栃木県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は、14日時点で1リットルあたり180円となり、去年の秋以来の高い水準が続いています。 国の委託を受けてガソリン価格を調査している石油情報センターによりますと、県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は、14日時点で先週より0.5円値上がりして、1リットルあたり180円となりました。 政府がガソリン価格を抑えるために、石油元売り各社に支給している補助金が先月下旬に縮小されたために値上がりしていて、県内の平均小売価格が180円台となるのは、去年の9月19日以来です。 このほか、ハイオクは1リットルあたり190.9円、軽油は157.9円、灯油の店頭価格は18リットルあたり2205円となり、いずれも先週より値上がりしました。 経済産業省によりますと、石油元売り各社に対する補助金は16日以降、1リットルあたりさらに5円程度縮小されるため、レギュラーガソリンの小売価格は185円程度に上昇する見通しだということです。