香川 国際ハーフマラソンで太田智樹が優勝 日本選手初の59分台 | NHK

2025年2月2日 19時36分 #陸上競技(マラソン)

国内外のトップ選手が集まるハーフマラソンの国際大会が香川県丸亀市で開かれ、男子は、太田智樹選手が日本選手で初めて1時間を切る59分27秒の日本新記録をマークしました。

ことしで77回目を迎える「香川丸亀国際ハーフマラソン」には、国内外のトップ選手のほか、全国から集った市民ランナーなどおよそ8600人が参加しました。男子のレースは、序盤からハイペースで進む中、パリオリンピック、陸上の10000メートルで決勝に進んだ太田智樹選手と、駒沢大4年の篠原倖太朗選手がトップ争いを繰り広げました。2人は、終盤20キロ地点までほとんど同じ通過タイムでしたがゴール地点のスタジアムに入る直前、太田選手がスパートをかけ、篠原選手も必死に食らいつきますが、あと一歩及ばず、太田選手が日本記録を33秒更新する59分27秒で3位でフィニッシュしました。3秒差の4位でフィニッシュした篠原選手のタイムも、これまでの日本記録を更新する59分30秒で、2人が同時に日本選手で初めて1時間を切って、59分台をマークしました。

太田選手は「周りの多くの方に期待していただいて、1時間を切れたことはほっとしています。日本記録を出せたことは自信につながりますし、これをきっかけに長距離が盛り上がってくれればと思います」と話していました。

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