横浜流星“蔦重”が商才を発揮していく様子にワクワクする一方で不穏な目つきをする人物<べらぼう>(WEBザテレビジョン) – Yahoo!ニュース

蔦重(横浜流星)が新たな本作りに夢中になる

横浜流星が主演を務める大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)の第3回「千客万来『一目千本』」が1月19日に放送。蔦重(横浜)が吉原に客を呼ぶため、さらに策を練る様子が描かれた。(以下、ネタバレを含みます) 【写真】蔦重(横浜流星)につかみかかる駿河屋(高橋克実) ■数々の浮世絵師らを世に送り出した“江戸のメディア王”の波乱の生涯を描く 本作は、18世紀半ば、町民文化が花開き大都市へと発展した江戸を舞台に、“江戸のメディア王”にまで成り上がった“蔦重”こと蔦屋重三郎の波乱万丈の生涯を描く痛快エンターテイメントドラマ。 蔦重はその人生の中で浮世絵師の喜多川歌麿、葛飾北斎、山東京伝らを見い出し、また日本史上最大の謎のひとつといわれる“東洲斎写楽”を世に送り出すことになる。 蔦重の幼なじみの花魁・花の井役で小芝風花、蔦重に影響を与える“希代の天才”平賀源内役で安田顕、幕府“新時代”を目指す権力者・田沼意次役で渡辺謙が出演。 ■吉原に客を呼ぶため、新たな“本”を作る蔦重 蔦重が奔走した吉原の案内本「吉原細見」の評判はよかったが、肝心の客が戻ることはなかった。そんななか、恩人の女郎で亡き朝顔(愛希れいか)がいた女郎屋・二文字屋の女将きく(かたせ梨乃)が見世をたたむと言う。 二文字屋を守りたい蔦重は、花の井の力を借りることに。花の井は、長谷川平蔵(中村隼人)に、人々から金を募って作る、女郎の絵姿を集めた入銀本で「本の頭」(※冒頭のこと)になりたいと頼み、50両を用意させた。 平蔵の金をきくに渡した蔦重は、“でっちあげ”の企画で始まった入銀本を形にしていく。女郎たちをあおって金を出させることに成功。女郎屋や引手茶屋の主人たちには平蔵のアイデアだと話して、自分たちが金を出すことはない主人たちは製作に賛成した。 ただ一人、蔦重が働く駿河屋(高橋克実)だけは激怒し、蔦重を家から追い出した。それでも蔦重は二文字屋の空き部屋を借り、入銀本を作り始める。 ■本作りの楽しさを知る蔦重 金を用意した120人の女郎たちを、花に見立てることを思い付いた蔦重。二文字屋の女郎たちに製本を協力してもらいながら、本が完成する。蔦重は感慨深げに出来上がったばかりの本を眺め、徹夜で大変ではあったがその楽しさは格別で、「夢ん中にいるみてぇだ」と満面の笑みを浮かべた。 「一目千本」と名付けられた入銀本は大評判となり、半月後には吉原に客があふれかえった。 駿河屋が蔦重の本作りに反対したのは、いずれ自分の引手茶屋を蔦重に継がせることを考えていたから。知恵も度胸もあって、自分がなんとかしないとという熱い思いを持った蔦重の商才を、実は誰よりも分かっているのだ。 女郎たちの特徴から花に見立てること、また女郎屋だけでなく髪結い床や茶店など男たちが集まる場所に本を置いてもらうという、いまでいう“サンプルプロモーション”をするアイデア。本を作るだけでなく、それを最大限に生かそうとする蔦重の商才が発揮されていく様子にワクワクした。また、絵師や彫師、摺師の仕事ぶりも合わせて製本の過程が見られたのも興味深い。 なにより本作りの楽しさに目覚める蔦重の顔がすばらしかった。SNSには「蔦重は応援したくなる主人公」「蔦重の今後の道を感じさせた」「本作りのシーンは見ててワクワクする」「今の時代のビジネスにも通ずることがたくさんあって面白いなー」といった反響が寄せられた。 ラスト、地本問屋の鱗形屋(片岡愛之助)が「一目千本」の成功に、鋭い目つきを見せた。蔦重の才覚が波乱を巻き起こしそうだ。 ◆文=ザテレビジョンドラマ部

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