価値が低い」と指摘。産業振興などにより抜本的に土地の有用性を高める取り組みが必要としている。 ◇ ■「八方ふさがり」管理負担 千曲市の男性、持て余す農地は制度対象外 「ただでもいいから使ってほしい」。千曲市稲荷山の会社員市川正幸さん(63)はため息をつく。長野市篠ノ井塩崎に所有する約100坪(300平方メートル余)の土地は雑草が伸び放題で、夏場は毎週末、他の時季は2週に1度の頻度で草刈りをする必要がある。隣家の庭木に影響が出ないよう、除草剤は使わないようにしている。 土地は千曲川堤防に隣接した農地で、自宅からは車で10分ほど。両親が生前に耕作していたが、父親に続いて2017年に母親が亡くなり相続。会社勤めの傍らの野良仕事は自宅庭の家庭菜園で十分といい「100坪の農地なんかとてもいらない」。無償で貸していた近所の人も高齢で農作業ができなくなり、10年近く持て余している。 農地を農地として売却する場合、農地法の規定で相手は専業農家らに限られる。市街化調整区域に当たり、河川法上の河川保全区域でもあるため宅地化も難しい。使い道が限られ、買い手が付かない。 24年夏、市川さんは相続土地国庫帰属制度の存在を知り、長野地方法務局に相談した。だが、地下にガス管が通っていることや一部が堤防への通路になっていることから、「他人の使用が予定されている土地ではない」「通常の管理・処分を妨げる物が地下に埋まっている土地ではない」といった要件を満たさず、断念した。 各行政機関に問い合わせたが「八方ふさがり」。3人の子どもたちには「草刈りや農作業をやれ」とは言えず、「少子高齢化の今、ますますこの傾向は増していくだろう」。同様の悩みを抱える人は多く、周囲にも草だらけの空き地が増えている。市川さんは使い道がない相続土地の問題について、「今の状態だと個人任せになりすぎている。農業委員会が仲介するなど、行政も関与して少しでもいい方向に進んでほしい」と訴えている。(井口賢太)
Read more東京女子医大元理事長、側近通じ3700万円還流させブランド品など購入か…背任容疑で逮捕
東京女子医科大学(東京都新宿区)の新校舎建設工事を巡り、同大に約1億1700万円を不正に支出させたとして、警視庁は13日、同大元理事長の岩本絹子容疑者(78)(江戸川区東葛西)を背任容疑で逮捕した。側近職員を通じて現金で約3700万円を還流させ、ブランド品の購入などに充てたとみて、事件の全容解明を進める。 車で警視庁に入る岩本絹子容疑者(中央)(13日午前10時11分、東京都千代田区で)=大金史典撮影 職員への不正給与など、同大を巡る一連の問題は元トップの逮捕に発展した。 発表によると、岩本容疑者は2018年7月~20年2月、新宿区の新校舎2棟の建設工事を巡り、業務実態のない「建築アドバイザー報酬」の名目で、同大から1級建築士の男性(68)に21回にわたって計約1億1700万円を不正に支出させ、同大に損害を与えた疑い。 建築士は16年4月から、同大の非常勤嘱託の建築アドバイザーで、日給4万~5万円が払われていた。岩本容疑者は18年2月、理事会で「報酬額が低い」と指摘。新校舎2棟の施工費の1%の支払いを提案した。 捜査関係者によると、建築士は19年2月以降、2回にわたり、自身の口座から計約3700万円を出金。岩本容疑者が直轄した経営統括部の次長だった元職員の女性(52)に江戸川区内の駅で現金を渡したという。 岩本絹子容疑者 元職員はこれまでの任意の調べに対し、岩本容疑者に現金を渡したことを認めており、同庁は建築士とともに背任容疑で任意で調べている。 同庁は、岩本容疑者が大学資金の一部を自身に還流させる目的で、名目を作り上げたとみている。 新校舎2棟は20年2月に完成。総事業費は計約128億円だった。 警視庁は昨年3月、元職員が同窓会組織「至誠会」から約2000万円の給与を不正に受け取ったとして、一般社団法人法の特別背任容疑で、大学本部や岩本容疑者の自宅などを捜索。大学関連施設の工事に伴う支出など、不透明な資金の流れについて捜査してきた。 岩本容疑者は昨年4月、教職員向け説明会で、「背任的なことをやるということは私の感覚的にも全くあり得ない」と話していた。 一方、同大の第三者委員会は昨年8月に公表した調査報告書で、岩本容疑者に大学資金が還流した可能性を指摘。岩本容疑者は同月、全役職から解任された。 同大は13日午後、記者会見を開き、清水治理事長が、「逮捕は誠に遺憾。捜査に全面的に協力し、大学全体として原因究明、再発防止に全力を尽くす」と述べた。
