本州の南岸を低気圧が通過する「南岸低気圧」の影響で、2日は関東甲信の山沿いを中心に大雪となり、東京23区などの平地でも雪が積もるおそれがあります。まだ予報には幅がありますが、積雪や路面の凍結による交通への影響に十分注意してください。
気象庁によりますと、前線を伴った低気圧が2日にかけて本州の南岸を東へ進み、寒気が流れ込む見込みです。この「南岸低気圧」の影響で、関東甲信の山沿いを中心に大雪となり、東京23区などの平地でも雪が積もるおそれがあります。2日昼までの24時間に降る雪の量は、いずれも多いところで▽甲信で10センチ▽箱根で5センチ▽多摩地方や秩父地方で2センチ▽東京23区など関東南部の平地と関東北部でそれぞれ1センチと予想されています。その後、3日昼までの24時間に降る雪の量は、▽甲信と箱根で10センチ▽多摩地方や秩父地方、それに関東北部の山沿いで5センチ▽東京23区など関東南部の平地で4センチ▽関東北部の平地で3センチと予想されています。ただ、予想される雪の量や降る時間帯については幅が大きいということで、最新の情報を確認するようにしてください。東京23区などに雪が積もると、鉄道などの公共交通機関に影響が出るおそれがあります。
雪にならなくても路面が凍結するおそれもあり、十分注意してください。
1日正午前の「気象情報」で放送した気象解説です。
※動画は1分58秒 データ放送ではご覧になれません。