第73回別府大分毎日マラソン大会が2日に行われ、今年の箱根駅伝で5区の区間新記録をマークし初マラソンに臨んだ若林宏樹(青山学院大)は、2時間6分7秒で日本勢トップの2位に入った。 【写真まとめ】ノーベル賞の教授も走った!別大マラソン 若林はかねて大学卒業とともに競技の第一線から退く意向を示している。X(ツイッター)では「やめないでほしい」など、若林に対して惜別の思いを語る投稿が相次いだ。 フィニッシュ後には「若林くんラストランお疲れ様でした」といったねぎらう声があふれた中で「若林、絶対陸上辞めないで」と素直に思いをぶつけるファンや、「まだまだ見ていたい」という声も多く見られた。 一方で、「若林には引退撤回してほしい気持ちがある半面、このまま神様で終わってほしい」「もったいない気もするけど本人の意思を尊重してお疲れさまとねぎらいたい」といった投稿もあった。 陸上ファンたちの間でも、新たに記録を樹立した「4代目・山の神」の引退に、さまざまな感情が揺れ動いているようだ。 若林は青学大を卒業後、大手生命保険会社に一般就職する予定。レース後の記者会見でも「たとえ世界と戦える結果であっても競技には区切りをつける」と改めて現役引退を強調した。【高橋広之】
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