米 グラミー賞 チェロ奏者 松本エルさん参加の作品も受賞 | NHK

アメリカ音楽界で最高の栄誉とされるグラミー賞の授賞式がロサンゼルスで行われ、「最優秀ニューエイジ/アンビエント/チャント・アルバム賞」にチェロ奏者の松本エルさんが参加した作品が選ばれました。

第67回グラミー賞の授賞式は2日にロサンゼルスで行われ、各賞が発表されました。このうち「最優秀ニューエイジ/アンビエント/チャント・アルバム賞」に、チェロ奏者の松本エルさんがワウター・ケラーマンさん、チャンドリカ・タンドンさんと発表した作品「Triveni」が選ばれました。松本さんは2022年にもみずからが参加した作品が最優秀クラシック・ソロ・ボーカル・アルバム賞を受賞しています。また主要な賞では▽最優秀レコード賞と最優秀楽曲賞にケンドリック・ラマーさんの「Not Like Us」▽最優秀アルバム賞にビヨンセさんの「カウボーイ・カーター」が選ばれました。今回のグラミー賞では先月に発生した大規模な山火事を受けてブルーノ・マーズさんとレディー・ガガさんが「夢のカリフォルニア」を歌うなどロサンゼルスを応援する数々のパフォーマンスが披露され、授賞式の間に被災者支援の寄付として700万ドル、日本円で10億円余りが集まったと発表されました。

また、司会を務めた南アフリカ出身の人気コメディアン、トレバー・ノアさんが「ワシントンでいくつかのことが変わったのでこの国で司会ができるのはこれが最後かもしれない」とジョークを飛ばすなど、出席者からはトランプ大統領を意識した発言も目立ちました。

ページの先頭へ戻る

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *