1月22日午後8時過ぎ、JR長野駅前で男女3人が男に刃物で刺されこのうち男性1人が死亡した。刺した男は刃物を持ったまま逃走している。通報者は「バス停から女性の悲鳴が聞こえた。バス待ちの集団から犯人が刃物を持って出てくるところを見た」などと当時の緊迫した状況を語った。
長野駅前で男女3人を刺し逃走
1月22日午後8時頃、JR長野駅前で、男性2人と女性1人が男に刃物で刺された。
警察と消防によると、このうち40代の男性が左の脇腹を刺され心肺停止の状態で搬送されたが、午後10時14分に死亡が確認された。
警察は亡くなったのは長野市の会社員の49歳男性と発表した。
この記事の画像(8枚)30代の男性も背中から右の肺のあたりを刺されたが意識はあるという。また、40代の女性も背中を刺されたが、軽いけがをしたという。
通報者「バス停から女性の悲鳴が」
警察によると、刺した男は刃物を持ったまま歩いて逃げたという。
110番通報した人は「バス停から女性の悲鳴が聞こえた。バス待ちの集団から犯人が刃物を持って出てくるところを見た。刃物を振り回しているように見えた。エスカレーターの下で心臓マッサージを受けている人もいて、意識はなかった。医師ですという人が処置していた。犯人の動きを見る限り、次の人を探している感じがあった。子どもと自分の身を守るので精一杯でした」 と当時の緊迫した状況を語った。
また目撃者は、「血の海でした。(刺された人は)意識ないです。担架にのっている時は手をぶらーんとしていた。え、まじかというのが第一印象。駅前で怖い」と話した。
逃走した男の特徴は
男は40代くらいでやせ形、身長は165センチから175センチくらい。ジャンパーに長ズボン、メガネを着用。
白いタオルかバンダナのようなものを頭にかぶっていたという。
被害者はバスを待っていた際に襲われたとみられ、「犯人とは面識が無い」と話しているという。
警察は通り魔の可能性もあるとみて、殺人事件として逃げた男の行方を追っている。
(長野放送)
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