石破首相「為替は財務相間で議論継続」、トランプ氏との会見で説明 | ロイター

[7日 ロイター] – 石破茂首相は7日(日本時間8日)、日米首脳会談後の共同会見で、為替について「第1次トランプ政権時と同様に専門家である日米の財務大臣の間で緊密な議論を継続させていくことにした」と述べた。

これに先立つ先月29日、加藤勝信財務相とベッセント米財務長官はビデオ会談し、為替で緊密に協議していくことを確認した。2国間や主要7カ国(G7)、20カ国・地域(G20)など多国間で議論されている諸課題について日米間でより一層緊密に連携していくことも申し合わせた もっと見る

トランプ氏が掲げる減税政策や関税政策、移民政策はインフレ、米金利上昇、ドル高につながりやすいとみられている。今後の為替の動向を巡り、市場参加者はトランプ氏のマクロ経済政策を注目している。

石破首相は2月6─8日の日程で米国を訪問し、ワシントンでトランプ大統領と会談した。トランプ氏との間で個人的な信頼関係を構築するのが大きな狙い。安全保障や経済、国際情勢など幅広い分野の認識を一致させ、日米関係をさらなる高みに引き上げる機会にしたいとしていた。

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