【欧州・海外サッカーニュース】カラバオカップ準決勝2ndレグが現地時間2月6日に行われ、リヴァプールとトッテナムが対戦した。
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1stレグではトッテナムが1-0で勝利。1点のリードを持って敵地、アンフィールドに乗り込んだ。
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試合は序盤からホーム、リヴァプールのペースで進む。ボールを保持して攻め込み、失ったあとは素早い切り替えからプレスを掛けてボールを回収。トッテナムはなかなか攻撃に転じられず、守勢に回る時間が長くなる。
29分にはコーディ・ガクポのクロスから、中央のダルウィン・ヌニェスがヘディングでシュートを放つが、これはGKアントニーン・キンスキーの正面。その1分後にはモハメド・サラーのスルーパスからドミニク・ソボスライがネットを揺らしたものの、オフサイドの判定となった。
試合が動いたのは33分。トッテナムが自陣でパスミスからボールを失うと、奪ったライアン・フラーフェンベルフが右サイドのサラーへ展開する。左足アウトサイドでクロスを上げると、逆サイドで待ち構えていたガクポがボレーシュートで叩き込み、リヴァプールが先制に成功。2試合合計で試合を振り出しに戻した。続く44分にはガクポのクロスにサラーがボレーで合わせたが、キンスキーの好セーブでなんとかしのいだ。
後半に入り49分、カウンターからサラーがスルーパスを送り、抜け出したヌニェスがキンスキーと交錯。リヴァプールにPKが与えられると、サラーが冷静に左上に突き刺し、2試合合計で逆転に成功した。
その後もフラーフェンベルフがポスト直撃のミドルシュートを放つなど、リヴァプールのチャンスシーンが続く。75分にはトッテナムのプレスが緩んだ隙にアレクシス・マカリステルがドリブルで持ち運び、コナー・ブラッドリーへパス。さらにワンタッチでソボスライへとつないで中央を崩すと、GKとの1対1を制して3点目をゲットした。
トッテナムは78分に冬の新加入選手、マティス・テルのスルーパスからソン・フンミンが抜け出し、ドリブル突破から左足で強烈なシュートを放ったが、惜しくもクロスバーに当たってしまう。トッテナムの決定機は、試合を通じてこの1回。80分にはコーナーキックからフィルジル・ファン・ダイクがゴールを決め、リヴァプールがダメ押しの4点目。ホームの2ndレグで4-0、2試合合計4-1でリヴァプールの決勝進出が決まった。なお、リヴァプールの遠藤航はベンチ入りしたものの出場機会はなかった。
決勝は3月16日にウェンブリー・スタジアムで開催。リヴァプールとニューカッスルが対戦する。
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