SF映画の金字塔『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のPART1からPART3の新吹き替え版が2月7日から3週連続、日本テレビ系「金曜ロードショー」(午後9時〜)で放送される。
2022年10月、本作で主人公マーティ・マクフライを演じたマイケル・J・フォックスさんと、友人の科学者ドクを演じたクリストファー・ロイドさんが2人揃ってアメリカ・ニューヨークの「コミコン」でファンの前に現れ、話題になったことがあった。
動画ではフォックスさんが先にステージに登場。一度ソファに腰掛けるも、ロイドさんが登場すると立ち上がってそばへ。肩を抱き合い、フォックスさんがロイドさんの胸に頭を寄せ、手を取り合う場面もある。
お互いへの思いが伝わるようで、ファンからは「美しい」「私のヒーロー」などと感激の声が上がっている。
フォックスさんは『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』公開の翌年、1991年にパーキンソン病と診断された。神経系の疾患で、体が動かしにくくなるなどの症状が出る病気だ。
動画では少し体が動かしづらそうな場面もあるが、元気そうな姿を見せている。
ニューヨーク・コミコンに登場したクリストファー・ロイドさん(左)とマイケル・J・フォックスさん
今回の再会について、ロイドさんはインスタグラムで報告。フォックスさんや、コミコンに訪れている人たちに感謝した上で、作品中の台詞にちなみ、「This is heavy!」とコメントした。
アメリカのテレビ局SYFYによると、イベントで2人は映画撮影当時を振り返り、ロイドさんは「最初のシーンから相性が良かった」などと振り返り、「それは3作通して続いた」「そして今も続いている」と話した。
フォックスさんは、パーキンソン病になったことで、人を助けるということが人生に新しく深い意味を与えるようになったと説明。「これは与えられたものなんだ」などとコメントしたという。
(この記事は2022年10月の記事を再編集・加筆しています)