ゴール後、走り回っていた久保建英(C)Getty Images
13日のラ・リーガ第19節、レアル・ソシエダは本拠地レアレ・アレナでのビジャレアル戦に1-0で勝利した。決勝点を決めたMF久保建英は、サポーターに勝利を捧げている。 【動画】久保建英がゴール! 久保が久保らしさあふれる、極上のゴラッソ(ファインゴール)を決めた。 スコアレスで迎えた51分、MFミケル・オヤルサバルのロングボールを敵陣で受けた久保は、MFダニ・パレホのファウル覚悟のチェイスを物ともせず、そのまま50~60メートルを駆け抜けえボックス内に侵入。ボックス内で、前を走り止めようとするDFキコ・フェメニアを、絶妙な左足アウトサイドのボールコントロールでいとも簡単に抜き去りシュートコースをつくると、間髪入れず左足を振り抜いてGKルイス・ジュニオールを破った。ソシエダは久保が決めた虎の子の1点を最後まで守り、ラ・リーガ3試合ぶりの勝利を飾っている。 試合後、チームメートともにサポーターと勝利の喜びを分かち合い、その後スペイン『モビスタール・プルス』とのフラッシュインタビューに応じた久保は、まず「インタビューは手短にお願いします。木曜にはもう次の試合が控えているんで(笑)」とジョークを飛ばした。そして、月曜夜に開催された試合にもかかわらず、スタジアムまで観戦に訪れたサポーターたちに感謝を述べている。 「本当にうれしいです。日程的には最悪ですけどサポーターは僕たちを応援し続けてくれます。月曜の9時だというのに、2万人もの人たちが来てくれましたね。自分がサポーターだったら、おそらくここに来てはいないでしょう。ここまで来てくれた人たち、テレビで応援してくれた人たちに感謝をします。この勝利はサポーターのものです」 久保はまた、自身のゴールを次のように振り返った。 「まずマイク(オヤルサバル)にパスを出すよう求めて、出してくれた後はダニ(・パレホ)に先んじてボールを取ろうとしました。その後、誰か分かりませんが前に立ち塞がってきたので少し止まってかわして、あとは落ち着き払ってシュートを決めるだけでした。たぶん、ゴールを決める前より決めた後の方が走ってましたね(笑)」 「オヤルサバルのロングボールも良かった? マイクは色々な能力を持っていますからね。まるで6番の選手……ボランチのようでもあって、僕のことを見たらパスを出してくれましたね」 なおこのフラッシュインタビューの終わり、インタビュアーは「短かったでしょう(笑)」と言い、久保は笑みを浮かべてその場から離れている。
*******
****************************************************************************
*******
****************************************************************************