北海道では記録的な大雪となり、バスの運休や車の立往生などが相次いでいます。
2月4日、大雪による各地の影響です。
急速に発達している低気圧の影響で、北海道の太平洋側では記録的な大雪となり、帯広市ではわずか半日で1メートル以上、積雪が増えました。
午前9時すぎに帯広市でNHKの職員が撮影した画像です。降り積もった雪の影響で車が道路で立往生している様子がわかります。撮影した職員によりますと救急隊員が車を押して雪から抜け出すのを手伝っていたということです。撮影した職員は「車道を歩かざるをえなかったが、いつもは徒歩で40分のところを1時間以上かかった」と話していました。帯広市や音更町などを管轄する帯広警察署によりますと、4日午前8時半時点で「雪に埋まって車が出られない」といった立往生に関する通報が、およそ20件寄せられているということです。
帯広市はホームページで道路の除雪状況などを確認できるとした上で、不要不急の外出は控えるよう呼びかけています。
北海道中央バス 札幌市と帯広市や釧路市を結ぶ高速バス 全便運休
北海道バス
札幌市と帯広市や釧路市を結ぶ高速バス 全便運休
くしろバス
釧路市内の路線バスは始発から全便が運休 運行の見通しは立たず
十勝バス、北海道拓殖バス
帯広市内の路線バス、帯広空港と各地を結ぶ連絡バス 終日運休
帯広空港 滑走路を閉鎖して、20台以上の除雪車で作業行うも完了のめどたたず。 このため、4日は帯広と羽田を結ぶ5往復10便がすべて欠航。
釧路空港
午後1時ごろまで除雪のため滑走路が閉鎖される見通し 新千歳や羽田などとを結ぶ12便の欠航が決まっています。
稚内空港
空港につながる道路が吹雪で通行止めとなっている影響で、新千歳や羽田と結ぶ6便すべての欠航。
(空港を運営する北海道エアポートなどによる)