Read more「なぜクボ使わないの!?」ファンが疑問の起用法でも“移籍の噂”でもなく…久保建英23歳の焦点は「魂を込めた」バルサ戦と“裏腹の課題”(中島大介)
Page 2 text by 中島大介Daisuke Nakashima PROFILE photograph byDaisuke Nakashima posted2025/01/13 17:21 強豪相手に好プレーを続ける久保建英。起用法や移籍の噂は気になるところだが……。 Page 3 text by 中島大介Daisuke Nakashima PROFILE photograph byDaisuke Nakashima posted2025/01/13 17:21 強豪相手に好プレーを続ける久保建英。起用法や移籍の噂は気になるところだが……。 Page 4 text by…
Read moreU.S. stocks close mixed as investors consider Fed may be done cutting rates
U.S. stocks closed with mixed results on Monday, with the Nasdaq dropping as investors sold tech stocks amid expectations for few to no Federal Reserve rate cuts this year after…
Read more「臨時情報の有無にかかわらず、普段から注意を」 南海トラフ地震臨時情報 加藤愛太郎・東大地震研教授
宮崎県で最大震度5弱を観測した地震と南海トラフ地震との関連を調べる気象庁の評価検討会の会場のモニター=13日午後10時31分(代表撮影) 13日午後9時19分ごろに宮崎県沖の日向灘で発生した地震を受け、気象庁は将来の発生が懸念される南海トラフ巨大地震との関わりを調査するため、昨年8月以来2度目となる「南海トラフ地震臨時情報(調査中)」を一時発表した。今回の地震などについて、東京大地震研究所の加藤愛太郎教授(地震学)に話を聞いた。 ◇ 今回日向灘で発生したM6・9(速報値、気象庁はその後6・6に更新)の地震は逆断層型で、南海トラフのプレート(岩盤)境界で発生したと考えられる。昨年8月8日に発生したM7・1の地震と比較すると、今回の地震の震源の地図上の位置は少し北西方向にある。付近では、気象庁によると1996年12月にM6・7の地震が発生している。 8月の地震によって破壊された断層の周辺は、力が加わってひずみが増え、一時的に普段より割れやすい状態になる。このために、周辺の断層が破壊されて今回の地震が起きた可能性がある。 今回の地震は昨年の地震と比較してエネルギーは半分程度ではあるが、引き続き、しばらくの間今回の地震の直接的影響によって起きる地震や津波には注意する必要がある。また、日向灘はM7を超える地震がたびたび発生してきた地域で、南海トラフで懸念される大地震は平時から発生確率が高いと評価されている。南海トラフ地震臨時情報の有無にかかわらず、普段から注意の必要があることに留意してほしい。 余震に備え、対応追われる 南海トラフ 南海トラフ検討会「可能性高まったとは考えられず」
Read moreソシエダ久保“ゴラッソ”をネット称賛 試合後のインタビューも話題「ジョークまでワールドクラス」(スポニチアネックス)|dメニューニュース
◇スペイン1部第19節 Rソシエダード1ー0ビリャレアル(2025年1月13日 サンセバスチャン) スペイン1部レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(23)が13日、本拠ビリャレアル戦で公式戦3試合ぶりに先発出場。後半6分に今季4点目となる先制ゴールを決め、1ー0の勝利に貢献。チーム加入後、自身が得点を決めた試合は19勝1分けと不敗神話を継続。今季5度目のマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出された。 