＜大相撲一月場所＞◇十日目◇21日◇東京・両国国技館

【映像】相撲ファン“大爆笑”のファイティングポーズ

関脇・若元春（荒汐）と前頭四枚目・宇良（木瀬）の一番で、宇良が突如“ファイティングポーズ”を取る珍場面があった。宇良の予想外の動きに館内は大いに沸き、「ごめん笑ったw」「なんだそのポーズw」と視聴者も盛り上がった。

人気力士が“魅せる相撲”で注目を集めた。立ち合い左に動いた宇良。後ろについた若元春に押されるも、宇良は素早く回り込んで危機を脱出。さらに機敏に動いた宇良は相手から距離を取ると、両腕を前に出してファイティングポーズのような格好になった。若元春も一瞬困惑したのか「え？」と言わんばかりに少しの動揺が伺えたが、観客は大盛り上がりで拍手と歓声が沸いた。だがその後は宇良は若元春に捕まえられ、押し倒されて惜しくも黒星を喫した。敗れた宇良は5敗目。勝った若元春は3勝目を挙げた。

宇良の予想外の攻めに、ABEMAで解説を務めた元横綱・大乃国の芝田山親方は「沸きますよね、これね。まあ、土俵の中は運動会の会場じゃないんですけどね、そんな感じですよね」と興奮気味にコメント。同じく実況を務めた髙橋大輔アナウンサーが「宇良はいわゆるセオリーではない動きが多いですよね」と話すと、芝田山親方は「そうなんです」と頷き、“ファイティングポーズ”のような場面の VTRを見ながら「脇を締めて、フェイントをかけていった」と振り返った。

惜しくも敗れたものの観客を沸かせた宇良。取組中の“ファイティングポーズ”も反響を呼び、ファンは「ごめん笑ったw」「なんだそのポーズw」「最高のエンターテイナー」「これ伝説だろw」「何で拳を握るんだよ宇良ｗ」「チャーミング過ぎるw」と爆笑の渦に包まれた。

（ABEMA/大相撲チャンネル）