この日のヒーローとなった久保は試合後、マイクを向けられると「木曜日には別の試合があるので、短いインタビューにしましょう」と爽やかにウインク。「月曜日開催だったにもかかわらず、これだけ多くのサポーターが駆けつけて僕たちをサポートしてくれた。もし僕がファンだったら来てないかもしれないよ。だからこそこの勝利を彼らに捧げたい」と冗談まじりにサポーターへ感謝の言葉。 得点シーンを振り返り「フィニッシュのシーンはよく落ち着いて決めることが出来ました。ミケル(オヤルサバル)は高い技術を持っていて、“6番の選手”のようにフィールド全体を見てくれる。素晴らしいパスだった」と味方にも感謝しロッカールームへと下がって行った。 久保の得点にはネット上でも「気持ちのいいゴール」「まさにゴラッソ」「あのドリブル、痺れた」「マジ神レベル」と称賛の声が続々。流ちょうなスペイン語を話した試合後のインタビューについても「ジョークまでワールドクラス」「あのユーモアは素晴らしい」「ワードセンスが最高」「軽くウインクして流す感じも名選手」と反響を呼んでいた。
Read more「大変独裁的」告発者 東京女子医大元理事長・岩本絹子容疑者(78)背任容疑で逮捕 「一強体制」きっかけは2014年医療事故か(TBS NEWS DIG Powered by JNN) – Yahoo!ニュース
TBS NEWS DIG Powered by JNN 東京女子医科大学の元理事長の女がきょう、逮捕されました。捜査や大学の調査から浮かび上がってきたのは、容疑者の「独裁的」「一強体制」といった一面。その実態とは。 【写真で見る】「大変独裁的」告発者 東京女子医大元理事長・岩本絹子容疑者(78)背任容疑で逮捕 「一強体制」きっかけは2014年医療事故か 東京女子医科大 岩本絹子 元理事長(去年4月) 「新入生の皆さんも『至誠と愛』を深く理解し、日々の勉学や学生生活を励み、謙虚な心と感謝の気持ちを持ち続けてください」 東京女子医科大の岩本絹子元理事長(78)。去年4月、大学の入学式で「謙虚な心を持ち続けて」と話した9か月後のきょう。 記者 「東京女子医大の元理事長・岩本絹子容疑者を乗せた車が警視庁本部に到着しました」 背任の疑いで逮捕されました。 岩本容疑者は新校舎の建設工事をめぐり、一級建築士の男性(68)がコンサルティング業務を行っていないにもかかわらず、報酬としておよそ1億2000万円を支払い、大学側に損害を与えた疑いがもたれています。 警視庁によりますと、支払われていた報酬の一部が岩本容疑者に還流していたということです。 岩本容疑者はどんな人物なのか。2014年から2019年に大学の副理事長、その後は去年8月まで理事長を務めていましたが、告発状を提出した大学関係者はこう話します。 告発状を提出した大学関係者 「大変、独裁的である。独裁的であると思います」 大学の運営は、岩本容疑者による「独裁体制」、きっかけはある“医療事故”だったと振り返ります。 告発状を提出した大学関係者 「(2014年に)プロポフォールの過量投与によって、小児がまた亡くなってしまった。(この直後)副理事長になられ、ご自身で経営統括部というものを設立されて、いろんな権力というか、ものであったり人事であったりとか、そういったものを自分たちが監視するという機構を作られた」 2014年に東京女子医大に入院していた当時2歳の男の子が麻酔薬「プロポフォール」を大量投与されて死亡。この事件をきっかけに大学は厳しい経営状況に置かれ、当時、副理事長の岩本容疑者が人事や経理などの管理を行う「経営統括部」を設立、2019年に大学の理事長にも就任し、「一強体制」が確立されたといいます。 告発状を提出した大学関係者 「岩本先生が『これをやるんだ』と言ったことに対しては、おそらくノーと言えないんだなと」 これは告発された直後の臨時総会の音声です。岩本容疑者は関与を否定しています。 岩本絹子 容疑者(おととし4月) 「大学と至誠会(同窓会組織)に対し、何か損害を与えるというようなことは、100%、200%あり得ません」 こうした中、去年3月。警視庁が大学本部などの家宅捜索に踏み切り、これを受け、大学では第三者委員会が立ち上がりました。 第三者委員会(去年8月)…
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